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自動縫合器 TA

2008-06-29 11:56:24 | 外科医の基礎知識
TA   TA 30, 45, 60, 90, 30V3

●チタニウム性ステープルが互い違いに二列配合 (TA30V3は三列)
●ニッケル・クロムに対してアレルギーをもつ患者のアレルギー反応
●縫合長はそれぞれ30, 45, 60, 90mm
●同一症例において7回のカートリッジ交換可能(8回まで使用できる)



のステープル長  閉鎖前4.8mm 閉鎖後2mm
のステープル長  閉鎖前3.5mm 閉鎖後1.5mm
●白(TA30V3)     閉鎖前2.5mm 閉鎖後1mm
 
0. 滅菌包装された器械のアゴにはディスポのカートリッジが充填されている。

① 切断予定の組織に器械のアゴをセット
② リテイニングピンをピンホールに(ボタンor指で)はめ込む。 はまっていることを確認。
  リテイニングピンを指でセットして、fireせずにリリースボタンで解除した場合、リテイニングピンを指で元の位置に戻すこと。
③ ハンドルを一度握って組織を寄せる。(ハンドルを放してもハンドルは元の位置には戻らない=プレクランプ機能)
  位置が決まったらハンドルが完全なクランプ位置にくるまでハンドルを握る。ハンドルは元の位置に戻る。
  アゴ閉鎖時にハンドルロックがかかった場合や打針の位置を定めている時、リリースボタンを押すとアゴを開くことができる。
  2回目の握りこみでステープルは打針される。
④ 打針するために2回目の握りこみをしっかりおこなう。ハンドルロックがかかる。
⑤ アゴを開く前に、アゴの側面をガイドにして組織を切断。
⑥ リリースボタンを押しアゴを開く。