どのようにして癒やし人が造られるか
神は何も無駄にすることは決してありません。神はしばしば私たちに、自分の痛みを他の人に奉仕するために利用するよう呼びかけます。
コリントの信徒への手紙二 1:1-7 新共同訳
[1] 神の御心によってキリスト・イエスの使徒とされたパウロと、兄弟テモテから、コリントにある神の教会と、アカイア州の全地方に住むすべての聖なる者たちへ。 [2] わたしたちの父である神と主イエス・キリストからの恵みと平和が、あなたがたにあるように。 [3] わたしたちの主イエス・キリストの父である神、慈愛に満ちた父、慰めを豊かにくださる神がほめたたえられますように。 [4] 神は、あらゆる苦難に際してわたしたちを慰めてくださるので、わたしたちも神からいただくこの慰めによって、あらゆる苦難の中にある人々を慰めることができます。 [5] キリストの苦しみが満ちあふれてわたしたちにも及んでいるのと同じように、わたしたちの受ける慰めもキリストによって満ちあふれているからです。 [6] わたしたちが悩み苦しむとき、それはあなたがたの慰めと救いになります。また、わたしたちが慰められるとき、それはあなたがたの慰めになり、あなたがたがわたしたちの苦しみと同じ苦しみに耐えることができるのです。 [7] あなたがたについてわたしたちが抱いている希望は揺るぎません。なぜなら、あなたがたが苦しみを共にしてくれているように、慰めをも共にしていると、わたしたちは知っているからです。
ヨハネによる福音書 2:10 新共同訳
[10] 言った。「だれでも初めに良いぶどう酒を出し、酔いがまわったころに劣ったものを出すものですが、あなたは良いぶどう酒を今まで取って置かれました。」
ジョブは苦しみの最中に、「わたしたちは、神から幸福をいただいたのだから、不幸もいただこうではないか。」 と挑戦的な質問をしました。 （ヨブ記 2:10）。 主の計画には困難さえも含まれます。
私たちは、愛する神についてのパウロの言葉の中に大きな慰めを得ることができます。神は「あらゆる苦難の中にいる私たちを慰めてくださるので、私たちがどんな苦難の中にいる人たちも慰めてくださるのです」(2コリント1:4)。 傷ついたとき、どんな人を求めるか考えてみましょう。 自分の痛みを感じてくれる人が欲しいですよね？ 私たちがたどる道を歩んできた人は、私たちの苦しみを理解し、賢明なアドバイスをくれるでしょう。 使徒によれば、「谷の経験」を経験することで、後に同じようなことを経験しなければならない人たちにとって祝福と励ましとなる備えができるのです。 必要なのは、神が私たちの行く手に置かれた逆境を受け入れ、その状況から学ぶことを選択することです。
神は私たちの人生の主であり、私たちの影響範囲内の人々に対する慰め者や励ましとして私たちを用いる権利を持っています。 神の僕として、私たちは神のご意志を完遂するために必要なあらゆる訓練を、それが苦痛なときも含めて喜んで受けなければなりません。 苦しみの中でも、神は私たちを愛し、私たちの人生に計画と目的を持っていると信じることができます。