病気の時は、退屈が一番いけないので、なるべくテレビ
BSは、色々な番組、再放送などやっていていいね。今見ているのは
冬のソナタ(ちょっとなあ・・今の韓ドラの方が恋愛物でも完成度が高いね)
長七郎江戸日記 里見浩太朗かっこいいね
遠山の金さん (高橋英樹のやつ)笑顔がいい。
そして、13時から始まるNHKの昔の映画
昨日なんか、放浪記 見ちゃいましたよ。高峰秀子さんの。
PCL~東宝 創立30周年記念映画、脚本家三人、二時間映画。
これが暗くて長すぎるのよ。最初の15分で退屈したぜ。
話も、林芙美子が、カフェに行った、文学青年たちにちやほやされた、だれか男の家について行った、甘えたい男がダメオトコで、罵倒されて、またカフェに。
そんなことを繰り返す95分って感じなんだよね。間違えなく文芸作品映画なんだけど。
それで、たしかに宝田明は暗いのですが、必要以上に男をけなす脚本なんだよね。
いやだったなあ。
あと、役のうえで草笛光子はミスキャスト、彼女の顔と与えられた役が合ってない
最後の、作家として成功したあとの彼女のシーンはよかったし、現存する林芙美子自邸をよく見て、中古さんはきれいなセットを作ってくれた。過労死してしまう晩年の林芙美子の雰囲気を、高峰秀子さんはよく伝えてくれたと思います。
長いねえ、120分のモノクロ映画。生前、デコさんが一番気にっている作品の一つ、というのに、彼女も持てる演技の引きだしを全部使ったのに、この映画は興行的に受けなかったらしい。
そりゃそうだろう。周年記念の映画、長尺、三人の脚本家、できるかぎりのオールスタア出演、そりゃあ、成瀬監督の力の出せるパターンではないものね。
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