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枯露(ころ)柿

2023-11-17 14:37:00 | 日記
甲州名産の枯露(ころ)柿

日本各地の里山で、民家の軒下に柿がゆらゆらぶら下がる光景は、紅葉と合わせ秋の風物詩です。甲斐国では、武将•武田信玄公が保存の効く陣中食として干し柿を推奨したと伝承されています。

主に使う柿は甲州百目柿。百匁(ひゃくもん=375g)ほどに大きく、中には500gにもなる渋柿を丁寧にコロコロ全面にお日様をあてて乾かすことから、ころ柿になったという説もあるそうです。

本場は信玄公の菩提寺である恵林寺近辺の甲州市塩山松里地区ですが、我が家のある牧丘町も秋になるとコロコロしたオレンジ色の柿簾があちこちで見られます。

高枝鋏で一つ一つ収穫し、ピーラーで剥いたら、硫黄燻蒸して、25日間吊るし干しをします。
吊るしのあとに、平干しの工程を経て出荷になるので、作業はまだまだ続きます。