6月5日(月)
土曜日はBaltimoreのCaptal Jazz Festという野外ライブへ。念願のincognitoラ
イブを、しかもトリで聴けるとあって楽しみにしていたのだ。出演者の顔ぶれを見
ると、David BenoitやらRippingtonsなど、Smooth JazzとかFusionなどののジャ
ンルが多い。アメリカではincognitoはSmooth Jazzに位置づけられるのか。そう
言えばケーブルテレビのSmooth Jazzチャンネルでincognitoの音楽を流してた
よな、などと考えながら会場へ。
雨が降ったりする不安定な天気が心配だったが、ステージ付近は屋根があった
のでとりあえず安心。地元の人が多いのだろうか。クーラーボックス持参は当た
り前、中にはテントを張っている人もいる。
さて、肝心のincognito。
暗くなり始めた夜8時に登場。
しかし、メンバーがかなり入れ替わっていることに驚く。
ホーン隊総入れ替え。そしてベースも。しかも若者。
大丈夫か、こいつらで?と不安になってしまうような、若者達。
食い入る様に譜面を見つめている。前のメンバーはそんなこと絶対なかったのに。
演奏は、確かに上手いのだが・・・。なんだか少し物足りない。
そう。見るからに余裕がない。
incognitoのホーン隊は、曲中であっても話しているくらいの余裕があって、でも
演奏はバッチリで、それがすごく魅力だった。自分がホーンズで参加しているバ
ンドでも、そのスタイルを見習って、少なくとも楽譜は見ずに吹いていた。ステー
ジを楽しむ余裕があった。
が、この少年達は自分のパートを吹くので精一杯。少しピッチもずれていたりし
て。かなり期待はずれ。
ベース。
あまり注意して聴いたことはないのだが、音量ばかり大きく、キレがないような
印象を持った。Fuji Jazzの時とは正反対。これも期待はずれ。
ギター。
なんと、もう一人参加。ブルーイのバッキングだけで完璧だったのに、いらない
音が前面に出てきてしまい、がっかり感倍増。これでは普通のバンドとあまり
変わらない構成/サウンド。
ドラム・キーボード・ボーカルはメンバー変わらず。完璧。
新しいメンバーが今後成長してくれれば、長期的に見れば今回のメンバー入れ
替えというのもアリなのかもしれないが、それにしても一気にここまで入れ替え
ることはないんじゃないか。サウンドも雰囲気も変わり過ぎ。
秋の日本公演もこのメンバーで回るのだろうか。そしてブルーノートで1万円近
いミュージック・チャージを取るのだろうか。
Fuji Jazzを最後に、incognitoの最高ライブが聴けていないのが残念。