本釣亭日乗2

2022.7.22にt-cupブログの閉鎖に伴い2011.4月からの記事をこちらに引っ越してきました。

ストロッピング(追記あり)

2016-11-25 00:10:00 | 調理用具




先日、友人のY君から良い物をもらいました!










革砥。

昔、床屋さんへ行くと皮のベルトみたいなので剃刀を研いでましたよね。

あれと同じ原理のようです。

↑角材に表革を張ってあります。(手作り)

これに白棒という研磨剤をすこ~し塗布して刃物を背のほうから何度かこすり付けてやると・・・

\(◎o◎)/!驚異の切れ味!


ストロッピングというらしいです。








↑裏には裏革(スウェード)が貼ってあります。

こちらには少~し油を染み込ませてやります。

そして何度か同様に・・・

更に\(◎o◎)/!驚異の切れ味!




★★★以下追記★★★

ブログ記事見たY君から指摘あり!


「使い方が違うよ~!まず裏革にオイル。そして白棒。研ぎ。続いて表革オイルそして研ぎ(刃先を整える)。オイルは革切れ防止のため塗布。毎回塗る必要はなし。(年2~3回で大丈夫)


とのことです。

ご指摘ありがとうございます。
ここに追記訂正させていただきます。


★★★★★★★★★★★★







シャプトンの2000番で刺身包丁サクッと研いでスッスッスッ~とストロッピング。



こりゃスゴイ!

ハマりますよ。


こちらが非常に参考になります。

↓↓↓
https://www.youtube.com/channel/UCZkq6PkauqM-3xJqm9mT9lA












で、ちょっと時間たっちゃいましたが・・・先日の釣果捌いたときの写真です。

スミイカのお造り。

5枚に削いでツバキの花。中心はイクラじゃなくて筋子なのはご愛嬌。








鉄鍋おやじさんから頂いたレッド・アイ。

4日間熟成。

薄造りはまだまだ下手ですねぇ。

しかし、味は流石の大関。(横綱は虎)






(おまけ)




ハゼ釣りタイムの外道に釣れた・・・

シログチの冷蔵庫一夜干し。

美味なり。




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溜まっていた読書のまとめをまとめて書いたよ。

2016-11-20 04:17:00 | 




こんばんは。


10月から11月にかけては自分的には結構釣りに行けまして、(その後行けてませんが・汗)その反動?という訳ではありませんが、読書量はイマイチでした・・・




本日のところは、10月分読書のまとめを以下に・・・











2016年10月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1132ページ
ナイス数:14ナイス




イケナイ宝箱―ようこそ鬱の世界へイケナイ宝箱―ようこそ鬱の世界へ感想

(ameba books)永らく著者のゆる~いファンだった。日本全国をオートバイで回り、インドを放浪し、次は何処へと、思っていたら「あちら側」へ行っていたお話し。鬱になる過程をこんなに克明に再現できるとは凄いの一言に尽きる。「オレは発狂する」の章の恐ろしさといったら!精神科医との対話「鬱にならない人の特徴」に納得。(物事を好き嫌いでパッと決める、私自身は若い頃はそうではなかったが、現在はそんな人になりました。)過剰なまでの自意識とデリカシー、押さえても書かずにいられない意欲、こういう体験をして初めて作品に昇華されてくるのだと納得。

読了日:10月20日 著者:素樹文生



つれ釣れなるままに (ちくま文庫)つれ釣れなるままに (ちくま文庫)感想

小津安二郎の「東京物語」に助監督として携わった著者は、30年後に伝説の漁師を描いた「秘伝」で第90回直木賞を受賞する。この作品に実名で登場する竹岡の漁師「名人源内」について書かれた章や突きん棒漁について書かれた章は出色。(他は結構寄せ集め感もありますが)環境破壊やコマセ釣りへの嫌悪を露にする旗手として頑張っていらっしゃいました。著者の小津安二郎との仕事について書かれた「絢爛たる影絵」もとても良い作品でしたよ。

