故郷安可忘

久しぶりの「寸言採録」カテゴリーです。

三国志に関する展示会が福岡で催されているようです。

見に行きたいものです。

「三国志」は、吉川英治版で二十代のころ読んだのが思い出されますが、詳しい内容は忘れてしまいました。

最近、三国志の英雄の曹操の詩を知る機会がありました。

二十作くらいが伝わっているそうです。ほとんどが戦地や遠征の感懐です。

そのなかから印象に残った一言。

「故郷　安んぞ（いずくんぞ）忘る可けんや（べけんや）」

郷里を離れて暮らす人には、心に響くのではないでしょうか。

私も、そのひとりです。