今年も、世田谷区の障害者週間記念事業「区民ふれあいフェスタ」に参加してまいりました。『自立生活努力者』として、ステージで区長表彰を受けられる方を皆で応援、お祝いし、団体PRでは、ステージに全員で上がりいつものダンスを披露。その後、中庭模擬店での催しや食事を楽しんだり、様々な作品を見たり、増田太郎氏のヴァイオリンコンサートを聞いたり、と寒い一日ではありましたが、フェスタを満喫してきました。
区長表彰では、正装をされ、緊張しながらもやっぱり嬉しそうで、ちょっと照れくさいけれども誇らし気でと、そんな気持ちが伝わるような受賞者の表情、きりっと、堂々と表彰される様子。仲間が表彰されるのを一緒に喜び、応援の声、拍手を送る皆さん。ステージを下り、お仲間からのエールを受け、その方の嬉しさや、お祝いしてくれる皆への感謝の気持ちがしっかり表れているような、精一杯の応え…等々。たくさんのすてきな姿になんともぐっとくる思いをさせてもらいました。
団体PRでは、いつもの皆さんの伸び伸びとした様子をお伝えできればと「チューチュートレイン」の‘サワリ部分’と恒例の「しもまるくん繰り出そう」のダンス。
この「チューチュートレインのサワリ」というのは、元々お一人の利用者の持ち味を引き出そうと、誕生会でのクローズアップのコーナーで始めたもの。前奏の部分のみの、お馴染みの一列でのダンスなのですが、月に一度を繰り返しているうちに、徐々に盛り上がり、皆さんの楽しみとなり、自然と大きな列になって。そうしてまたある時、曲が終わって皆さんが席に着いた頃、手違いで同じ曲をリプレイ。「あー、すみません」で終わるはずが、ちょっとした‘ノリ’「あれ、まただー、始まるよ~!」で、皆さんも笑いながら、戸惑いながらもまた席を立ち、前に出てダンス再開。それが何だか楽しくて、これまた繰り返す内に、期待感をもった下馬での「お約束」となったものなのです。
前奏を3回も繰り返し、出たり入ったりと『なんだこりゃ』のドタバタ劇ではありますが、楽しそうな雰囲気や「らしさ」が伝わっていればな、と思います。
日々の積み重ねがあっての特別な場面での姿、自分を出せる土壌があっての主体的な動き、そういったものを感じさせてもらった一日でもありました。
仕事も、自分らしさの発揮も、仲間と過ごす楽しさも、めりはりをもって、色々と試し、繰り返しながら、また新たな発見につなげていきたいなとも感じたところです。
ご協力いただきました多くの皆さまに感謝!ありがとうございました。