読了日:10月15日 著者:高橋治



そんなこと、気にするな (廣済堂新書)そんなこと、気にするな (廣済堂新書)感想

他の桜井本で読んだような内容がチラホラ・・・冗長、と思っていたらばいきなり琴線に触れる部分があったり。不思議な方です。基本、桜井さんは変わらないのだと思いますが、編集者によってどのような本が出来上がるのかは大きく変わってゆくのかな。「どうせ避けて通れない苦しみなら、いっそ楽しんでしまったほうがよほどうまくいく」この精神はとても役に立ちそうなので座右の銘に列挙させていただくこととします。

読了日:10月5日 著者:桜井章一



大衆芸能ざんまい―娯楽・極楽・お道楽〈しょの4〉 (中公文庫)大衆芸能ざんまい―娯楽・極楽・お道楽〈しょの4〉 (中公文庫)感想

大衆芸能史の貴重な記録。お笑い芸人たちの日常が垣間見えます。テレビを見ていると何でこの人、人気を保ち続けてるのかなという芸人さんがいますが、テレビに現れるのは彼らのほんの一面であることがよく分かりました。当然ながら、舞台、高座を金を払って観ていない人には分かりませんが、 生き残っていく人たちに共通するのは芸の確かさ。これは間違いないことなのだと思います。巻末の私的大衆芸能13年史も良かったです。

読了日:10月5日 著者:高田文夫




読書メーター









実は・・・読書メーターに9月分のまとめをする前に消されちゃいまして、こちらに自家製まとめを載せておきます・・・









2016年9月の読書メーター
読んだ本の数6冊



新宿スペースインベーダ―昭和少年凸凹伝(新潮文庫)の感想

画像不在

意外や大当たり。現在アラフィフ男子世代にはど真ん中でした。雑誌「昭和40年男」の世界。当時の小学生流行事情だけでなく、心持ちまで再現して見せた記憶力と筆力には脱帽。(冬でも心意気としては半袖・半ズボン。ギリギリ許されるのはナイロンのウインドブレーカー、とかね。)第九章「ぴょこたん」には泣けたなぁ。こういう切ない気持ちを書き表すことができるのは玉袋さん、相当な才能をお持ちのお方なのですね。。

読了日:9月25日 著者:玉袋筋太郎






弱いロボット (シリーズ ケアをひらく)の感想
弱いロボット (シリーズ ケアをひらく)岡田 美智男

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この本は医学書院の「ケアをひらく」というシリーズの一冊。深い一冊。なぜホンダのアシモの歩行が魅力的なのか、自動販売機が発する「アリガトウゴザイマシタ」が有難味がないのか、国費でロボット研究をしていた元ATR(国際電気通信基礎技術研究所)職員の著者が分かりやすく説明。結局は全てがコミュニケーションに帰結。開発した数々のロボット(と、呼んでよいのか?)はいわば五体不満足なわけだが、そこに大きなコミニュケーションの秘密が隠されていたとは!万人におススメ。日本もまだ捨てたもんじゃない。

読了日:9月20日
著者:岡田美智男





大富豪アニキの教えの感想
大富豪アニキの教え兄貴(丸尾孝俊)

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なかなか面白かった。自己啓発本を読むつもりは無かったのですが、豪快な語り口が嫌悪感を払拭してくれました。アニキの教えは確かに良いことを色々言ってはいるが、小市民には実践はなかなか困難!だからこそ実際に実行しているアニキはサワヤカなんでしょうが・・・。この本にはちょっとした仕掛けがあって、最後まで読むと「えっ!?」となるようになっていますよ。

読了日:9月20日 著者:兄貴(丸尾孝俊)





半七捕物帳〈2〉 (光文社時代小説文庫)の感想
半七捕物帳〈2〉 (光文社時代小説文庫)岡本 綺堂

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相変わらず安定の面白さ!(これを言ったら怒られそうなんで小さな声で。)会社の昼寝前読書に適した本、10分間で深く眠るために様々なポイントがあるんですが、①面白すぎず(ハラハラ・ドキドキしすぎないということ)②つまらなすぎず③適度なところで節目のある文章④程よい厚み(大変失礼ながら枕にさせていただきますバチアタリ。)すべてを満たしているのだ。しかし、読んでいた本、最後の一編途中で落丁していて大ショック!ばちが当たったぁ~。

