【鯨岡仁】政府・与党が検討している自動車税の見直し案がわかった。消費税率が10%になる2015年10月に合わせ、年7200円の軽自動車税(地方税)を1万円以上に増税する。さらに、車を買った初年度には、環境性能に応じて課税する新たな自動車税を導入する。
660cc以下の軽自動車税(自家用四輪)は年7200円だが、排気量1千cc以下の普通小型車(自家用)の自動車税は年2万9500円と4倍以上の差がある。この差を埋めるため、総務省は4日、軽自動車税を現行の1・5倍の年1万800円と、2倍の年1万4400円とする2案を与党幹部に示した。
4倍以上の開きがあるならば、普通小型車の自動車税の値下げをして、開きを軽減するのが本来の姿である。
軽自動車も上げちゃえ、増税になりマース、というアベノミクス丸出しの考え方が、そもそもの間違えであり、
自動車業界の景気が冷え込むこと、この上ないですよ。