
去年の夏に祖母が亡くなり
今年は盛大な一周忌初盆になり親戚一同が田舎に集結しました
静岡の山間の小さな村なのですが
先祖を敬う風習がとても残っていて
沖縄に通じるものがあります
地域の昨年亡くなられた家族らがひとつの広場に集まって
合同で弔いをし
川原に燃やしに行きます

エイサーにも似た
盆の送りの笛と太鼓と舞


純粋な祖先を敬う心は素敵ですね
そしてこういう風習が残っている田舎に感謝しました
金色の提灯が踊りの周りを3周まわると
川原に向けて一列に村のメインストリートを通って歩いていきます



その時家の前では1軒1軒が
木をくべて盆送りの火をともしています

そして川原に行って提灯を燃して天に帰ってもらって
盆送りが終わります
ここの地域は初盆がとくに盛大なのだそうで
地域の組合の人たちで33番まである送り盆の歌を祭壇の前で歌います
今年は11家族の初盆があったということはこの歌を11回も歌ったということか!!
なんだか俳句になっている歌詞に同じメロディがついて33回歌うのです
君が代のようなメロディでした
こんな風習が残っていることに携われた今回は
嵐のような一泊旅行でしたがとてもいいものでした
従妹会も開けたし

弟とは3年ぶりくらいに本気で夜通し話せたし
それもこれも祖母のおかげです
田舎さいこう~!
