まだFFも復活してない有様ですが、(しかも花粉症が発症した模様…/_;)
今日が最終期限なような気がしましたので、言っておきます。
なお、本ブログの趣旨はここと同じです。!Σ( ̄口 ̄;;
今日にも記者会見が行われる(行われた?)民主党のいわゆる「メール問題」。
昨日時点の情報では、民主・自民ともにアレが”eメール”ということでは一致した見解のようですが、
私は違うと思います。
やはり注目すべきはちまたでも話題となっているヘッダー。
というのが、私の主張です。
報道されているメールは黒塗りの部分がありますが、それを差し引いても、
アレではヘッダーが少なすぎる。本来、存在すべきものが入ってないんです。
「Received:」に続く一文です。
メールヘッダーとはRFC-822などによって、規定された形で記述することが求められています。
これは、メールを全世界に送るためには必要なものなのですが、
(たとえば、国際郵便における宛名の書き方のようなもの、といえばわかりやすいでしょうか?)
これによれば、Received:~ とは、
メールを転送するすべてのサイト、メッセージID、受信日時等の情報を書き込むべき場所となっています。
いわば、Received:~とは、郵便における消印の役割を果たしているのです。
では、Received:~がない、あの”自称”メールは何なのか。
あのメールは、「一度もメールサーバーを経由していないメールである」ということになります。
なお、現在、報道されている中では「フリーのジャーナリストが自分自身に送信したメール」との見方もでていますが、
この場合においてもReceived:~の記述が最低1回は出現しないといけません。
ジャーナリストが自分自身に送信したとしても、
Received:~が一度も出現していない、アレはもはやメールとは呼べないのです。
もう一つややこしいのが、X-SERVER:~ なる記述。
これが、Received:~に変わる記述であるとの見方もできなくはありませんが、これには大きな落とし穴が一つあります。
頭文字がX-から始まる一文に関しては、RFCにおいてまだ取り入れられていない付加機能を記述するいわば、
「備考欄」のような役目なのですが、この記述、メールサーバーは基本的に解釈しなくていいことになっています。
また、備考欄的役割故に、ユーザーがある程度自由に記述することも可能となっています。
以上から導き出される可能性は、以下の3つ。
1.提示されたメールは何者かがワープロ等で作った完全な偽物であり、前原代表以下、民主党幹部は見事に騙されていた。
2.民主党が質問用にメールを打ち直す際、何らかの手違いで必要なヘッダー情報が削除されていた。
3.実は、アレはSPAMメールの類であり、それに誰一人気づいていなかった。
ただし、2においては、メールヘッダーに知識のない者が、X-SERVER:~の記述のみを書くはずもなく、
確信犯的・あるいは陰謀の疑惑も残ります。
また、3についても、ヘッダーの書き換えは技術的に可能であり(実際、SPAMメールの多くはこれによって対策ソフトをかわしている)、
意図的にヘッダーを書き換えた「爆弾メール」に民主党が引っかかったという見方もまた可能となります。
いずれにしても、近日中に答えが出ると思われますが、あなたはどう思いますか?
とまぁ、個人的な意見でした。^^
2006.2.28 某所にて。
今日が最終期限なような気がしましたので、言っておきます。
なお、本ブログの趣旨はここと同じです。!Σ( ̄口 ̄;;
今日にも記者会見が行われる(行われた?)民主党のいわゆる「メール問題」。
昨日時点の情報では、民主・自民ともにアレが”eメール”ということでは一致した見解のようですが、
私は違うと思います。
やはり注目すべきはちまたでも話題となっているヘッダー。
あのヘッダーでは、eメールとして相手に届かない
というのが、私の主張です。
報道されているメールは黒塗りの部分がありますが、それを差し引いても、
アレではヘッダーが少なすぎる。本来、存在すべきものが入ってないんです。
「Received:」に続く一文です。
メールヘッダーとはRFC-822などによって、規定された形で記述することが求められています。
これは、メールを全世界に送るためには必要なものなのですが、
(たとえば、国際郵便における宛名の書き方のようなもの、といえばわかりやすいでしょうか?)
これによれば、Received:~ とは、
メールを転送するすべてのサイト、メッセージID、受信日時等の情報を書き込むべき場所となっています。
いわば、Received:~とは、郵便における消印の役割を果たしているのです。
では、Received:~がない、あの”自称”メールは何なのか。
あのメールは、「一度もメールサーバーを経由していないメールである」ということになります。
なお、現在、報道されている中では「フリーのジャーナリストが自分自身に送信したメール」との見方もでていますが、
この場合においてもReceived:~の記述が最低1回は出現しないといけません。
ジャーナリストが自分自身に送信したとしても、
Received:~が一度も出現していない、アレはもはやメールとは呼べないのです。
もう一つややこしいのが、X-SERVER:~ なる記述。
これが、Received:~に変わる記述であるとの見方もできなくはありませんが、これには大きな落とし穴が一つあります。
頭文字がX-から始まる一文に関しては、RFCにおいてまだ取り入れられていない付加機能を記述するいわば、
「備考欄」のような役目なのですが、この記述、メールサーバーは基本的に解釈しなくていいことになっています。
また、備考欄的役割故に、ユーザーがある程度自由に記述することも可能となっています。
以上から導き出される可能性は、以下の3つ。
1.提示されたメールは何者かがワープロ等で作った完全な偽物であり、前原代表以下、民主党幹部は見事に騙されていた。
2.民主党が質問用にメールを打ち直す際、何らかの手違いで必要なヘッダー情報が削除されていた。
3.実は、アレはSPAMメールの類であり、それに誰一人気づいていなかった。
ただし、2においては、メールヘッダーに知識のない者が、X-SERVER:~の記述のみを書くはずもなく、
確信犯的・あるいは陰謀の疑惑も残ります。
また、3についても、ヘッダーの書き換えは技術的に可能であり(実際、SPAMメールの多くはこれによって対策ソフトをかわしている)、
意図的にヘッダーを書き換えた「爆弾メール」に民主党が引っかかったという見方もまた可能となります。
いずれにしても、近日中に答えが出ると思われますが、あなたはどう思いますか?
とまぁ、個人的な意見でした。^^
2006.2.28 某所にて。