雨の神河内

　いよいよ、上高地に行ってきました。
　タイトルに神河内とあるのは、上高地は、こうも書くらしいのです。（神降地、神合地、神垣地とも。）

　宿は、上高地への玄関口にあたる沢渡（さわんど）温泉にある「上高地ホテル」です。奥に「上高地温泉ホテル」というのがありますが、そちらとはベツモノです。
　ここより先はマイカー規制がされており、奥の宿に泊まるにも、ここら辺の駐車場に車をとめて、バスやタクシーで行かなくてはならないのです。
　なにより奥地のホテルや旅館の料金は、かなり高めです。
　「上高地ホテル」は施設こそ安い料金なりですが、車も宿に置かせてもらえて、バス停もすぐ道路の向いにあるので、とても便利でした。
　旅行メンバーは、ボクと両親の３人なのですが、両親にしても、宿の対応や料理などは好評だったようです。

　初日。天気は雨模様でしたが、それほどの降りでもありませんでした。　

　バス停で往復券を買い、大正池で降ります。
　そこから４ｋｍ、１時間ほどを河童橋まで歩きました。
　紅葉は、やや早めかと、いうところのようでした。
　宿のひとの話によると、温暖化のためか年々遅くなっており、期間も短くなっているとか。

　雨だというのに、たくさんのひとが訪れていて、色とりどりの傘をさして歩ってました。
　赤黄青・・・。

　田代池をへて、梓川沿いを歩きます。
　ところで、ここ上高地は、そこかしこにカモの姿がみられます。ひとがたくさん訪れ、なかにはエサをやったりするひともいるのでしょうが、カモにとっても天国のようです。

　おなかも空いてきたので、田代橋からヨコミチにそれて、帝国ホテルで昼食ということに。
　料金をみると、けっこう値が張るので、一瞬、躊躇してしまいましたが、郷に入れば郷に従え。ここは上高地。上高地スタイルでいこう！ということで、ハヤシライスをいただきました。（というか、このハヤシライス。「上高地スタイル　ハヤシライス」というのです。^^;）

　大正池。田代池。田代橋。ずっと、遠くに穂高連峰を望みながら歩いていきます。そして、最終的には河童橋から穂高連峰の山々を眺めることになるのです。
　田代橋から１ｋｍほどで、河童橋です。
　途中。陽が射してきたりもしていたので、河童橋に着く頃は・・・なんて、期待したのですが、ダメでした。逆に雨足が強まってきたようです。　
　
　というわけで、初日の河童橋はご覧の模様・・・。みなさん、河童橋というのにカッパ派より傘派が多かったようです。
　とはいえ、河童橋だけあって、あたりの売店では河童グッズがたくさん売られてました。

　　明日があるさ～っ！　

　これじゃあ、物足りないよ～ってヒトは、続いてコチラをどうぞ！