誘えない話

僕は、人を誘わない。

誘えない。


ご飯だったり、遊びだったりに、
人を誘ったことがあまりない。


少し大げさに言うけれど、
誘った瞬間、
自分が主催者になったように思ってしまって
「誘った人たちを楽しませなきゃ」、
「来てよかった、って思ってもらわなきゃ」
と思ってしまう。

だから、人を誘えない。


特に、後輩を誘ったことは
人生でないかもしれない。
今日、それに気づいて、
さすがに少しまずいかもな、と思った。


だからというわけではないのだけど、
同期と後輩を呑みに誘った。

今の仕事がもう少しで終わる。
もう会えなくなる。



気を使うことなく、楽しく話せた。
同期も後輩も楽しそうだった。
(僕の思い違いでありませんように。)



だから、いいんだ。
明日も仕事だけど、
さっきいつものやることが終わって、
いま午前3時だけど、
僕は幸せなんだ。

(くどいようだけど、頑張っているアピールではない。)


明日の座右の銘は
「百薬之長」