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話数単位で選ぶ、2019年TVアニメ10選

【ネタバレ】

◎「話数単位で選ぶ、2019年TVアニメ10選」

10年目という事で「新米小僧の見習日記」の新米小僧さんが本企画のとりまとめから離れるとのこと、今までありがとうございました。


私は途中からの参加でしたが、書きがいのあるテーマなので、個人的に毎年書いていこうと思います。

さて、2019年は、アニメ自体はすんなり決まりましたが、どの話数を選ぶかで少し迷いました。で、選んだ時の気分で決めました。

「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」 9話「かぐや様は送りたい」「藤原千花は見舞いたい」「四宮かぐやについて①」
「マナリアフレンズ」 4話「試験期間」
「新幹線変形ロボ シンカリオン」 最終76話「終着!!シンカリオンと新たなる出発」
「からかい上手の高木さん2」 10話「目薬」「スクープ」「かくれんぼ」「宝探し」
「まちカドまぞく」 2話「スポ根ですか!? 万物は流転する」
「フルーツバスケット」 24話「帰りましょう」
「ちはやふる3」 6話「にしきなりけり」
「ハイスコアガールⅡ」 18話「ROUND18」
「この音とまれ!」(第2クール) 25話「天泣」
「BEASTARS」 11話「ゆきゆきて夏のネオン街」

ルール
・2019年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない。


以下、少し説明です。

【冬】
◎「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」 9話「かぐや様は送りたい」「藤原千花は見舞いたい」「四宮かぐやについて①」

風邪をひく四宮かぐや。風邪をひくと甘えん坊になり、その時の記憶もなくなるかぐやを見たことある藤原千花はプリントを届けることを口実に行きたいと言うものの、神経衰弱でズルが見破られて負け。会長の白銀御行が行くことに。

高熱でアホになったかぐやに布団に引き釣りこまれ、理性を失いそうになる会長は寝不足だったので寝てしまったり。かぐやが目覚めると、自分が引き釣りこんだ記憶がないので慌てるという。

どれを選ぶか迷いましたが、まあ、9話はかぐやの可愛い面でしたので。

◎「マナリアフレンズ」 4話「試験期間」

試験勉強をしたい竜族の姫のグレア、一緒にいたい人族の姫のアン、少しのすれ違い。アンは勉強ができるから試験前に勉強する必要がないようですが、グレアはそうはいかず。
試験が終わって、会いたかったと2人。

2人の、ゆりっぽい静かな初恋のようなもの、秘め事を覗き見している感じの少しの背徳感がいいです。

【春】
◎「新幹線変形ロボ シンカリオン」 最終76話「終着!!シンカリオンと新たなる出発」

シンカリオンがみんな集まって勝て・・・ないものの、アレコレあってやっぱり勝利という、やっぱり勝つという展開はベタですが熱いです。
2018年冬から全76話をかけてここまできたからこそ、そう感じるという面はあります。

でも、劇場版(2019年12月27日公開)のアナウンスもされたように、まだ終わってはいなかったのですが。

【夏】
◎「からかい上手の高木さん2」 10話「目薬」「スクープ」「かくれんぼ」「宝探し」

目薬をさすときに教室でキスと誤解されたところからアレコレあって、落ちていた地図をたどって木の下へ。
初キスの場所ではと高木、座ってイヤホンで音楽を聞こうと高木。
スタートボタンが画面に大写し、EDへ。曲は1期OPの「言わないけどね。」。

どれを選ぶか迷いましたが、この曲がかかることを予想できなかった私はまだまだです、ということで。

◎「まちカドまぞく」 2話「スポ根ですか!? 万物は流転する」

最終12話はとてもいい話で涙しました。
しかし、2話は、このアニメらしいコメディ、つまり、シャミ子が桃に言いくるめられたり、桃とシャミ子のゆりっぽい関係だったり、シャミ子の友達も温かく見守っていたり、というのが一通り出てきた回でした。

どれを選ぶか迷いましたが、(1話では良さそうだと思った程度ですが、)このアニメはとにかくいい、と思ったのが2話でした。

◎「フルーツバスケット」 24話「帰りましょう」

草摩夾が怪物になって、アレコレやらアレコレがあって、本田透が抱きしめた話。
日常的な話しも良いのですが、本作の影の部分、それがあるからこその本作の良さというのを突きつけてきた回でした。

2001年の前作アニメは再放送で見ていますが、やはり同じ話を一番に選んでしまいます。

【秋】
◎「ちはやふる3」 6話「にしきなりけり」

綾瀬千早と真島太一で決勝戦開始。
2人や、2人に負けた人たちのそれぞれの思いが勝負の合間に短くつづられていきます。
下手をすると話がとぎれとぎれになって散漫になりますが、(3期6話に限らず本シリーズは、)上手い具合に過去回想やモノローグを入れてくるので、2人の勝負に挑む気持ちに収斂されていって、かえって焦点を絞っています。

