ポンコツ車はおりこうさんにしてくれて
無事かえってまいりました
いやぁ~第一声は
最高でしたっ!
肝心な盛り上がったところはビデオに残っていて
写真に残っていない・・・
しかし私の心にはとてもあつく残っています
一人一人の気持ちがイベントを成功させようと
真摯であたたかく
雨まで吹き飛ばしてしまう「気」がそこにはありました
私は車で向かいながら
磐梯山の雨の道すがら
「これは無理だ・・・明日は延期だ」と覚悟をきめながらの運転でした
それが一夜明けて秋晴れ
今回の運動会は福島県大熊町 大熊中学校/小学校/幼稚園
福島県双葉郡大熊町より避難先の会津若松市にて開催された合同運動会でした
会津若松の廃校がよみがえったとのことで
地元の方たちも応援に花壇を植えたり息を吹き返してくれたと
校長先生が喜んでおられました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/60/81/c2c1be72e97c3c305ebae4d8d57df9ba_s.jpg)
廃校の札と移転された学校の札
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/19/04/115d4c62c07ec327ee4d64152d1b6f5d_s.jpg)
学校スマイル応援プロジェクトというキャリアリンクという会社が
教育事業で被災した子供たちに学校からのニーズにそくした学習活動を
タイムリーにそして長期的に支援するプロジェクトを立ち上げ
それに大日本住友製薬株式会社が支援する形で今回の運動会が行われたそうです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3f/02/7fa3ba9c6b2e2ac49359202dc2080906_s.jpg)
そこには会津若松市の町長さんと大熊町の町長さんがいらしていて
複数の学校の先生がいらしていて
保護者の方がいらしていました
大熊町の町長さんと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/26/12/25227b13cb4eb6c124ad0c328615dcdc_s.jpg)
学校の行事は卒業式の次に運動会がメインなのだそうで
開催できることを町全体が喜んでおられるようなイベントになっていました
大日本住友製薬が寄贈されたテントや応援フラッグが
一枚一枚に気持ちがこもっています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/59/b9/5ec9404b71497cc5f96e3397e5067c9b_s.jpg)
朝の7時から運動会の準備
私も7時半に音響リハ
ぜんぜん声でばせん・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/02/2f/6cd24194fccefb29d9704b332c2292cd_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/57/c1/793d4543bb4eb482a9ae45c215657ea7_s.jpg)
わたしは「がんばろうCD」を50枚つくりそれを寄与しました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6b/68/160d8d91db8f140836525e06444b488b_s.jpg)
私が大熊町の運動会で歌わせてもらうご縁は
実は店のお客さんであった雄一郎さんが
震災復興支援室長になられて
「今聞いてもらいたいのはこの歌だ」と呼んでいただいたことから始まったのでした
そこから様々の方が私や歌のことを薦めてくださり
今日お会いした先生の中には
毎日100分かかって往復なさる車の中(被災で避難されたため)
毎日聞いてくださっていたとのことお聴きし感激しました
そういうことが重なり
大熊町の中で私というものを誰も知らない方たちの前なのに
よく来てくれた
と受け入れてくださり
なんだか終わってみたらとてもあたたかいミニコンサートになったのは
陰でこのプロジェクトを成功させよう
と気配りでご尽力くださっていたスタッフの方のおかげだったと
気づかされ
そのことに胸が熱くなりました
朝の7時半のリハのとき
がんばろう
を歌ってみたときに
校庭にいる人たちがふとこちらを注目した気を感じました
終わってからあるおばさまから声をかけられました
「さっき歌ってらした人でしょ
とてもいい歌だった。今日はうちの孫が小学一年で初めての運動会でね
こんなになっちゃってほんとかわいそうで・・・
歌がしみてCDほしくなった 」 と涙ぐまれておられました
歌なんかでどこまで人の心を勇気付けられるかはわからない
けれど
この詞は人の心のひだに届く
それを今日は私が伝える役目だな
と制作にかかわった自分も
今日のために生まれた曲かもしれない
そんな歌だと感じた瞬間でした
このつづきはまた明日