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自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

夜明けまえ

2009-06-23 14:32:38 | ばばファンタジー
別に、島崎藤村の本の題名ではなく・・・・・


とにかく早いんです。
朝が・・・


夕べは、たしか、12:00近くにばばたちは寝静まりました。


そのはずでした。

しばらくすると、ヤエちゃんが、
「暑いかねぇ?」と、眠そうな顔でボクのところに来ました。

「暑いの?」

「あたしの寝てるとこにさぁ、風邪がビュンビュン来るのよ。」

「寒いの?それじゃぁ、エアコン消せば」

「暑いのよ」

「??で、八重ちゃんは暑いの?寒いの」

「暑いんだけどさぁ、風が冷たいのよ」


コウイウカミアワナイカイワ、ボクハドウスレバイイノダロウカ、ダレカオシエテ



そして、今朝は、4:30にはシャワーを浴びている音が聞こえる。



6:00には全員起床。


みんなで、部屋のジャグジーに、入ろってことになって、ワイワイガヤガヤ。



ボクは、脱出して、1人で風呂に行くことにしました。

「10:00に出発するよ」

そう言いおいて、出かけます。


その時間に返ってみると、みんなスタンバイOK。

いい調子です。

さぁ出掛けよってことになって、結局それから30分。


「トイレいっとこ」

「あたしもあたしも」

「薬のんどかないと」

「あたしもあたしも」

「きょうはあついかねぇ」

「長袖じゃ暑いよ」

「あらそ?ジャぁ着替えよかしら」

「そぉお?ジャ、私も着替えよっと」

「ついでにトイレいっとこ」

「あっ、あたしもあたしも」


ついに、上半身あらわな姿になったばばたちの集団が、部屋の中をウロウロと・・・。


ボクは、車で待つことに。




目指すは「旧軽井沢」

「昨日も行ったでしょ?」


「まだ、何も買ってないのよ」
「そうよそうよ、なんか買わなきゃねぇ」
「ねぇ」


人通りが増えた旧軽井沢の商店街。

さすがに、今日は「ソフトクリーム」の合唱は聞かなくてすみました。


しかし、ここで、ゆっくりと移動しながら約2時間。

元気なばばたち。
ホントに元気なばばたち。

ヤエちゃんはチョリソードッグをほおばりながら、
「お昼、なに食べる?」


「おそば」
「あたしもおそば」
「あたしも」「あたしも」



食べる、話す、笑う、昼寝する、また食べる、話す、笑う、寝る。

人生はこれだけあれば十分に幸せなのかもしれない。


ただいま、部屋でそれぞれが昼寝・・・・のはずが、浅野屋さんのブルーベリーパンを「おいしいぃ、おなかいっぱいだったのに、おいしいぃ!!」と、日本茶をすすりながら、ぺちゃくちゃ中であります。


本日の夕食は、5:30から。




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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
かみ合わない会話 (あーみん)
2009-06-23 21:44:23
仕事でも家でも日常茶飯事。
8割お年寄り相手なので。

取りあえず、話しがかみ合わないと思ったときは相手に合わせます。意外と相手の言いたいことが見えて来ます。

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あーみん (しばしば)
2009-06-24 17:20:29
ありがとう。

悟りの境地のようで・・・・。

傾聴の基本ですよね。

ボクにとっては、鍛錬の場、修行の場です。

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待ってました! (れいちゃん)
2009-06-24 21:57:11
今年もやって来ました、この“ババシリーズ”。
楽しみにしていましたよ~。

自分が渦中に居なければ、これ程お年寄りって可愛くて楽しいものなのですね。

でもこれがいざ自分の身に降りかかってくると、笑っては居られないことも多いのでしょうが、これを笑えるようになったら“あなたは悟りの人”ですね。
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カワイイデス (しばしば)
2009-06-25 17:36:57
本当に、ばばたちが話している様子は、若い女の子たちが話す様子と、何も変わらないんじゃないかって感じます。

確かに、話の内容は時代とともに変化するでしょうし、言葉も違うでしょう。

でも、話したくてたまらないって気持ちは、いつの時代もおんなじなのかな?

悟りの人もいいけどね、やっぱりフツーの人が楽しいと思います。


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