そんなところも良かったですし、公式戦でようやくの2人の対決というワクワクも良かったです。

◎「ハイスコアガールⅡ」 18話「ROUND18」

どれを選ぶか迷いましたが、これ。矢口春雄の気持ちがはっきりしないから、日高小春、ご乱心、の話。

いえ、大野晶に春雄の気持ちが行っていることも、それを春雄があまり気づいていないことも、小春は気づいているのですけどね。
小春は勝ち目はないと思っていても春雄を諦めきれない状態、それは春雄がはっきりしないから。
晶は晶の事情で春雄に積極的になれないですし。

そういうアレコレが凝縮された、3人の胸が締め付けられる話。
あと、小春ファンの私の胸も。

◎「この音とまれ!」(第2クール) 25話「天泣」

本作は第1クール(2019年春)もそれなりに良かったのですが今一つ足りないという感じでした。話が少し駆け足なところと、個々のキャラの掘り下げが足りないところが主な理由かと思います。しかし、第2クールの途中からはキャラの掘り下げもされ、いい感じになっていきました。

で、第2クール12話、通算25話、琴の県大会で1校が全国大会へ。
鳳月さとわの演奏が鳥肌物で、かつ、久遠愛などそれぞれの個性を生かした編曲と演奏で、涙する客多数、拍手がしばらく起きないくらいに感動を起こしました。

合間に挟まれる他校の生徒や顧問の教師の回想やモノローグが演奏の良さを際立たせているとともに、演奏者の回想やモノローグがいい感じに思いの強さをも示して演奏の良さを際立たせていて、感動的でした。
これは理屈抜き、感動的でした。

◎「BEASTARS」 11話「ゆきゆきて夏のネオン街」

・草食動物と肉食動物などが共存している状態というのは手塚治虫原作の「ジャングル大帝」があるので、どの作品を見ても、今回の作品は何を言いたいのかな、と思って見てしまうのですが、本アニメの全12話で言いたいことが言えているのか、このくらいのことを言いたいのか、は分かりませんでした。
たぶん、序章でしかないのでしょうけれど、人種や国籍による差別や争い、LGBTへの差別といった現実社会のこともテーマに含んでいるのかは分かりませんでした(原作未読)。

・ハル(ドワーフ種ウサギ)を救うためヤクザのボス(ライオン)らライオン数10匹に勝利したレゴシ(ハイイロオオカミ)とゴウヒン(ジャイアントパンダ)、普通は負けるでしょうに。

ハルを救い出し、2人で食事をするレゴシ、終電がなくなって1人で野宿しようとするが一緒にラブホへ。そういう気持ちになってきて、あと少しというところでレゴシの口に腕を突っ込むハル、「それは、ウサギの遺伝子からの叱責、愛し合う関係だなんてとんでもない間違いだと」とハルのモノローグで説明がありました。

激しいバトルからの、落ち着いた穏やかで楽しい時間、からのラストという落差の運びが良かったです。

【その他】
以下、言っておきたいだけです(笑)。

「ぼくたちは勉強ができない!」(2期。1期は2019年春)12話「祭の騒ぎは留まらず[X]どもは茨の道を往く」(秋)

ベタですが、ドタバタ文化祭ラブコメ。ハーレム主人公の例にもれず、唯我成幸は気づいていませんがモテモテ。文化祭トラブル続きで巻き込まれっぱなしの唯我でしたが結果オーライ。

素直に考えるなら同級生の古橋文乃を選ぶのでしょうし、私は古橋推しですけれど、氷の女王と言われるくらいに生徒からも同僚の先生からも恐れられている桐須真冬先生でもOKです。
むしろ、その方が面白くなりそうです。

「グランベルム」11話「たとえさよならが届かなくても」(夏)

ロボットバトルに勝利すると魔術師のプリンセプスになれるものの、いろいろと裏があって暗めのトーンで進行する残酷系魔法少女もの。
結構好きな雰囲気で結構楽しみはしましたが、やはりいろいろと足りないのでしょうね。

皆の記憶から消えていく小日向満月、「満月」が消えても「新月」だと星が沢山見えるからそれはそれでよいと新月エルネスタ深海に言う満月。
満月の願いと新月の願いが矛盾するので、満月が願いをあきらめ、微笑んで消えていく。
いい話しではあったんですけどね。

◎新人声優は、2018年同様、小原好美さんと市ノ瀬加那さんが良かったです。小原さんは作品とキャラに凄く恵まれていますね。市ノ瀬さんは、それらはまずまずかなあ(悪くはないものの、恵まれているとまでは言えない。)。

鬼頭明里さんは、2019年はキャラと作品に恵まれましたから、2020年に一層期待です。

◎今年は深夜系のTVアニメが少なめだった気がしますが、アニメを見るのも少し楽だった気がしています。
もっと減ってもいいですが。

劇場版アニメは、数も多かった気がしますし、良いものも多かった気がします。
足して割れば、例年通り、アニメを見るのに忙しかったです。

【shin】

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