あなたのために歌います

ストリートって大変
とにかく天候に左右されて自分の思うとおりになんて
出来たためしがない
ついでになんでやってるんだったっけなんて
目的も忘れて落ち込むことがある

今日はいつになくまた寒く
何度この曲で辞めようと思ったことか

しかしストリートのためだけに来てくれた人がいたり
あんな寒く風が強いなか立ち止まってくれたりしてくれるから
休憩後ももう１ステージ歌えた

そしたら一回目よりもっと聞いてくれる人が増えた
やってよかった。
チラシも５００枚はけた。スタッフ頑張った。ほんとありがとう。


でもふと考えた
やっぱりなんでやってるんだっけ

人に「自分に自信がないだけ。自信をつけよう」
なんて励ましていながら自分が自信がなかったりするもんで
人間所詮弱い生き物です。はい。

私には師匠がいてクーペなわけですが
とんでもないダメ親父ですよ
ほんと普通の生活なんにも出来ないし。
でも、芸事に関してはほんと天才。
やっぱり尊敬してる。
とくに「詩」は格別だと思う。わたしにはあんな詩は書けない。

だからあまりにも自分に届かなくて
頼ってしまっていた
なんにつけても「クーペがクーペが」って
自分をさしおいてクーペがいなくてもクーペ
車じゃないんだから。

ストリートは私が勝手にやっている私のライブをすればいい
でも知らずのうちにクーペという存在がないと自分で立てない
ような気持ちになってしまっていた最近

でも、わたしは何で生きてんだっけ
「自分にしか出来ないことをするため」
だからスタンドバイミーにもずっといるんだと思う
自分の居場所がそこにあるからだと思う

私には音楽しか出来ないし、それで会ったこともない人とも
接することが出来る
自分の歌を聞いてなにか感じてくれたり
元気になってもらえたりするなら
私ひとりでできることだったりするわけで

そんな簡単なことにきづかなったりしていました。わたし
不特定多数にやみくもにやってもなにも見えてこなかったんです。
そして、一つ一つの曲を歌う意味もそこになくて
ただ小鳥のように鳴いているだけだったんです。
それをスタッフが頑張って散らしくばってくれても
このままじゃ続かないし、広がらない。


だからストリートのやってる意味も
次のコンサートの告知ばかり
それじゃぁ「聞いて聞いて～！」とワンワンないてる
隣のうるさい犬と一緒じゃない。
だから決めました。
「あなたのために歌います」ストリート

あなた一人のためだけにテーマにそった曲を歌います。
悩みのあるひと、楽しい人、なんでもいいから
歌ってほしいと思う人の気持ちにあった曲を選んで
歌うことにしました。
くよくよ悩んで困っているかたには「人生ちゃらん」を。
負け犬の方には「負け犬もどき」を。
カバーも交えて歌いたいとおもいます。


来週も日曜日さっそくストリートでやってみたいと思います。

目指せとにかく１００人。
１００人のために歌ったら少しはなにか見えてくるかも。

あ～。楽しみになってきた。、。
やっぱり自分のためになんて頑張れないね。