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自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

冬グロース もうこれで最後です

2008-01-21 19:03:16 | グロースキャンプ
ずいぶん間があいてしまいました。

冬グロース最終日です。

朝食の後、ボクたちは、ゲレンデへ。
なにせ、雪ががんがん降っているんですから、楽しみです。

ボクとウッディは、超初心者組みのマーピー、ケンイチロウ、カイトの3人を徹底的にコーチ。

特にウッディは、
「僕にケンイチロウを任せてください」
と、かなり入れ込んでいます。

マーピーと、カイトは、文句ひとつ言わず、黙々とすべるのですが、ケンイチロウは、何かあると、すぐに下唇がとび出します。

そんなケンイチロウに情熱を注ぎながらウッディは必死でした。

後で聞くところによると
「滑れないまま東京に帰ることになってしまうかもしれない・・・」
と、かなり心配だったようです。

今まで7回の冬グロースで、初心者は全員ボーゲンで滑れるようになっています。

それも、せいぜい3日間で4~5時間しか滑っていないのです。

9:00にゲレンデにでて、10:30には、みんなで「表現スキー」

ウッディはかなり焦っていたことでしょう。

ボクたちがリフトに乗っているときに、二人をたまたま見つけました。

そのときです。

ケンイチロウが、それはそれは見事にボーゲンで滑っているではありませんか。

「わーーっ、どいてーーー」と叫びながらも、ちゃんと滑っています。

その後の光景は感動です。

ウッディがかけつけ、ケンイチロウをしっかりと抱きしめながら、
「やったぞー!!」

ゲレンデにいる誰よりも、一番の喜びを表現していたのは、きっとウッディだったでしょうね。

カイトは、手袋がびっしょりのぬれてしまって、寒さで震えていました。
手袋をはずしたほうがあたたかさを感じるほど・・・。

あまりの寒さにギブアップ。
ボクは、カイトとマーピーを連れて一足先に引き上げました。

でも、「表現スキー」はちゃんとやりましたよ。

滑りながら、自分なりに「何か」を表現するこの体験は、なかなかの見ものです。

「やったーっ!」
「たのしいーーっ!」
「しあわせーーっ!」

思い思いの表現で滑ります。

子ども達には、流行の
「どんだけーーっ」が、人気でしたが。

カイトは、寒さに震えながら
「やった~っ」
と小さな声で、叫びながら滑ってました。


夏のグロースと違って、冬は、スタッフもイントラも、そして子ども達もいつもいつも一緒にいます。

同じ空間で過ごす時間がたっぷりとあるせいか、家族と一緒にいるような錯覚を覚えます。

「なんだか冬のグロースもいいな~」

素直なボクの印象でした。

今年は雪がたっぷりあるところでやらせてあげたいです。

以上、報告を終わります。

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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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すごい! (Unknown)
2008-01-23 14:37:22
全員滑れるようになったんですね。感動です。
ウディーお疲れ様でした。やっぱりみんなの「できる」パワーはすごいです。このことを通して子どもたちの中に新たな希望の炎が灯った感じがしました。
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