さぁ、最終日です。
6:00に起きて、外を見てみると、真っ暗な空から、雪が舞い落ちてきています。
残雪が舞っているのではなく、確かに降ってきています。
「やったーーーっ!」
同室のウッディと大喜びです。
きょうは、荷物整理をして、部屋を空っぽにして、7:30にセミナールームに集合。
比較的余裕があります。
6:30。もう子ども達は元気に起きています。
しばしばが、各部屋を巡回します。
着替えも終わり、荷物整理も着々と進んでいるようでした。
たけのグループの部屋に入ったとき・・・・!!
ボクは唖然としてしまいました。
起きてはいるものの、パジャマのままベッドにごろごろ。
それも、ポテトチップスをむしゃむしゃ食べながら。
「おまえら、ポテトチップス食ってんの?」
「そうだよ・・・しばしばも食べる?」
たけの、優しいお誘いは丁重にお断りいたしました。
それどころか、
「朝っぱらからそんなもん食ってんじゃねぇ!!早く用意しろーー!」
と、少々荒っぽく怒鳴りました。
「へ~~いっ!」
なんとも気楽なお返事に、こっちも力が抜けてしまいます。
冬のグロースは、なんだかあったかい。
いつも、皆で一緒にいるせいか、ホントにファミリーのような気分です。
7:20
続々と、セミナールームに子ども達が集まってきます。
グループごとにそろった順に、朝食会場へ移動。
ところが、7:30を過ぎても、ひとつのグループがやってきません。
たけのグループです。
10分ほど遅れて、大慌てでやってきました。
たけが言い訳を始めます。
でも、しばしばは一喝!
たけグループはオオメダマ!です。
時間に遅れたことは、たいした問題ではありません。
現に誰だって、時間に遅れることはあるし、そのことをいくら叱っても、心には何も残りません。
子ども達は、初日に3日間大切にしていく約束「グランドルール」を決めています。全部で7項目。
その中に、「みんなで一緒に行動する」という項目があります。
そのためには、周囲ににも意識を向けなければなりません。
3日間、何度かこのことで、失敗を繰り返してきました。
そして、またここで、繰り返したのです。
繰り返しているということは、学びきれていないということです。
大反省のもと、りーダーたけ、サブリーダーだんを中心にちょっと暗めの話し合いです。
しばらくすると、どやどやと必死の形相で、他の子ども達が部屋に入ってきました。
「どうしたの?君たち」
「たけのグループだけじゃなくて、自分たちも一緒にいたほうがいいと思って・・・」
感激です。
(こいつら18人。自分だけじゃなくて、グループシップを学んでる。たけたちをほっておかない・・・いいチームだなぁ)
初日に決めた7つの項目の中に「みんなで楽しむ」という項目もありました。
そのときに、しばしばが質問しました。
「楽しみたくてもさ、落ち込んだり、失敗したり、叱られたりすることもあるでしょ?そんなときも楽しめる?」
少し、意地悪な質問かもしれませんが、実際に、落ち込んでいたら何もする気にはならないものです。
いろんな話し合いの中から、
「落ち込んだ人がいたら、みんなで励まして、最後にみんなで声をそろえて『ゆきん子隊!おーーーーっ!』って叫んで、吹っ切る・・・・」
決まりです。
いいじゃないですか。
それから3日間。
ケンイチロウ君が叱られたとき、半泣きになっているとき、たけがどやされたとき、かえでが「悔しい」を言えずに泣いてしまったとき・・・その他あんなときもこんなときも、いつでもみんなで、
「ゆきんこた~~い! おーーっ!」
なんとも、力の抜けた、のんびりした掛け声なのですが、それがまたとてもいい!
