北海道 士幌町中央中学校だより

インターネット学校だよりです

文化祭の感想(その2)

2004-10-05 18:03:05 | 学校だより
 感想文からは、様々な経験を通して確実に成長する姿を読み取ることができます。

文化祭までに学んだこと

文化祭の何週間か前に「前期書記局員は文化祭企画委員もする」ということを初めて知り、私はとても驚きました。企画委員の仕事内容を聞いた時には、やる前から目が回りそうでした。
 実際、企画委員は大変でした。毎日会議を開いて話し合いをしたり、全校に文化祭の活動について注意や呼びかけをしたり‥‥。それに加え、個々が分担した仕事もしなければなりません。面倒な仕事を担当した人は、特に忙しくなります。
 ですが、この忙しい中でたくさん学んだ事がありました。それは、これらの事です。
☆ 人と協力することの難しさ
☆ 短い時間の中で、先を見通して行動すること
☆ 他人の立場に立って物事を考えることの大切さ
 どれも日常生活では忘れていた、とても大切なことでした。文化祭の活動の中で再確認し、今までより深く考え学ぶことができて良かったです。それと、企画委員の仲間が一生懸命仕事をしているのを見るのも、とても勉強になりました。遅くまで学校に残って仕事をしたり、会議中に良い意見を出したりする人のことを、私も見習いたいです。
 今年の文化祭は忙しくて楽しむ余裕がありませんでした。でも、一つだけ思い出に残ったことがあります。それは合唱です。三年生は今年で最後ということもあり、一生懸命練習しました。初めはふざけている人もいましたが、最終的には声を出してくれるようになり、毎日練習する度に声量が上がりました。
 そして本番。「1・2年生には負けられない」というプレッシャーに負けず、良い合唱ができたと思います。文化祭までの努力が報われた瞬間でした。
 私のこの文化祭での大きな思い出は、企画委員会の仕事と合唱です。大変でしたが、最後には達成感を味わえました。
 文化祭において一番重要なのは、「当日楽しむこと」ではなくて、「当日楽しめるための準備をすること」だと思います。中学校生活最後の文化再活動を通し、最終的にそう学びました。私にとって、とても意義のある文化祭になりました。

          3年生 女子

最新の画像もっと見る