
雪の青森を脱出して今夜の宿がある八戸に向かう・・・「みろく横丁」で飲んだくれる事も今回の旅の目的の一つなんだよな。
宿のチェックインまで時間があったので、根城まで歩く・・・何度か来たことがあるし寒いので見学はパスした。
青森市と比べて八戸は雪が少ないなぁ。青森県の天気は「三八上北(さんぱちかみきた)」・「下北」・「津軽」と3つに分けられていて、青森市は「津軽」、八戸市は「三八上北」で天候が全く違うようだ。
根城から歩いていたら雪が降ったのでバスに乗って八戸の繁華街へ・・・そろそろ宿にチェックインできるだろう。
笛と太鼓の音が響き渡るので外に出てみたら何かやってる・・・この日は「八戸えんぶり」という伝統行事が開催されてました。
「八戸えんぶり」は国の重要無形文化財でちょうど2月17日は「えんぶりの日」として八戸市内の小中学校は学校休業日、大人も有給休暇を取得して行事に臨むのだそうです。
「八戸えんぶり」は後にして、とりあえずこのお店で飲まんとね・・・特産の「八戸前沖さば」を使ったサバ料理専門のお店に前から行きたかったんだよね。
とりあえず生ビールで「お疲れ・・・俺!」、今日は朝から飲んだくれてばかりだよ。とにかくサバ料理が楽しみだ、青魚アレルギーじゃなくてよかったよ。
「プレミアム銀さば三種盛」は左から時計回りに「銀さば醤油漬け」、「銀さばの〆さば」、「銀さばの味噌〆さば」です。醤油漬けが一番好きだったな・・・こんなの出されたら日本酒飲むしかないじゃん!
「さばのつくね焼き」も口に入れると身がホロリと崩れて絶妙な旨味が広がるんですよ・・・もう2本くらい注文しときゃよかった。
この日のおすすめメニューはこんな感じ・・・「サバカレー」や「サバだし入りおでん」が気になるなぁ。
「サバンド」も気になって仕方がない、〆鯖でサンドイッチか・・・テイクアウトできるか聞けばよかった。
折角なので新鮮じゃないと食えない「サバ刺」も注文したんだけど・・・「サバ刺を注文したのに、なぜブリ刺が混ざっている?」と一瞬勘違いした。食べると確かに脂がガツンと乗ったサバだ・・・新潟じゃこんなサバは無いぞ、凄いな八戸。
〆は当然「銀さばトロ漬け丼」といきたいところだが「八戸ばくだん」も捨て難いなぁ・・・2つは食えないし困った選択だ。
結局「銀さばトロ漬け丼」を注文してしまった・・・青森で食ったマグロ中落ち丼も美味しかったけど、この漬け丼も決して負けてないぞ。このタレに漬かったサバが美味い、酒もすすむ・・・最高だね。
八戸に来たら再訪しなきゃいけないなぁ・・・今度は何の理由で八戸に行こうか?どうも御馳走様でした!
飲んだくれた後に八戸市庁本館前の市民広場に行くと「かがり火えんぶり」が開催するところでした。寒いからかがり火の前に陣取らせて貰うぜ・・・しかし観客席は寒そうなのに観客が凄いな。
なんか絶妙なタイミングで八戸に来ちゃったなぁ・・・せっかくだから伝統行事を拝んでおこうか。
自分は通勤途中に大型トラックに轢かれ、その後遺症もあって退職したんですけど、身体的にちょっと不自由なところはあるんですけど、仕事に行く必要もなく(保険金と損害賠償金が入ったことから)、終日フリーと言う感じで、いろいろところに旅行しております。
実際行ってみると、それぞれの日常生活が感じられて(勝手にそう思っているだけかもしれませんけど)楽しいですね。飲み食いなんて、やっぱり現地行かないと…って感じですし。
恥ずかしながら、青森には仕事関係で1回しか行ったことがないので(しかも30年近く前!)、またじっくり行ってみたいですね。
いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
今までは各地の伝統行事と遭遇しても、その周辺にある屋台の食い物にしか興味を持たなかったんですが今回の旅では色々と考えさせられるものがありました。
人口減少や過疎化なんかが取りざたされる昨今になって、ようやく興味が出てきたところです・・・齢をとったなぁとしみじみ感じました。