かれこれ20年前のこと
写真家の桃井和馬さんがピースボートに一緒に乗ろうと誘ってくださり
世界一周の船に2週間乗船させてもらったことがありました
あれから20年
同窓会がありますから、しほさん歌ってくださいとお声掛けいただき
喜んで参加させてもらいました
懐かしい顔
一瞬で20年前に戻りました
水先案内人と言う名目で
船の中でライブをしたりして2週間過ごしました
1000人も乗れる大きな船でしたが
海は広くて大きくてよく揺れましたねぇ
今は新しくなって豪華客船のようです
揺れも少なくなったそうです
その当時は、20代の若者がとっても多く、そして60代以降の方が次に多かったように思います
船の中は暇なので、皆思い思いにイベントに参加したりする中で、私たちは毎日ライブをしてたので
そこで手伝ってくれるPAスタッフやお客さんなど
仲間がどんどんできていきました
ピースボートの乗船客は3ヶ月世界一周の旅をしていましたが
水先案内人は2週間で降りたので
別れがとても寂しかったのを覚えています
そして、その後船で仲良くなったコロちゃん、のりちゃん、マクを捕まえて
マネージャーになってもらい
彼らの人生も振り回してしまいました
今はいい思い出です
懐かしの再会、元マネージャーと
そしてライブで歌いました
船で別れるときに、オリジナルのどっちでも不思議を流してくれたこと
感動して涙したことを今でも覚えています
1曲目にどっちでも不思議を歌ったときに
みんなが涙を流して聴いてくれて
一瞬であの時の船に戻りました
あの当時は、なんで歌を聞いて、こんなに泣いてくれるのか、不思議でしょうがなかったのですが
船で出会った仲間たちは、今も純粋な心のまま20年過ごしていて
クーペさんの作ってくれた歌詞を
とても心の深くに感じてくれていたんだなぁということが今回わかりました
シンガーソングライターのよっぴーが声をかけてくれて
小さな願いの歌詞は誰が作ったの?
やっぱり、クーペさん
クーペさんは、人間が当たり前にわかっていることなんだけど、疑問に思うこと
空を見て、なんで人間は綺麗だって思うんだろうとか
そういうことに気づかせてくれる人だった
小さな願いもきれいな海がなんで青いのかそれは珊瑚がいるから
と言う歌詞を聞いて、きっとクーペさんが作ったのかなあと思った
と言ってくれたこと
とっても大事に私たちの曲を聞いてくれてたんだなぁと思って本当に嬉しかったです
私はライブ終わり疲れてしまって
動けず座っていたのですが
そこに会いに話しかけに来てくれた人達
みんな本当に一言、一言があったかくて
本当に心から話しかけてくれてる気持ちが癒されました
そして、私は先に帰ったんですが
帰り際追いかけてくれて声をかけてくれ
パーキンソンと向き合いながら、身体に寄り添ったステージをされるしほさんを見て
今のまんまの私でいい
もっともっと身体に寄り添ったパフォーマンス、生き方をしようと感じました
と、わざわざそれを伝えに追いかけてくれた梅こちゃん
それが本心で言ってくれる気持ちが伝わってきて嬉しかったです
総勢、100名近く集まって
記念写真
そして今は亡き仲間たちも一緒にいると言うことで、生粋な演出がありました
クーペさんもいる!!
私の人生にとって大切な思い出
仲間たちに出会えたこと
そして今回同窓会で再会できたこと
とっても心が癒されました
ピアノが弾き語りできなくなってしまって
立って歌うようになったのですが
歌もへたくそになったけど
一生懸命歌詞を伝えようと思って歌っていると
テクニックで走っていた時よりも数倍聞いてる方の心に届いてるように今回感じました
これしかできない
ありのままの私の表現を、仲間たちが、心から受け止めてくれたので
ちょっと自信がつきました
そうだった
20年前も、私たちはこれでいいんだって自信をもらった
そんな船の旅だった
みんなの温かい心のおかげで
今も、私の心に余韻が残っています