島民にとって船や航空機の安定運航が何より一番の願いであることを踏まえて質問しました。
① 県管理空港の就航率と欠航の原因は、又現状に対する見解は?
離島7空港の就航率は、それぞれ国際基準の95%を上回っている。
欠航の主な原因は、空港周辺の視界不良のほか、エンジントラブル等による機材故障や台風による運航停止である。
② 航空機趣向の為の対策と、取り組み状況は?
県では屋久島空港のジェット化に向けて滑走路延伸調査を行っているが引き続き調査を進める。
国では地上施設とGPSからの信号を利用した運航方式の導入の取り組みを順次更新していて就航率の向上につながると思う。
種子島空港・屋久島空港の施設設備はともに老朽化した無線施設の更新なので就航率の直接向上に影響はないが、この施設は航空機の安全な運航に必要な設備と考える。
③ 知事はフェリー太陽が「欠航丸」と呼ばれている事を知っているか、又乗船した事があるか?
同航路を利用した事は無いが、国と県で欠損に対する運航費等の補助を行いその維持・確保に努めている。
④ 口永良部島航路と県内離島航路を比較した就航率状況は、就航率が低い要因は船舶かそれとも港か?
口永良部島航路は他の県内離島航路の就航率と比べて低い。海象条件の厳しさに加え小型船舶による運航が原因と思われる。港内の静穏度不良による欠航が生じていたが、平成20年度以降は防波堤の延伸により港による欠航は生じてない。
⑤ 屋久島町は現船の代替建造を計画してるが、新船の就航によってこれまでより就航率の改善がみこまれてるか、又県の就航率向上に向けた取り組みは?
代替船建造に関して助言等を行い、同航路の安定的な維持・確保が図られるよう対応する。
離島にとって交通機関の充実は島で生活するための最低条件なので、さらに離島の航路・空路の充実を訴えていかなければならないと思いました。