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のほほん書斎(日高茂和)

帰郷 (映画・萩生田宏治監督)

一言レビューです。

言葉にするのが難しいが、ほんわり暖かい、また、ちょっと甘酸っぱい気持ちになる一作だ。

用あって故郷に帰った男。離婚して子連れで故郷に帰っている昔の恋人との再会。

消えきっていない恋心の灯が輝きだす。そして、誤解だが自分の子供だと思いはじめた彼女の連れ子へ湧いた愛情。

恋心というものは、心というぶ厚いガラス容器のなかで、凍結保存されているもののようだ。
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