子供たちが稽古に集まっていた。
玄関には、靴が整然と揃えて並べてある。
「脚下照顧」の言葉を思い出した。
ガキのころ、靴を揃えないで家に上がろうものなら、家から追い出されんばかりに
こっぴどく叱られてきた身としては、なんとも嬉しく思う光景だった。
「脚下照顧」という、仏道修行からきている言葉は、これも子供のころに少林寺拳
法に入門してから知った。
道場でも、真っ先に教えられたように思うが、すでにその習慣が身についていたの
で、先輩や師匠からこのことでドヤされたことはなかったような気がする。
家に上がるときに、脱いだ履物を揃える。
この、書道教室に通う子供たちの、生涯の生活習慣になればよい、と願う。
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