◯質問(日高 滋)
本日午前中の最後の質問となりましたのでどうぞひとつ、一時間ないと思いますが、ひとつおつき合いをお願いを申し上げます。
まず質問に先立ち、去る九月四日から六日にかけて本県を襲いました台風十四号によってお亡くなりになられました方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、負傷されました方々と被害を受けられました皆様方に心からのお見舞いを申し上げます。
いろいろと大変でありましょうが、どうぞ頑張っていただきまして、一日も早く立ち直られますようにお祈りを申し上げます。
また、関係当局におかれましては、しっかりと随時状況を把握されまして、万全の体制を配し、支援されますことをまず冒頭に申し上げさせていただきます。
◯答弁(土木部長)
八月の道路ふれあい月間における取り組みにつきましては、道路愛護思想の普及や道路の正しい利用の啓発を図りますことを目的に、道路の美化・清掃など道路愛護に著しい功績のあった民間団体に対しまして知事表彰や、テレビ、ポスターなどによる広報を実施をいたしますとともに、市町村や民間団体と合同で道路の美化・清掃や不法占用物件の撤去指導を行っているところでございます。
さらに、将来の地域を担う子供たちに道路に対する関心や理解を深めてもらうために、工事現場や交通管制センターなどの見学を行う「道路ふれあい探検隊」を実施するなどいたしまして、道路を慈しむという道路愛護思想の普及に努めているところでございます。
●後述(日高滋)
道路行政についてお答えをいただきました。
これから厳しい財政状況の中で、県政の取り組みには、部長が申されましたように、共生・協働の精神、活動を抜きにしてはあり得ないことだと思っております。
地域の期待にこたえ、道路はつくったが、花壇の回りは草だらけ、これがこれまでの状況であり、そのことが許される時代でもあったものだと思っております。
しかし、これからの時代は、少なくとも自宅前、そして花壇などは自分たちや地域の皆さんと一緒になって管理をし、きれいにしようとする共生・協働の精神、そして思いが共有されなければ、健全な行政運営は難しいものと思えるところであります。
自分にできることは自分でやる、地域で取り組むこの姿勢が今こそ必要であると思うのであります。
その意味から、ボランティア活動の取り組みをさらに前進させていただくことが大事であります。