思い付きブログ

「ちはやふる2」24首「かくとだに」感想。千早の恋が動き出すキッカケになるのか?

◎「ちはやふる2」
 第24首「かくとだに」


かくとだに
えやはいぶき(「言う」と「伊吹」)の
さしも草
さしも知らじな
燃ゆる思ひ(「ひ」は「思い」と「火」)を

 (藤原実方朝臣。百人一首の51番目の歌。)

〔意味〕
 こんなふうだと言うことさえできない。伊吹山のさしも草ではないが、あの人はさしも知るまい、私の火のように燃え上がる思いを。

 千早の腕をつかんでA級の会場に引っ張っていく太一。
 太一を思う菫は、それを見て、太一の千早への思いを改めて思い知らされ。千早の新への思いは、恋か憧れかは情報不足で良く分かりませんけれど。

 これに、オデコ事件を機に詩暢が新を好きになったりしたら、それでもいいですけれど、かるたアニメではなくラブコメになってしまうのでサラッと描いてくれれば。


◎ 次が最終回なので、その前に1つ文句を。

 絵が安定しなかったです。

 力を入れて書かれたシーンの絵は、千早については時には厚化粧っぽくて引っ掛かりましたが、全体としてよかったです。
 普通のときの絵の出来に、、、バラツキが。。。

 まあ、それ程気にすることではないですけれど。


◎ さあ、詩暢と新のA級決勝戦の残り。

 序盤の新の速さに、全てのフダを取りに行くいつものスタイルを捨てた詩暢。いつもの詩暢のスタイルを崩すことにより勝とうとしたのが新の狙いでした。

 6枚差で劣勢の詩暢は、フダを差別したからフダにそっぽを向かれたと気付いていつものスタイルに戻しますが、その方が流れが来るから取れるということの理屈は、慣れたスタイルの方が気持ち的にもやりやすいという理由以外の理由は良く分かりませんけれど。


 追い上げましたが、2枚差で新の勝ち。

 勝負が付いて、礼をし、笑顔の詩暢。

 楽な試合ばかりではなかったとして千早と恵夢との対戦を思い出しながら新と戦い、自分はもっと強くなれると思いながら新と戦い、自分に挑んでくる者がいることが余程嬉しかったのでしょう。

 詩暢は更に強くなるでしょう。

○ 勝った新は詩暢のオデコに手を当て、「熱あるんやろ。詩暢ちゃん。」「すごいな。ようやりきったな。」と言います。

 プライドの高い詩暢なので、今日の負けは詩暢の実力ではないことを皆に示すことにより、新が詩暢のプライドを守ったということでしょう。

 一方、そんな詩暢にすら勝てなかった千早や恵夢にとっては、詩暢との差が今日の勝敗以上にあることを知ることとなるはずです。それによりショックを受けるか、ショックを受けたとしても一層努力する糧とするか。
 当然、後者でしょうけれど、新はそこまで読んでオデコに手を当てたのかどうか。そう思うのは考えすぎな感じがするので、取り敢えずはそこまでは読んでいないとしておきますが。


◎ さて、新が詩暢のオデコに手を当てた向こうに千早という3人を描いたシーンと、その後に、2人の方を口を少し開け、目を見開いて見る千早、それを隣からチラリと見る太一。そして、エンディング曲へ。

 千早が新への気持ちに気付いたというよりは、新を意識していることを意識するようになるのかどうか。
 そして、それが太一を異性として意識するキッカケになるのかどうか。


 でも、次が最終回なので、そこまではアニメでは描けないでしょうね。
 3期があれば、そのときのお楽しみと言うことで。


【shin】
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