結婚願望

中学生の時
なんかの授業で将来結婚したいかどうかのアンケートがあった。

なんとなく
結婚したくないな～と思って
結婚したくないと答えたら
クラス一人だけだった。
う～ん昭和的発想！

別に
両親もすごく仲がいいし
結婚に絶望していたわけではないけど

小学生～中学生までアメリカ人の方に英会話を習い
大学でアメリカにホームスティに行ったとき
なんとなくアメリカ人と結婚したいと思っていた。
交際結婚の大変さとかわからずに。。。

そして
アメリカにおける離婚率の高さに愕然とした。

でも
人の心は成長と共に変わるもの

２０代で普通に結婚して
二人の子供を授かった。

実は、子供はあまり好きではなく
でも
旦那はめちゃくちゃ子供が好きだったので

子供が生まれたらどんな感じになるのだろうと
不安がなかったわけではない。。。

でも
生まれてみたら
めちゃくちゃかわいかった。
自分の子供ってこんなにもかわいいものなんだと思い
なんか自分の中で考え方がいい方向にひっくりかえった。
自分の命にかえても守りたい存在というのがよくわかった。

私が結婚適齢期だったころ（この言葉も今では死語だね）
よく結婚をクリスマスにたとえられた。

２４まではよく売れる
２５過ぎればたたき売り
（だったか
２５まではよく売れる
２６過ぎればたたき売り
だったか定かではないのだが）

な～んて

結婚前は
「彼氏いるの？」
と訊かれ
彼氏がいるときは
「いつ結婚するの？」と訊かれ
結婚したら
「いつ子供産むの？早く産んだ方がいいよ。」
と言われ
第一子（女の子）を出産したら
「二人目はいつ？男の子と女の子両方育てて一人前だよ。」
と言われ
第二子（男の子）が生まれたら、やがて誰も何も言わなくなった

今だったら「セクハラ！！」って感じだけどね（汗）

あの頃
女性は結婚するものっていう風潮が私の周りにはあった。
だからって別に結婚したわけではなく
恋愛をし、自然な流れで結婚したから
よかったと思っているし
優しい旦那と
かわいい子供に恵まれて
幸せだと思っている

今は
あのころのように
「結婚できない」ではなく
「結婚しない」
自由があると思う

自分で選択できる自由
きっとあのころにもあったのだろうが
そんな風には感じられなかった

結婚しない自由
子供を持たない自由

人の価値観なんて
人それぞれだと思う

なのに
なぜ、みんな自分のちっぽけな物差しで
他人をはかろうとするのだろう

なぜ
他人のことは他人のことってほっとかなくて
あれこれうるさくいうのだろう

好きな人ができて
自然に結婚して
自然に子どもが授かる。
（もちろん不妊症の方の苦しみはあることを少なくとも理解していますが。）

少子化少子化と言われても
その
自然な摂理には
きっと誰も逆らえないんだろうね・・・・

結婚しないではなく
結婚したくない
そういう考えをもった人もいるだろうしネ・・・

結婚したまえ、君は後悔するだろう。結婚しないでいたまえ、君は後悔するだろう。
～キルケゴール～

すべての悲劇というものは死によって終わり、すべての人生劇は結婚をもって終わる。
～バイロン～

結婚の格言調べると
結構否定的なものも多いですよね。

昔と今は違うんでしょうが
結婚するのであれば
せめて
後悔しない道を選びたいものですね。


急いで結婚する必要はない。
結婚は果物と違って、
いくら遅くても季節はずれになることはない。
～トルストイ～


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