思いがけずに、時間の余裕が生まれます。
トレーナーをやっていると、四六時中ずっと全体の動きを考えています。
でも今回はぽっかりと時間が空く事も。
ヌプカにバイクを戻し、士幌高校へ向かおうとした時、ふと見ると15分程度時間の余裕があることに気づきました。
高原は相変わらず快晴で、十勝平野が見渡せます。
小鳥のさえずり以外何も聞こえない静かな高原にいると、なんともいえない満足感がわいてきます。
あの中央公園では今、子どもたちは昼食を野原を駆け回っているはずです。
トレーナーをやっているときの孤独感(別にさみしいわけじゃなくて)とは違い、本隊の中心にいないにもかかわらず、深いつながりを感じている自分の不思議な感覚に驚きます。
それでも士幌高校には、本隊よりもずいぶん早く到着です。
昨年は、口蹄疫の懸念から士幌高校の実習は断念しました。
2年ぶりの高校です。
やがて子どもたちが到着し、早速いも掘り開始。

でっかいいも大賞や、変ないも大賞は、毎年の子どもたちのタノシミです。
そこへ校長先生がカメラをもって登場です。
今までにも、校長先生が視察に見えるのはよくありましたが、一眼レフをもってくるのは初めてです。
校長の杉田先生は、5年ほど前まで牛舎でいつもお世話になっていた先生。
カメラを構えるアングルがスゴイ。
地面すれすれにカメラかまえ、イモを掘っている子どもたちの表情を下から撮っています。
杉田先生は、写真展に出品するほどの腕前だそう。
このアングル・・・イタダキました。



子どもたちの表情がイキイキと映っています。


さて、裸足でいも掘りの次は、足を洗って牛舎で搾乳。
履き替える靴・・・・・あれっ?ウッディ、靴を入れた段ボールは?
えっ、知りません・・・。
うそっ、中央公園においてあったでしょ?
いやぁ、わからなかったです。すぐにバスにのったので・・・。
うわっ、やばっ!とみさーん、靴、公演に置きっぱなしみたい―!!
子どもたちには、履いてきた靴をそのままもう一度履いてもらって、搾乳をしてもらうしかありません。
さいわい、土が乾いていてほとんど汚れていなかった。
それでも、急いで取りに戻らなければなりません。
トラックで飛ばしても、片道15分はかかります。
それにしても、何で気づかなかったんだろう。
弁当を配布するすぐ隣においておいたのに…
あー、ひとこと言っておけばよかった。
後悔することしきり。
こうして毎日、ちょっとした失敗を繰り返しています。
キヲヒキシメテヤッテイカナケレバ!
牛舎に戻ると、もう搾乳が始まっています。
でも、今年の牛さんは少し興奮気味。
通常搾乳時には、腰を金具で抑えて動けなくします。
その金具がありながらも、何度も嫌がり暴れるのです。
どうやら、暑さのせいで大量発生している虻や鉢を嫌っているようです。
頭の所でイントラのハナが「よしよし」と、顔や体を叩いたり虻を追い払ってあげているのですが、それでも時折暴れます。
(ハナは、牛が暴れたときに前足で踏まれてしまった。片足だけで体重100㌔。先日会ったときに今も痛いといっていた)
2年生のRNは、昨年も参加しましたが、搾乳は初体験。
怖くて、泣いて、近づけません。
何度もチャレンジして、ようやく乳に触れようと手を伸ばすと、牛が暴れます。
ついに、イントラのナオが一緒に近付き手を添えて・・・・・
恐る恐るでしたが、チャーンと乳を手で絞ることができました。
今までにも、イントラのミチヨが子どもの頃に「クサイー」といって逃げ回っていたことや、小1だったみすず(今は高校2年生)が牛に近付けずに泣きじゃくり、しばしばと「来年はやり遂げようね」と約束し、翌年本当に笑顔でやりきったこと・・・色々なドラマがありました。。
乳搾り一つとっても、子どもたちにとって大きなチャレンジなんです。
さあ子どもたちよ、ヌプカにかえって「カレー作りだぞー!」
トレーナーをやっていると、四六時中ずっと全体の動きを考えています。
でも今回はぽっかりと時間が空く事も。
ヌプカにバイクを戻し、士幌高校へ向かおうとした時、ふと見ると15分程度時間の余裕があることに気づきました。
高原は相変わらず快晴で、十勝平野が見渡せます。
小鳥のさえずり以外何も聞こえない静かな高原にいると、なんともいえない満足感がわいてきます。
あの中央公園では今、子どもたちは昼食を野原を駆け回っているはずです。
トレーナーをやっているときの孤独感(別にさみしいわけじゃなくて)とは違い、本隊の中心にいないにもかかわらず、深いつながりを感じている自分の不思議な感覚に驚きます。
それでも士幌高校には、本隊よりもずいぶん早く到着です。
昨年は、口蹄疫の懸念から士幌高校の実習は断念しました。
2年ぶりの高校です。
やがて子どもたちが到着し、早速いも掘り開始。

