上海グラビティー - 上海重力 -

日本語で上海紹介
Shanghai Reports For Japanese People

新年快楽!がっかりカウントダウンイベント@上海

2011-01-03 04:48:02 | 社会
上海に居を移して、初めての年越しを経験した。ただ、周囲の人からは、「中国では春節がメインだから、年末年始はいまいちだよ」と聞かされていた。とはいえ、せっかくの年末何かしら、それらしい雰囲気を味わいたかった。中国では日本と違い、12月31日も通常勤務(基本的には。29日から休みの中国会社もある)で、1月1日から3日の3日間だけが公休となる。12月31日まで仕事の上、元旦が単なる休み扱いというのも、盛り上がりにくい理由の一つかもしれない。ただ、「きっとそれなりに盛り上がるはず!」と信じて、楽しみにした。
事前に情報収集をしたところ、
1,欧米人の集まる地域は盛り上がる
2,クラブ(ディスコ)は何かしらイベントをやっているので盛り上がる
ということだった。
あと、前日の30日に忘年会に参加した際、何人かの日本人が「仕事終わったあとに、友達とチャイナタウンで遊ぶよ」という答えが。思わず「中国なのにチャイナタウン?」って突っ込んだが、本当にそう呼ばれる地域があるそうだ。上海駅より北にあるそうだが、また取材してから、別の機会にて。
最大の観光地である外灘(ワイタン、BUND)や、新天地に行ってみようかとも考えたが、静安寺の大火事の影響で花火が中止、そして行ったら楽しいけど、帰りのタクシーが拾えないと教えられていたので、自宅の近場の繁華街である徐家汇(シュージャーホエ)に行くことに決めた。また、嘘か真か花火が上がるらしいということだった。
12月31日、友人と日本居酒屋で飲んだあと、徐家汇へ。ちょうど年越し1分前に到着した。すると、一部交差点を通行止めにしてあり、百貨店の湾汇广场(ワンホエグゥアンチュゥアン)前の広場にステージでカウントダウンイベントを行っていた。その周辺は人だかりだったが、やはり若者が中心。年末年始を祝うというのは、中国では基本的に若者に浸透し始めているものの、中年以上にはまだまだらしい。
百貨店の外壁にある巨大液晶パネルに、「10」が表示され、いよいよカウントダウン。皆一斉に、「9,8,7,6,5,4,、、」外灘では花火中止だったのに、こっちではやるのか?期待に胸をふくらませた。
その瞬間、、、、
なんと、スクリーンの映像内にのみ花火が上がった。。。。。。
やはり、徐家汇だけ特別という訳にはいかなかったようだった。
ただ、やはり綺麗に装飾されたツリーの前で思い思いに若者が元気に写真を撮り合っていた。打ち上げ花火は無理ということなのか、線香花火を楽しんでいる人が多数いた。
※カウントダウンの模様がYoukuにアップされていた
せっかくなので、欧米人の居住地域、遊び場である衡山路に行ってみましょうと友人と向かった。
すると、道の途中にあるレストランからいきなり爆発音が。上見ると、そこそこの規模の花火が咲いていた。その後、約20発ほど打ち上げていた。遠くに見える場所でも、同様の規模の花火が見えた。結局、上海市政府がお達しした打ち上げ花火禁止令というのは、なんだったんだろうか?有名な会場だけのことで、個人レベルはOKだということだったのだろうか。
24時半ころ、衡山路に到着。情報通り、欧米人と若い中国人が多く集まっていた。道路沿いキリスト教教会では、敷地内建物をクラブ化して、Happy new yearイベント。その他、クラブもバーも人の出入りが多かった。その内のひとつ、SOHOというクラブへ入ると、とにかくフロア中人だらけ。1時間で退散した。
来年また上海で年越しを楽しむなら、ぜひ今度こそ花火を上げて欲しいかなと思いつつも、そこまで拘らなくても、どうせ春節で鬱陶しいくらい花火を味わえるらしいので、そちらを期待しましょう。
新年快楽
上海重力
帰り路の深夜3時ころ、新天地に遊びにいった中国人の友人から「新天地にいるけど、タクシー拾えない。。。」とメールが。「そりゃそうでしょ」と知ったような風に返信したが、実は友人と私の二人もタクシーを探し求めていたのだった・・・。
★参考&おまけURL★
本来は此の様な花火が上がっているはずだった(2010年時)
新天地でのイベントでも打ち上げ花火は上がらなかった模様
北京の繁華街でのカウントダウン 人で溢れかえっている
上海万博跡地でのライブイベント?

花火のせいか不明だが、久光百貨店(上海そごう)でボヤ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