読了日:9月10日 著者:岡本綺堂


ガセネッタ&シモネッタ (文春文庫)
ガセネッタ&シモネッタ (文春文庫)米原 万里

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ロシア語通訳から作家に転身した米原万里初読。どんなガセネタと下ネタが出てくるのか?と、おもったらなかなか奥の深いエッセイ集でした。同時通訳という職業の凄さもさることながら、今は無きソ連という国の理念の凄さには恐れ入った。(あくまで理念ね。)社会主義国の内情はこちら側にはほとんど知られてはいないが、考え方は素晴らしいものがある。人間に馴染むかどうかは別にして。そんな部分を覗かせてくれる小窓のような快作でした。

読了日:9月5日 著者:米原万里


人生論ノート (新潮文庫)
人生論ノート (新潮文庫)三木 清

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かつての学生必読の書、ということでしばしばその名は目にしていた哲学者であり、社会評論家でもある三木清の「人生論ノート」。手に入れ読み始めると、150頁ほどの薄い本ながら中々読了できずにいた。読者におもねるところなく持論を言い放っているようにも思えるが、正直なところ私の読解力だと気軽に読める本ではなかった。いくつかの「金言」に対してページをドッグイヤーしてみたが、再び開くのには随分と時間がかかりそうだ。

読了日:9月1日 著者:三木清







イカ・ストックで食いつないでおりまして、イカ料理関連はまた投稿いたします!

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2016第七回濱生カップ参戦記

2016-11-04 22:42:00 | マゴチ

こんばんは(笑)


平成28年11月3日(木)

東京湾の修行系総本山・濱生丸の年に一度の祭典「濱生カップ」に参加してまいりました。

マゴチ30点(50㎝以上は体長=ポイント)・ヒラメ10点・スミイカ10点・シリヤケ0点・ハゼ2点・挫折禁止!!

何時ものルールで、早いもので第七回。

ウチ●も第二回の初参加より6年間、(第3回は都合により欠場)お世話になっております。



例年26名程度の参加者の中で、第四回(2012年)の19位を最高にそれ以降は23位、25位と進化どころか下り坂の成績となっております(汗)

取れるところでしっかりポイントを稼ぐのがセオリー(イカ・ハゼ)。コチはそれこそ運にも左右される要素ありありですから。(座席の抽選、大きさなどは如何ともできません。)





5:30座席の抽選


前半スミイカ右前 6番

後半ハゼ・コチ左後ろ 24番 となりました。


「潮来ちゃうから急いで!」

5:55 船長に急き立てられてあわただしく出船。

12:45の干潮挟んで午前は下げ、午後は上げ潮です。

風は若干西よりの北で、昼から強く吹く予報・・・

ベテラン勢は敢えてミヨシ回避してますが、果たして吉と出るか??







スミイカ、近場で開始するようです。

朝方は雨予報だったのですが、どうやら天気は良さそう。

6:15 いよいよ開戦です。




右に鉄鍋おやじさん、左にN名人。

平日釣行オンリーのウチ●はこの人数が最大の難関!?


まだ上げ潮が残っているようです。

ひと流し目から各地でオマツリ発生。


ウチ●もシャクリ中に感じた違和感に巻き上げると確かにオマツリ・・・が、マイテンヤに小さ~いスミイカ乗ってるじゃありませんか!

鉄鍋おやじさんスミマセン(笑)




その後何とかオマツリ回避しつつ地味~に乗せていきます。

オマツリ頻発させるとスッテ外せ令が出ますからそ~っとね。


右胴の間では先生が男気全開で乗せていきます。

N名人はこんな日でもなけりゃ胴の間で釣りしてる姿を見たことありませんから、胴の間に調子狂っている様子(笑)









潮止まりまでに3杯。


その後マッタリした時間ありましたが、忘れたころに怒涛の3連荘(驚)

11時の木更津ハゼ開始に向け、東京湾を転々と北上。







張り出しにこんなに竿が。





結局スミイカ午前の部はウチ●6杯と大健闘。

果たして第二ラウンドハゼは・・・

木更津港を目指す途中で恒例の席替え。

いつもながら慌ただしい時間ですが、期分も新たに頑張ります。






ハゼ、木更津港内でやりましたが、難易度高かったなぁ~。





結果申し上げますと「9尾」。

とほほ・・・です。



置いといても、誘っても明確なアタリは出ません。

違いの分かる方々は結構コンスタントに上げてます。

N名人が十数尾釣る間にウチ●はスレで1尾(汗)





