いよいよ最終日。
朝から・・・雨です。
雨でもグロースは動きます。
もちろん、ボクの頭の中をグルグルとプランがかけめぐります。
「雨・・・士幌の体育館・・・」
「いや、まてよ、体育館じゃぁ遊びになってしまう。」
「じゃあどうする・・・」
「サポーターゲームは?」
「この土砂降りの中、サポーターを外で待機させるのはかわいそうだし・・・」
結局、雨でもグロースは、野外体験学習なのです。
午前中は、室内の実習。
ひさびさに、「ノアの箱舟」
「ノアの箱舟って知ってるひとぉ?」
ほとんどの子どもは知らない
「昔々おおむかしにね、人間があんまりわがままを言うもんだから神様が怒ってしまったんだ。それでも、ノアさんという信心深い家族だけに、そっと『大きな大きな箱舟を作りなさい。そしてその中に世の中の生き物のすべてをつがいでのせなさい。もうすぐ大洪水でこの世のすべてを海の中に沈めてしまうから』・・・」
こんな調子で話をし始めると、子ども達の目はきらきらしてきます。
子ども達は「ものがたり」が大好きです。
この実習は、ノアの箱舟を想定して、一人ひとりに動物の名前が書いてあるカードを渡します。そして渡された動物になって、もう一人・・・いや一匹いる自分と同じ動物を見つけるというものです。
でも、動物になるわけですから、人間の言葉は使えません。
その動物の鳴き声や動きをするのです。
この実習は、ほとんどの子どもが大好きです。
今回も2回やりましたが、「もう1回コール」があるほどです。
もちろん、なかには恥ずかしがりやの子どももいます。
そんな子どもが動けずにいると、
「誰かかわりにやってくれる人ぉ?」
そうすると何人も登場してくれます。だん・・ゴリラを何度もありがとう。
何度やっても子ども達のユニークな表現で楽しめます。
そして子ども達の様子もとても良くわかるのです。
そういえば、前回この実習をやったのがいつなのかは覚えていないけど、そのときに、ボクの膝の上にゆめとが座って、ゆめとが「しばしば」を演じる2人羽織をやったことがあった。
大うけで、何度も何度もやった挙句、羽田空港での解団式のときにもやりました。
さて、この午前中の大きな目的は、「子ども達がひとつになる」ことでした。
32人の大所帯ですから、なかなか子ども達同士の交流がありません。
こんな雨の日にはもってこいの実習「明日にかける橋」があります。
この実習は、1メートル20センチぐらいの高さにあるロープのうえを、全員が超えていくと言う実習です。
ロープに触れたら最初からやり直し。
全員で協力しなければできない実習です。
彼らが自分たちで決めた時間は1時間。
最初は中学生が土台になって、小さい子ども達を向こう側に送り込んでいました。
しかし、土台がしっかりしていなかったり、わたるときの恐怖で足がすくんでしまったり・・・そんなこんなで何度も失敗が続きました。
32人全員が集中しています。
そして誰かが失敗しても、誰一人としてその子を責めません。
「よし、もう一回いこう!」
掛け声と共に、何度もチャレンジです。
それでも、一度足がロープに触れてしまった子どもは、次の時にはドキドキです。
子ども達なりに、プレッシャーで押しつぶされそうなのです。
渡った子どもは興奮でイッパイです。
後から渡る子どもに声をかけます。
失敗のたびに、子ども達の心がひとつになっていく様子が手に取れるようでした。
そして、ついに1時間が過ぎました。
残念ながら、全員がわたり終えることはできませんでした。
さぁ、どうする子ども達。
32人が話し合いを始めました・・・
朝から・・・雨です。
雨でもグロースは動きます。
もちろん、ボクの頭の中をグルグルとプランがかけめぐります。
「雨・・・士幌の体育館・・・」
「いや、まてよ、体育館じゃぁ遊びになってしまう。」
「じゃあどうする・・・」
「サポーターゲームは?」
「この土砂降りの中、サポーターを外で待機させるのはかわいそうだし・・・」
結局、雨でもグロースは、野外体験学習なのです。
午前中は、室内の実習。
ひさびさに、「ノアの箱舟」
「ノアの箱舟って知ってるひとぉ?」
ほとんどの子どもは知らない
「昔々おおむかしにね、人間があんまりわがままを言うもんだから神様が怒ってしまったんだ。それでも、ノアさんという信心深い家族だけに、そっと『大きな大きな箱舟を作りなさい。そしてその中に世の中の生き物のすべてをつがいでのせなさい。もうすぐ大洪水でこの世のすべてを海の中に沈めてしまうから』・・・」
こんな調子で話をし始めると、子ども達の目はきらきらしてきます。
子ども達は「ものがたり」が大好きです。
この実習は、ノアの箱舟を想定して、一人ひとりに動物の名前が書いてあるカードを渡します。そして渡された動物になって、もう一人・・・いや一匹いる自分と同じ動物を見つけるというものです。
でも、動物になるわけですから、人間の言葉は使えません。
その動物の鳴き声や動きをするのです。
この実習は、ほとんどの子どもが大好きです。
今回も2回やりましたが、「もう1回コール」があるほどです。
もちろん、なかには恥ずかしがりやの子どももいます。
そんな子どもが動けずにいると、
「誰かかわりにやってくれる人ぉ?」
そうすると何人も登場してくれます。だん・・ゴリラを何度もありがとう。
何度やっても子ども達のユニークな表現で楽しめます。
そして子ども達の様子もとても良くわかるのです。
そういえば、前回この実習をやったのがいつなのかは覚えていないけど、そのときに、ボクの膝の上にゆめとが座って、ゆめとが「しばしば」を演じる2人羽織をやったことがあった。
大うけで、何度も何度もやった挙句、羽田空港での解団式のときにもやりました。
さて、この午前中の大きな目的は、「子ども達がひとつになる」ことでした。
32人の大所帯ですから、なかなか子ども達同士の交流がありません。
こんな雨の日にはもってこいの実習「明日にかける橋」があります。
この実習は、1メートル20センチぐらいの高さにあるロープのうえを、全員が超えていくと言う実習です。
ロープに触れたら最初からやり直し。
全員で協力しなければできない実習です。
彼らが自分たちで決めた時間は1時間。
最初は中学生が土台になって、小さい子ども達を向こう側に送り込んでいました。
しかし、土台がしっかりしていなかったり、わたるときの恐怖で足がすくんでしまったり・・・そんなこんなで何度も失敗が続きました。
32人全員が集中しています。
そして誰かが失敗しても、誰一人としてその子を責めません。
「よし、もう一回いこう!」
掛け声と共に、何度もチャレンジです。
それでも、一度足がロープに触れてしまった子どもは、次の時にはドキドキです。
子ども達なりに、プレッシャーで押しつぶされそうなのです。
渡った子どもは興奮でイッパイです。
後から渡る子どもに声をかけます。
失敗のたびに、子ども達の心がひとつになっていく様子が手に取れるようでした。
そして、ついに1時間が過ぎました。
残念ながら、全員がわたり終えることはできませんでした。
さぁ、どうする子ども達。
32人が話し合いを始めました・・・
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