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自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

老い

2010-02-17 07:41:02 | ばばファンタジー
ボクの母親は、84歳。

長生きをしてくれています。
幼いころから苦労の連続で・・・・という絵にかいたような苦労人。
一人で立派に生き抜いてきた、現代風にいえば「自立した女性」です。


50歳を過ぎたころにリウマチを患い、現在まで30年以上「痛み」と付き合ってきています。


リウマチは、関節周辺の骨を弱くするために、今までにも何度も圧迫骨折を繰り返してきました。


高齢ですから骨粗鬆症(コツソソウショウ)をさらに悪化させてしまいます。


ところが、この骨の症状は、病気ではないために病院での入院はできません。

昨日、母親はまるで恒例行事のようになってしまった入院をしたのですが、何とか治療という名目で滑り込むことができました。

5月か6月に、またばばファンタジーの旅を予定しています。

その旅を楽しみに、病院で優雅に静養に入ったようなものですが・・・。


身体は弱いのですが、意識ははっきりしているし江戸っ子堅気ですから、文句の多い大正の女です。


この文句が、赤の他人であれば、「元気のいいばあちゃんだ!」と笑えるのですが、身内だとついつい腹が立ってくることがしょっちゅう。

それでも、30年以上、痛みをずっと抱えながら生き抜いてきている精神力は、見事というほかはありません。


試練にあっても少々のことでは、根を上げたらすぐに母親に叱られてしまいそうです。
一人で育ててくれた母親には、いまでも頭が上がりません。


しばらく病院通いが続きそうです。

あー、でもあの「文句」を聞くのがボクにとっての一番の試練なのかもしれない・・・・・。







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