でっかいいも大賞や、変ないも大賞は、毎年の子どもたちのタノシミです。
そこへ校長先生がカメラをもって登場です。
今までにも、校長先生が視察に見えるのはよくありましたが、一眼レフをもってくるのは初めてです。
校長の杉田先生は、5年ほど前まで牛舎でいつもお世話になっていた先生。
カメラを構えるアングルがスゴイ。
地面すれすれにカメラかまえ、イモを掘っている子どもたちの表情を下から撮っています。
杉田先生は、写真展に出品するほどの腕前だそう。
このアングル・・・イタダキました。



子どもたちの表情がイキイキと映っています。


さて、裸足でいも掘りの次は、足を洗って牛舎で搾乳。
履き替える靴・・・・・あれっ?ウッディ、靴を入れた段ボールは?
えっ、知りません・・・。
うそっ、中央公園においてあったでしょ?
いやぁ、わからなかったです。すぐにバスにのったので・・・。
うわっ、やばっ!とみさーん、靴、公演に置きっぱなしみたい―!!
子どもたちには、履いてきた靴をそのままもう一度履いてもらって、搾乳をしてもらうしかありません。
さいわい、土が乾いていてほとんど汚れていなかった。
それでも、急いで取りに戻らなければなりません。
トラックで飛ばしても、片道15分はかかります。
それにしても、何で気づかなかったんだろう。
弁当を配布するすぐ隣においておいたのに…
あー、ひとこと言っておけばよかった。
後悔することしきり。
こうして毎日、ちょっとした失敗を繰り返しています。
キヲヒキシメテヤッテイカナケレバ!
牛舎に戻ると、もう搾乳が始まっています。
でも、今年の牛さんは少し興奮気味。
通常搾乳時には、腰を金具で抑えて動けなくします。
その金具がありながらも、何度も嫌がり暴れるのです。
どうやら、暑さのせいで大量発生している虻や鉢を嫌っているようです。
頭の所でイントラのハナが「よしよし」と、顔や体を叩いたり虻を追い払ってあげているのですが、それでも時折暴れます。
(ハナは、牛が暴れたときに前足で踏まれてしまった。片足だけで体重100㌔。先日会ったときに今も痛いといっていた)
2年生のRNは、昨年も参加しましたが、搾乳は初体験。
怖くて、泣いて、近づけません。
何度もチャレンジして、ようやく乳に触れようと手を伸ばすと、牛が暴れます。
ついに、イントラのナオが一緒に近付き手を添えて・・・・・
恐る恐るでしたが、チャーンと乳を手で絞ることができました。
今までにも、イントラのミチヨが子どもの頃に「クサイー」といって逃げ回っていたことや、小1だったみすず(今は高校2年生)が牛に近付けずに泣きじゃくり、しばしばと「来年はやり遂げようね」と約束し、翌年本当に笑顔でやりきったこと・・・色々なドラマがありました。。
乳搾り一つとっても、子どもたちにとって大きなチャレンジなんです。
さあ子どもたちよ、ヌプカにかえって「カレー作りだぞー!」
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