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How to be a Chicagoan?

仙台っ子からハマっ子へ、そしてシカゴっ子に・・・なれるのか?

リッチモンドの風景① Main Station

2006-02-05 13:43:28 | 風景
2月4日(土)

会社の某さんから頼まれて、リッチモンドでの暮らしぶりが分かるような写真を
撮ることになった。なかなか難しい注文だが、車に乗って走り回り、テキトーに
写してみることにする。

リッチモンド(に限らずアメリカの都市全般)は、エリアによって全く表情が異な
り、治安が悪いところもある。基本的に、一度開発したエリアの再開発は行わ
ず、どんどん郊外に発展して行くので、昔からあるダウンタウンエリアというの
は建物が古く、道路の整備状況は悪く、治安も悪いのが一般的。

今日、訪れたのはダウンタウンエリア。
日本だったら、町の中心は駅と決まっているのだが、アメリカの場合はそうで
もない。中心になっているのは州の議事堂あたりで、オフィス街になっている。
その外側のエリアに各種の店やレストランが並び、さらにその外側のエリアが
住宅地、というイメージだろうか。

しかし、リッチモンドは歴史ある街で、ダウンタウンの中心部、Main Streetに面
したところに駅がある。

駅というだけあって、建物に時計がついていて、目立つ。煉瓦造りで、重厚な
造りだ。ちなみに、正面に見える立体交差は、上は高速道路で、下が鉄道。
リッチモンドにしては珍しく、三重の立体交差になっている。

入り口付近は、こうなっている。

・・・おかしい。人がいない。
というのも、この駅を発着する列車(Amtrak)は一日数本。ほとんど使われて
いない駅なのだ。ワシントンDC→ニューヨークにつながる列車は、リッチモンド
郊外(北側)の駅から発着。ここまでこないのだ。

それもそのはず、こんなところに駅があっても駐車場もないし、タクシーだって
待っていないわけで、かえって不便。郊外に駅があれば、駐車場に車を停めて
パーク&ライド。もちろんこれは通勤電車のことではなく、長距離列車の話。
日本のように、毎日何万人もの利用客がいるわけではないので、そこは町の中
心にならない(ニューヨーク等の大都市は別)。

看板もなく、通り過ぎてしまいそうな感じ。
旅行者にとっては不便極まりないことだろう。


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