今でも耳にはっきりと残っています。
今回の遅刻事件も、最後はこの合言葉。
「ゆきんこた~~い!おーーーーっ!」
さあ、朝ごはんだ。
またまた続く。
6:00に起きて、外を見てみると、真っ暗な空から、雪が舞い落ちてきています。
残雪が舞っているのではなく、確かに降ってきています。
「やったーーーっ!」
同室のウッディと大喜びです。
きょうは、荷物整理をして、部屋を空っぽにして、7:30にセミナールームに集合。
比較的余裕があります。
6:30。もう子ども達は元気に起きています。
しばしばが、各部屋を巡回します。
着替えも終わり、荷物整理も着々と進んでいるようでした。
たけのグループの部屋に入ったとき・・・・!!
ボクは唖然としてしまいました。
起きてはいるものの、パジャマのままベッドにごろごろ。
それも、ポテトチップスをむしゃむしゃ食べながら。
「おまえら、ポテトチップス食ってんの?」
「そうだよ・・・しばしばも食べる?」
たけの、優しいお誘いは丁重にお断りいたしました。
それどころか、
「朝っぱらからそんなもん食ってんじゃねぇ!!早く用意しろーー!」
と、少々荒っぽく怒鳴りました。
「へ~~いっ!」
なんとも気楽なお返事に、こっちも力が抜けてしまいます。
冬のグロースは、なんだかあったかい。
いつも、皆で一緒にいるせいか、ホントにファミリーのような気分です。
7:20
続々と、セミナールームに子ども達が集まってきます。
グループごとにそろった順に、朝食会場へ移動。
ところが、7:30を過ぎても、ひとつのグループがやってきません。
たけのグループです。
10分ほど遅れて、大慌てでやってきました。
たけが言い訳を始めます。
でも、しばしばは一喝!
たけグループはオオメダマ!です。
時間に遅れたことは、たいした問題ではありません。
現に誰だって、時間に遅れることはあるし、そのことをいくら叱っても、心には何も残りません。
子ども達は、初日に3日間大切にしていく約束「グランドルール」を決めています。全部で7項目。
その中に、「みんなで一緒に行動する」という項目があります。
そのためには、周囲ににも意識を向けなければなりません。
3日間、何度かこのことで、失敗を繰り返してきました。
そして、またここで、繰り返したのです。
繰り返しているということは、学びきれていないということです。
大反省のもと、りーダーたけ、サブリーダーだんを中心にちょっと暗めの話し合いです。
しばらくすると、どやどやと必死の形相で、他の子ども達が部屋に入ってきました。
「どうしたの?君たち」
「たけのグループだけじゃなくて、自分たちも一緒にいたほうがいいと思って・・・」
感激です。
(こいつら18人。自分だけじゃなくて、グループシップを学んでる。たけたちをほっておかない・・・いいチームだなぁ)
初日に決めた7つの項目の中に「みんなで楽しむ」という項目もありました。
そのときに、しばしばが質問しました。
「楽しみたくてもさ、落ち込んだり、失敗したり、叱られたりすることもあるでしょ?そんなときも楽しめる?」
少し、意地悪な質問かもしれませんが、実際に、落ち込んでいたら何もする気にはならないものです。
いろんな話し合いの中から、
「落ち込んだ人がいたら、みんなで励まして、最後にみんなで声をそろえて『ゆきん子隊!おーーーーっ!』って叫んで、吹っ切る・・・・」
決まりです。
いいじゃないですか。
それから3日間。
ケンイチロウ君が叱られたとき、半泣きになっているとき、たけがどやされたとき、かえでが「悔しい」を言えずに泣いてしまったとき・・・その他あんなときもこんなときも、いつでもみんなで、
「ゆきんこた~~い! おーーっ!」
なんとも、力の抜けた、のんびりした掛け声なのですが、それがまたとてもいい!
今でも耳にはっきりと残っています。
今回の遅刻事件も、最後はこの合言葉。
「ゆきんこた~~い!おーーーーっ!」
さあ、朝ごはんだ。
またまた続く。
ひまわりは、夏グロース
いける!・・・と思います^^