広告塔設計士のブログ

広告塔の構造設計を専門とする設計士の日々徒然

香港のネオンサイン

2014-11-18 16:05:40 | 気になる看板
近年、ネオンサインはLEDに取って代わられ、少なくなって来ています。
香港でも事情は同じ。
目についたネオンサインを写真に収めてきました。
切れてしまったまま、放置されているものも目立ちました。
まだ、現役のネオンも多数あったので、それらには頑張って欲しいです(笑)。









香港の突出しサインの景観

2014-11-13 08:50:25 | 気になる看板
香港の看板の特徴は、何と言っても道路上にこれでもかと言う程突出した
「突出しサイン」です。
そのサインが街の景観を作り出しています。
日本では「道路占用」という法令のため、見られない光景です。

構造としては鉄骨で支えるのでは無く、ワイヤーの引張りで支える
構造になっています。
大きな突出しサインになると、10本以上のワイヤーがついていました。
これだけ突出していると、自重、風圧力による水平荷重共にかなりの
大きさになると思います。
ワイヤーで支えているとは言え、鉄骨があまりに頼りなく見えるので、
事故は無いのだろうかと心配になってしまいます。

それにしても、すごいエネルギーを感じます。
「歌舞伎町と道頓堀を足してさらに倍」といった感じでしょうか。





2014.11.2 香港デモ 旺角周辺

2014-11-06 21:17:25 | 旅行
政治経済の中心である香港島の金鐘付近とは違い、旺角は九龍半島の下町。
デモ参加者も、学生主体ではなく、多様な香港市民達。
一時、警察によってバリケードが撤去されたり、政府に雇われたとの噂の
デモ反対派ヤクザと、デモ隊とのトラブルが発生した場所。
先に参加したバスツアーのガイドによると「旺角周辺のデモはちょっと危ない。
よくケンカが起きてる」とのこと。
正直、ビビりながら、11/2の夕方6時頃に旺角へ。

九龍のメインストリートである「ネイザン・ロード」と「アーガイル・ストリート」
との交差点は、警官も多く、物々しい雰囲気。
男達が集まって、大きな声で何か議論している。
正直、近寄り難い。

しかし、交差点を離れ、「アーガイル・ストリート」へ歩き始めると、緊張感は緩む。
道沿いの店も通常通り営業しているので、プラカードが無ければ「デモによる封鎖」
ではなく、単なる歩行者天国のよう。
ここでもポーズをとって記念写真を撮る観光客が、多勢見られる。

現地に立ってみると、メディアの報道を見聞きして感じていたデモの印象とは大分違った。
まあ、何かのきっかけで緊張感が高まる場面は今まであったのだろうし、
これからもあるのかもしれない。
ただ、少なくとも私が現場で感じたのは、「とてものどかで、ピースフルなデモ」ということだ。
これからもそうであって欲しい。



































2014.11.1 香港デモ 中環~金鐘 その2

2014-11-05 17:39:31 | 旅行
中環から金鐘に向かって歩いて行くと、途中が陸橋になっている。
その頂上に登ると、デモの中心となっている金鐘側が見渡せる。
中環側と打って変わって、大変多くの人々とテント。





途中、学生の勉強の為の自習スペース有り。
ノートやパソコンを開いて勉強していた。





20名程が、隊列を組み、スローガンを叫びながら側道を何往復も走っていた。
隊列が通り過ぎる度、支援者達が拍手で応援。




それにしてもたくさんの人出。
その半分以上はデモ参加者ではなく観光客と思われる。
バリケードやオブジェの前で、ポーズを取り、記念写真を撮っていた。





















物騒な雰囲気等、微塵も感じられず、まるで何かのお祭りの様。
このデモが暴力を振るわれること無く、平和に解決されることを祈るばかり。