
隣県にある山荘ハナの里に通い出して、しばらく経った頃、見知らぬ方からお電話をいただいた
「エビネを見に来ませんか?」
聞くと、山荘のある地域の方
長年、エビネなどの山野草を育てておられるそう
早速訪問
ビックリ‼︎
家の裏山に広がる、見事な山野草公園
一人で、奥の持ち山に入っては、手頃な岩や草木の苗を持ち帰って、公園作り
ずいぶんの時間と手間をかけて、広い山林公園ができていた
青いエビネの群生地
木陰で、空気までがヒンヤリ感じられた
「これは!見事!
素晴らしいですね
大変でしたでしょう」
「いやあ、時間は、いくらでもありますから」
「もっとたくさんの方に見せてあげられたら?
皆さん喜ばれると思いますよ
新聞に載せていただいたりして」
「いや、私はそういうのは‥‥」
とても控えめな方だった
その後亡くなられたと聞いて、既に5〜6年になる
あの広大な夏エビネ公園は、どうなっているだろう
もう、山に還っているかなあ?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます