風にも負けず！

　さて、よっすぃ～のコメントを呼んで触発されたＳＨＥは、やっと一年バイクに乗って自分が思ったマイナス面を書いてみます。

　バイクを乗ろうかやめようか迷ってる人の選択肢の一つになれば幸いです。

　いつも楽しい記事ばかりをあげていますが、バイクって大変なこともたくさんです。　気楽に免許代・車体代・保険代と、どぶに捨ててしまう人もいっぱい。お金をかけたのに、なぜバイクを降りてしまうのか・・・。一年たって色々気づくことも、未来の自分がそれと重なることも実はあるのです。

　　バイクの運転にはすっごい体力がいる。　
　バイクを運転して身体にかかる風圧は、とても体力をうばいます。一日外にいても身体は疲れるのに　ずーーーーっと強い向かい風を受けて立っていたら、どれほどクラッとくるか！ツーリングの後は、ＳＨＥは立ち上がることすら辛かったりします。坂道を５分の体力しかないので・・・。

　今月の「Ｌ+ＢＩＫＥ」にも特集されてるように、体力づくりが必要です。体力がない人には向いてないんです。ほんっとに疲れる乗り物なんです！ここはＳＨＥの考えが甘かったと今も後悔です。

　危険度も高い。
　ＳＨＥは運転中に、「怖い！」「危ない！」と感じるのは、まだ毎回あります。スポーツでも車の運転も自転車も、そんなことは一年に１回あればいいぐらい。これは運転技術が多少上がっても、スピードを出せるようになれば、危険度はあまりかわらないはず。　「危ない！」と感じる＝素人　の道から抜け出す前に事故を起こさない自信は正直私はありません。

　　ツーリングも実はつらい。
　向上心のない人にとって、操作がうまくいかない日々は相当つらいものです。そしてすぐに面倒に感じるんじゃないかな。時に、ツーリングの帰り道はつらいと感じることもあります。
　日中のお天気と観光に体力を消耗し、帰りに下りの真っ暗な山道を走るときは、「もうなんでバイクなのぉ！！」と叫びたい自分がいます。ボードをはかされて、暗闇の山のてっぺんから降りて来いと脅迫されてるみたいｗ。

　　機械おんちは金持ちだけが許される。
とＳＨＥは思います。パパ達がよく言うのは、「バイクを治すほどに、バイクへの信頼性が増す」　ということ。機械が好きで、バイクが好きな人たちの言葉。　ＳＨＥは逆です。自分の締めたボルトほど信用できない。　そうなると、専門家にお金を払い、修理・メンテナンスを依頼する。　車とちがい、バイクを安全に楽しく乗るには日々のバイクの調子を整えるのが必須なんだそうです。　レブルのチェーンが「ガシャン！」と音をたてて発進するたびに、ＳＨＥは冷や汗をかいて乗っています。だからこそ興味の薄いバイクのメンテナンスもできるだけ覚えるように努力しています。こんなだから、運転の恐怖感がいつも隣にあるんでしょうけど。

　４0k/ｈのスクーターと８０ｋ/mのモーターサイクルの違いは大きいのか？
　でも同じ2輪車。　それでも大きくて速い乗り物に、みんなが乗りたい理由に自分が当てはまるのか立ち止まってみるのも大事かと。スキーが上達したら、急斜面をせめたいの！　って自分がちょっとでもいるかどうかってことかな。
　ＳＨＥは、「大きいバイクは乗れないよ。」といつも言っています。自分のキャパを超えてみたいと思わないからなんです。でも、シフトの付いた2輪は乗れるようになりたかった。人から「お～♪」って思われたかった。やってみたかった。　でも乗らなくても楽しい日々は送れたなって思える自信もあります！　そのうち飽きるんじゃないかってたまに思います。　バイク大好きな男の子達とは根本が違ってるんです。

 バイクを大好きで乗り続けるには、こんなことも乗り越えて、いちいち愚痴らずにそれを当然と思い、日々精進できる人なんだと思うようになりました。

　マイナスを中心に長々と書きましたが、こんなのへっちゃら！　って思う瞬間もたくさんあることも知れました。一歩踏み出すか、踏み出さないかは、【他に代用するものがない】と気づいたら　行動に移ってるかもしれません。

　ＳＨＥも、バイクには家計・家族も含めて計算しているつもり…。愛息子が成長したからこそ計算がプラスに動き、愛息子を守れるパパができたから、自分の背中を押したのです。母が何かを守ってる姿は私の尊敬です。そんな人が一番行動力がある人だと思っています。やりたいことをやるのは行動力はいらなくて、面倒な事を子供のためにできる人こそが親であり、すごいのです。

　でもバイクに乗りたい人を全面的に応援するＳＨＥだったりします。バイクに限らず、楽しいことは山のようにあふれてるので、次は何をしようか企んでもいます！

　とにかく、みんなでいろんなことして、子供も一緒にたくさん遊んで、いい人生にしましょう♪