よく使われる言葉である。
最近、この言葉が初唐の政治家で、自身を省みず皇帝に諫言を繰り返した熱血官僚の魏徴の詩の一節からきていることを知った。
「述懐」というタイトルの長い詩がこう結ばれる。
人生感意氣 人生 意気に感ず
功名誰復論 功名 誰か復た論ぜん
一読、西郷隆盛の「偶成」の一節とイメージがだぶった。
「偶成」にいう。
一家の遺事 人知るや否や 児孫のために美田を買わず・・・・・・
義のためにとる自分の行動は、損得や名誉のためではないのだという、義に生きた人の、さわやかな胸中を伺うようである。
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