この釣りに関してはホントに恐ろしい位巧拙が反映されます。

正午ごろに切り上げの予定が、船長もエサ不足を心配して大幅延長。

本来、大会では決してアドバイスはしない船長もウチ●他の惨状を見かねて遂にアドバイス。


「糸は弛ませとけ!」「マイナステンション!」

「10秒に一回しゃくれ!」「それだけやればだれでも釣れるぞ!」



あら不思議。ホントにその後は釣れ始めました。

ただ、ハゼのやる気は低調なのは間違いないようでほとんど居喰い。ブルブルッと大きなアタリは出ませんし途中でエサ離されちゃうことも多数。

ポイントによっては大型交じりのところもあったんですが、ウチ●が釣れ始めて以降は小型中心の場所。

やっと大きいの来たか!?と、思ったらイシモチだし。



12時後半まで粘ってもらったのにエサハゼ9尾・・・

この後のコチに甚だ不安を抱えたまま港外へ。



港外ではプレジャーボートが多数。

サワラか何か釣っているようです。






おっと、港外ですぐコチ始めると!?(汗)

ジール用意し、手持ちの一番大きいハゼ(大して大きくはないが。)ぶら下げて仕掛け降ろします。

しかし、もアタリ無く、すぐに船は南下。



潮なくマッタリしたコチ釣りに。

おまけに予報に反してベタ凪。

ベテラン勢もミヨシすわりゃよかった、とぼやくことしきり。

左大ドモのN名人は大きなハゼつけイカと戯れ。

コチ釣りで釣ったイカはポイント外ですよ(笑)


右側とミヨシ寄りは時々歓声上がり64㎝だ60㎝だのモンスター交じりでコチが取り込まれているようですが左後ろは静か・・・



それでもN名人、ハル父さん等ベテラン勢は何とかコチゲットし安堵の昼めし食ったりしてます。

ウチ●、鉄鍋おやじさん、デラ君・・・コチは釣れずにフグにかじられ続けました。






頑張ったんですが・・・割り当てありませんでした(泣)







一本への道は遠かった・・・




その後、猿島周りへ移動してスミイカ2回戦。






2回戦でも地味に乗せます。

結局この日は一日スッテありで通せました。

富岡沖では根のキツイところで根がかかり。

スッテ以下全損(泣)

最近の当りスッテとステイングレータイプ2ロスト。

これで先週買ったステイングレー全てロスト。(;´д`)トホホ



「あの山に陽が隠れたら終わりにします。」

船長がアナウンスしスカンポ畳みにかかったところでカサイさん最後に一杯乗せました・・・








10時間以上にわたる勝負は終わった。






橋くぐれるかな?


ギリギリくぐれました。







店に戻って表彰式。

直に結果発表。

改めて壁の魚拓に見入ります。


賞品も気になりますが。(金目のもの多数。金に換えられないものも多数。)







ドキドキの瞬間。






優勝はカサイさん。

第3回に続いて2度目の快挙。

皆さんの怨念のこもった(?)トロフィーを船長から授与されました。

最後の1杯が勝負を決めたようです。

優勝争いはタイトな勝負でした。


ウチ●はコチは釣れず、ハゼも9尾と低調。

しかし、スミイカは7杯と結構釣れて総合17位。

自分史上最高位!!

今シーズンは事前に2回スミイカ船に乗れたのが効いたかな!?






↑↑↑
賞品はこちら。小さくまとまっているようですが、こちらのお酒(十四代純米吟醸)目の玉が飛び出るくらいのプレミアがついていますよ!飲むのが楽しみやらもったいないやら。
PEも8本撚りの高価な品です。浜田屋さんのラーメン無料券とジャパニーズダイニング凪のボトル無料券はウレシイ参加賞ですね。

とても楽しく、長いのか短いのかよく分からない一日は終わり。




第三駐車場へ歩くころには日もとっぷり暮れていました・・・終






今年も船長並びにスタッフの皆様ありがとうございました。お疲れさまです。とても楽しく、やりがいのある大会でした。
また来年も頑張ります。よろしくお願いします。



次は忘年会ですね!

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