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自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

さぶとのミーティング

2011-04-03 07:49:14 | ひとり言
きのう、さぶと話す時間が取れました。


今頃福島に向かっているはずです。


午後には避難所に行く予定です。


今回のサポートは、もうしばらくはさぶ一人でする事になりますが、彼女なりに、ボクたちとじっくりと話が出来て安心したようです。



ミーティングのメンバーが心強い



2000年12月31日に世田谷の宮澤さん一家の事件を覚えていますか?


子ども未来研究所で最初にかかわった、子どもたちへのアートセラピーによる心のケアでした。


事件は痛ましいものでした。


未だに解決していないことに憤りを感じつつも、地域の子どもたちが健全に成長し今では高校生になっていることとは本当に喜ばしいことです。



当時、マスコミによる住民や子どもたちへの強引な取材によって、二次災害のように地域の方々の不安が広がりました。



その地域の住民でもあった、同じ学年の子供を持つりよちゃんが「子どもたちを守りたい」「地域の不安を何とかしたい」、と言う思いをもって、私たち(子ども未来研究所)と一緒にフリースクールを開始しました。



小学校の校長先生、スクールカウンセラー、児童館の館長さん等のサポートで、マスコミに極秘にこのクラスは誕生したのです。



約半年間、続けられたこのクラスは、子どもたちの日常を取り戻すことに大きく貢献しました。


その後も多くの人から教室の存続を求められ、いまも「まめぴよ工房」と言う名前で小学生向けの教室として、継続されています。



りよちゃんは、その頃からの心強い仲間です。


その現場に、マッキーも関わってくれていました。

マッキーは、子どもたちへのアートセラピストとしてもう7~8年活動しています。


クエストのスタッフであり、子ども未来の理事。


有能で素敵なセラピスト。


マッキーも世田谷のフリースクールでの活動や、その後の中越地震の際の、約1年間新潟県の小千谷市の小千谷幼稚園でのアートセラピーによるケアにも関わってくれました。



園長先生のご自宅のガレージのひと隅をお借りして、寝袋で泊まり込みながらのサポートでした。



当時は、140人の園児たちとの遊びだけでなく、先生方のケアに力を注いだことを覚えています。



被災者や被害者だけでなく、その周辺の方々のケアも実はとても重要です。



今回の震災でもケアは、何年にもわたることになるでしょうし、その対象は想像を絶するほどの人数になるはずです。


原発の修復に携わっている東電や自衛官、消防隊員、そしてその家族・・・・


直接の被災者だけではないのです。



さぶが、通っている小野町避難所には、300名ほどの被災者たちがいます。



更に、小野町が管理している大熊町からも、アートセラピーのサポート依頼があるそうです。



きのうは、りよちゃんとマッキーと、さぶ、そして洋子と話をしました。


洋子は、高齢者施設でのアートセラピストであり、「LIFe IS ART」のブログの管理者です。



避難所は、原発30キロ圏内ですから、子どもたちの数は少ないのですが、その反面お年寄りがたくさんいます。


洋子は欠かせない存在であり、今回のサポートにも意欲を見せてくれています。




さぶも、ボクたちのサポートがあることに安心したようです。


セラピストの活動は、孤独になりがちです。


だからこそ、ボクたちは必ずチームでかかわるようにしています。



今回も心強い仲間が集まりました。



一歩ずつ、形にしていきます。







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