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自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

リートレ2日目

2013-07-30 18:59:03 | グロースキャンプ
2日目のリーダートレーニング。


朝6時起床。


外は相変わらずの雨。


だからと言って、そんな天候は士幌では当たり前のことなので、全員全く気にならない


このリートレには、いろんなレクチャーがあり、これは将来「シュウカツ」にずいぶんと役立つらしい。


ボクの娘たちも、就職の際に、リートレのノートを引っ張り出して、エントリーシートを書いたり、面接時の受け答える内容を吟味していた。


さらには、いろんな名物実習もある。


その中でも、毎回やり遂げるには、かなり困難な実習があります。


いわゆる「ハコノリ」


以前にもこのことを書いたので、詳細は省略しますが、ものすごく狭いスペースに3人が同時に乗るという、いたって単純な実習。


この実習は、チームを一つにし、信頼でつながっていく、ボクが大好きな実習の一つです。


そして、簡単なようでいて、実は本当にお互いを与えあっていかないと達成できない実習なのです。


今回は、3人なので、普段使っているビールケースではなく、木の切り株。


わずか直径19㎝の切り株です。

(ちみに、ビールケースには最高13人乗った実績があります。)


この切り株に、3人が乗る。


乗るだけじゃなくて、3分間その状態を保つ。


初日の夕方、約1時間かけて(それを2回やった)、ようやく6秒だけ乗れた。


いや、乗れたとはとても言えない時間。


ほぼ絶望的な状態です。


いくら乗れていなくても、ある程度可能性が見えてくるものなのですが、彼らからは熱意も、強い意志も、何よりも本気を感じられない。


へっぴり腰で、遠慮していて、声も出さない。


出来なかったからと言って、特に悔しそうでもないし、だからといって、あきらめる様子もない。


イマドキノ子どもってことなんでしょうか?


アシスタントとして、一緒に来てくれたDANクンも、彼らを見ていてやきもきしています。


「まだ、本気を感じない」と、つぶやきます。


でも、このリートレをどうしても開催してほしい、と言って参加した3人です。


そんなはずがありません。


根気良く、あきらめずにかかわり続けました。


でも、先が見えてこない。


2日目の朝。


食事前に再チャレンジ。


一体感、本気、与える、信じる・・・・様々なキーワードを、前日のレクチャーで学んだ彼らは、その学んだことを実践し始めました。


なんと、初日とは打って変わって、1時間の間に35秒も乗れた。


このことで、彼らは、気持ちに変化が見え始めます。


それでも、結局できないまま時間切れ。


昼食の後、再度チャレンジ。


今度は1分35秒。


さらに記録を更新。
 

このころから、彼らの顔つきが変わる。


「リートレ始まって以来、達成できなかったチームはいなかった。このまま乗れずに終わったら歴史に残るぞ!(^^)」


しばしばの、意地悪なチャレンジに奮起するものの、結局は時間切れ。


しばらくすると、雨が本降り、、、どころか豪雨。


彼らのチャレンジを、あざ笑うかのように降り注ぐ雨にしばし呆然。


こんな雨は、ボクも初めてかもしれない。


でも、結局この雨は、ミラクルを呼ぶことになったのです。






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