深夜に部屋を暖めるのは非経済的
さっさと寝た方が良いのだろうが
さっき起きたばかり。
例によって夕飯の後にすぐ寝てしまった。
いい加減な塗装をしたおかげで
とても手間が掛かる しっぺ返しを受けている。
塗装で目立ってしまった傷や歪みを
塗装を剥がしながら修正している。
自分のアトリエに持ち帰った製品は
明るい照明の下では不備が盛りだくさん。
作業するときの照明の大切さを実感する。
それは絵にも言える。
明るいところで描いて暗いところで鑑賞する。
それが理想だ。
明るいところで木を研磨していると
番手が細かくても引っ掻き傷を着ける粒が有るのに気付く。
ヤスリをかければかけるだけ
まるでフィギュアスケートが氷上に付ける傷のように
緊張感を持った丸い傷が細かく付く。
施設での作業なら、番手が細かければ
それは傷の無い綺麗な研磨に見える。
でもそれはこの明るい照明の下では見落としに過ぎない。
こんな時間に起きたので腹が減っている。
室温が15度になった
そろそろまた寝る。