2015年春アニメの感想の続きです。なるべく簡単に。
◎「長門有希ちゃんの消失」(全16話)
総合評価3.5点(5点満点)
内気で少しドジっ娘な有希のラブコメで、宇宙人、未来人及び超能力者という設定も無さそうですから、回想で重複するシーンがあるとはいえ、「涼宮ハルヒの憂鬱」とは別物のスピンオフです。
ラブコメとしては普通でした。
全く別物として楽しむか、「憂鬱」ネタを見つけて楽しむか?。
後者を前提として制作されているのだと思いますが、個人的には「憂鬱」を意識しすぎると有希の変貌ぶりが嫌なので(「憂鬱」の有希が好きなので。)、半々で見ました。
なお、原作も劇場版も見ていません。
長門有希(cv茅原実里)、キョン(cv杉田智和)、朝倉涼子(cv桑谷夏子)、涼宮ハルヒ(cv平野綾)、古泉一樹(cv小野大輔)、朝比奈みくる(cv後藤邑子)、鶴屋さん(cv松岡由貴)、キョンの妹(cvあおきさやか)など。
○ 1話。ギャグっぽいラブコメ。コメディのときの表情とか、「涼宮ハルヒの憂鬱」よりもギャグっぽく、シリアスっぽさはなし。でも、「消失」と題名にあるからどこかの時点でシリアスになるのでしょう。ハルヒという遺産を抜きに考えれば、まずは普通に楽しめそうなラブコメ。ハルヒという遺産のことを考えると、有希のキャラが全く変わっていて、何これ、という感じ。
○ 2話。ハルヒ登場。ちょっと顔のデザインの違いに違和感があり、ふてぶてしさのない普通の顔みたいになっていましたが、直ぐに慣れるでしょう。ラブコメですね。
○ 4話。2話から登場のハルヒは目立ちます。有希はバレンタインチョコを朝倉に手伝ってもらって何とか作ったのに(溶かして型に入れ、ほんの少し飾っただけですが。)、ハルヒが市販の板チョコをキョンに渡しているところに部室に入り、ショックで落としてしまうとか、ただのラブコメじゃないですか。
○ 5話。有希は引っ込み思案過ぎ。ラッキースケベなどなど、いろいろあってキョンにチョコを渡せた有希。テーブルに座って、有希の前で食べるとは思いませんでしたが。
あっという間にホワイトデー、有希とハルヒへのお返しが同じものというのはどうなのかという旨ハルヒが言っていましたが、結局はキョンがラブコメの男子主人公だから。ただのラブコメじゃないですか。
○ 6話。弁当の、あ~ん、を希望。弁当を半分この方がハードルが高いからと言う有希の基準は意味不明。つまずいてキョンに抱き付いたとか、それらを朝倉に見られるとか。ただのラブコメじゃないですか。
○ 7話。ハルヒの思い付きで合宿決定。旅のしおりと各自の感想もハルヒが作成済み。意外と、実務もできるようで。
○ 8話。温泉。ハルヒがにぎやか。男子露店風呂にキョンのみ、女子露店風呂に有希のみとなり、いると思わなくて有希がお見合い風呂のドアを開けてビックリ。もう一度開けようとして恥ずかしくてできなかった有希を可愛いと思えばよいのでしょう。
○ 10話。9話ラストで交通事故にあい、「憂鬱」のときのような性格になった有希。こっちの有希の方がいいなあ。
一緒にご飯を食べ、食器を洗い、「あなた、誰ですか?」と朝倉が聞き、微妙に表情を変える有希というラストの流れが味わい深かったです。
シリアス系に。
○ 11話。記憶はだいたいは残っているけれど、人格は入れ替わったようで。キョンはかなりすんなりと受け入れましたが・・・まだ問題の大きさに気付いていないということでもあり、実は有希を好きだとも気付いていないのかも知れませんし、もしかしたらキョンが物静か有希を好きになってその流れで外見が同じコミカル有希を好きになったのかもしれませんし(基本的には前者のはず。)。
○ 12話。2人で図書館に行ったり。コミカル有希の記憶がよみがえったり、それがもっとよみがえったら自分はどうなるのか/消えてしまうのではないかと怯える物静か有希。
ジワジワとした恐怖を感じる有希です。
○ 13話。物静か有希は、なんとなく分かったのですね、目覚めたら元のコミカル有希に戻ることが。
物静か有希としてキョンを好きになり、キョンに電話で告白して、公園のベンチで眠り目覚めるとコミカル有紀になり、なる少し前に駆け付けたキョンが叫び嘆いていました。
キョンがコミカル有希に戻ることを望んでいないわけではないでしょうから、物静か有希と別れるのがつらいという短絡的な感情であり、元に戻ったら戻ったでコミカル有希と仲良くやり、再度、物静か有希になることがあったらあったで嘆き悲しむのかも知れません。
矛盾ですね、若さゆえの。
ハルヒがキョンを好きだという描写は時々ありましたが(有希とキョンのからみを見てから、複雑な表情になっていたシーン。)、それを思うとキョンの優柔不断さというのは少し呆れてしまいます。
○ 15話。海で水着。ここでですか。。。ただのラブコメじゃないですか。
○ 最終16話。物静か有希に告白されてからコミカル有希を恋愛対象として意識し始めたキョンと有希は収まるように収まりましたね。
夏休み、「憂鬱」のエンドレスエイトみたいな雰囲気もありましたがそうはならず。
文芸部らしく小説を書こうかという話の中でキョンが、ハルヒなら宇宙人、未来人、異世界人、超能力者が一堂に会する話を書きかねないと言っていましたが、「憂鬱」が「消失」の中での創作物だということは、さすがにないと思いますけれど。
○ 写真。
秋葉原にて。
アニメジャパン2015にて。
アニメジャパン2015のときの国際展示場駅にて。
◎「てーきゅう」(4期、全12話(37‐48話))
総合評価3.5点(5点満点)
押本ユリ(cv渡部優衣)、新庄かなえ(cv三森すずこ)、高宮なすの(cv鳴海杏子)、板東まりも(cv花澤香菜)など。
3分枠。相変わらず。
早口で、顔がゴムのように伸びたり、4人のにぎやかでハチャメチャなギャグ。テニスはもやはどうでも良さそう。それはもっと前からか。
今夏は5期も放送していますが、テニスアニメだと思わなければ結構楽しめます。
◎「高宮なすのです!」(全12話)
総合評価3点(5点満点)
「てーきゅう」のスピンオフ。2分枠。
高宮なすの(cv鳴海杏子)、押本陽太(cv逢坂良太)、てーきゅうのメインキャラなど。
大金持ちで高飛車な なすの。高飛車っぷりと飛びぬけた財力が爽快です。
【shin】
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