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自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

8月5日グロース3日目-3「士幌高校の実習」

2011-08-22 07:20:21 | グロースキャンプ
思いがけずに、時間の余裕が生まれます。



トレーナーをやっていると、四六時中ずっと全体の動きを考えています。



でも今回はぽっかりと時間が空く事も。



ヌプカにバイクを戻し、士幌高校へ向かおうとした時、ふと見ると15分程度時間の余裕があることに気づきました。



高原は相変わらず快晴で、十勝平野が見渡せます。


小鳥のさえずり以外何も聞こえない静かな高原にいると、なんともいえない満足感がわいてきます。



あの中央公園では今、子どもたちは昼食を野原を駆け回っているはずです。



トレーナーをやっているときの孤独感(別にさみしいわけじゃなくて)とは違い、本隊の中心にいないにもかかわらず、深いつながりを感じている自分の不思議な感覚に驚きます。




それでも士幌高校には、本隊よりもずいぶん早く到着です。



昨年は、口蹄疫の懸念から士幌高校の実習は断念しました。



2年ぶりの高校です。



やがて子どもたちが到着し、早速いも掘り開始。





でっかいいも大賞や、変ないも大賞は、毎年の子どもたちのタノシミです。



そこへ校長先生がカメラをもって登場です。



今までにも、校長先生が視察に見えるのはよくありましたが、一眼レフをもってくるのは初めてです。


校長の杉田先生は、5年ほど前まで牛舎でいつもお世話になっていた先生。



カメラを構えるアングルがスゴイ。



地面すれすれにカメラかまえ、イモを掘っている子どもたちの表情を下から撮っています。



杉田先生は、写真展に出品するほどの腕前だそう。



このアングル・・・イタダキました。









子どもたちの表情がイキイキと映っています。






さて、裸足でいも掘りの次は、足を洗って牛舎で搾乳。



履き替える靴・・・・・あれっ?ウッディ、靴を入れた段ボールは?



えっ、知りません・・・。


うそっ、中央公園においてあったでしょ?



いやぁ、わからなかったです。すぐにバスにのったので・・・。



うわっ、やばっ!とみさーん、靴、公演に置きっぱなしみたい―!!



子どもたちには、履いてきた靴をそのままもう一度履いてもらって、搾乳をしてもらうしかありません。



さいわい、土が乾いていてほとんど汚れていなかった。



それでも、急いで取りに戻らなければなりません。



トラックで飛ばしても、片道15分はかかります。



それにしても、何で気づかなかったんだろう。


弁当を配布するすぐ隣においておいたのに…


あー、ひとこと言っておけばよかった。


後悔することしきり。



こうして毎日、ちょっとした失敗を繰り返しています。


キヲヒキシメテヤッテイカナケレバ!



牛舎に戻ると、もう搾乳が始まっています。



でも、今年の牛さんは少し興奮気味。


通常搾乳時には、腰を金具で抑えて動けなくします。



その金具がありながらも、何度も嫌がり暴れるのです。



どうやら、暑さのせいで大量発生している虻や鉢を嫌っているようです。



頭の所でイントラのハナが「よしよし」と、顔や体を叩いたり虻を追い払ってあげているのですが、それでも時折暴れます。

(ハナは、牛が暴れたときに前足で踏まれてしまった。片足だけで体重100㌔。先日会ったときに今も痛いといっていた)



2年生のRNは、昨年も参加しましたが、搾乳は初体験。



怖くて、泣いて、近づけません。



何度もチャレンジして、ようやく乳に触れようと手を伸ばすと、牛が暴れます。



ついに、イントラのナオが一緒に近付き手を添えて・・・・・



恐る恐るでしたが、チャーンと乳を手で絞ることができました。



今までにも、イントラのミチヨが子どもの頃に「クサイー」といって逃げ回っていたことや、小1だったみすず(今は高校2年生)が牛に近付けずに泣きじゃくり、しばしばと「来年はやり遂げようね」と約束し、翌年本当に笑顔でやりきったこと・・・色々なドラマがありました。。



乳搾り一つとっても、子どもたちにとって大きなチャレンジなんです。



さあ子どもたちよ、ヌプカにかえって「カレー作りだぞー!」




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