いとうの独り言。。

「佐川急便中国サッカー部」の選手兼監督 伊藤伸一氏のブログです。

ドイツワールドカップ開幕

2006-06-15 16:47:41 | Weblog
遂に、始まっちゃいましたな、ワールドカップが(#^.^#)

正直、毎日寝不足っすわ。
しかし、日本が負けたのはやはり残念無念。
あのなんでもない先取点が気持ちを守りに導いたのかも・・・。
追加点を奪ってやろうという気迫が観ていて伝わってこなかった。

初戦がどれだけ大事か誰もが分かってる。
そこで勝ち点が取れるか取れないかは雲泥の差だ。
テレビで初戦を勝ったチームは予選突破の確率87%、負けたチームは4%というデータを見た。

後半、ヒディングマジックの始まり。
選手交代はFWの選手ばかり。流れは徐々にオーストラリアへ。
そして、遂に終了間際の悲劇。まさかの3失点。

またまたサッカーの恐さを体験してしまった。

物事に絶対はない。
日本には変な自信があったのだろうか。
勝てるだろう、勝ち点は取れるだろう見たいな。

サッカーはメンタルなスポーツ。
相手がどんなチームだろうと最後まで隙をみしてはならない。
しかしそれが一番難しいことなのかもしれないなー。
予選突破の可能性はまだあるのでとにかくがむしゃらに頑張ってほしい。

頑張れニッポン!(^^)!

いろんな国の試合を観ていてやはりワールドカップはおもろい。
その国の文化が反映されている。
国民性も試合を観てるとなんだか分かるように思うし。
開幕して五日だけど気になったチームはイタリアとスペイン。

イタリアの代名詞はカテナチオ。
ほんとにテレビで観てても綺麗にラインが組まれている。
選手の距離間が絶妙で切り替えが速くアプローチも深くて厳しい。
そして今回は中盤にデロッシ、ピルロというパスセンスのある二人がいるため攻めも分厚く魅力的だ。
前線のトッティー、トニ、ジラルディーノにいいタイミングでボールが供給される。
控え選手もデルピエーロ、インザーギなど豊富だ。
こりゃ、決勝までいくんじゃないかなー(^O^)

あとはスペイン。
ウクライナとの初戦、4-0の快勝。しかも内容も完璧。
ボールポゼッションしながら相手を崩す。
グランドいっぱい使ってボールを動かす。
そのボールの動かし方が実に美しい。
ダイヤモンドをつくり少ないタッチでボールに汗をかかす。
前向きなフリーな選手をどんどん使いパススピードも申し分ない。
相手を引き付けたらサイドチェンジでスピードアップ。
観ていておもしろく美しいサッカーを魅してくれた。

気になった選手は二人。
カンナバーロとシャビ・アロンソ。
カンナバーロは体格はほぼ日本人と一緒くらいなのにほんとにディフェンス能力が高い。
まぁ、身体能力が高いんだと思うけどヘディングも強いし当たりも強い。
ステップワークも素晴らしい。
そしてなによりここぞという時のボールへの寄せ方、シュートコースの消し方がすごいなと。
必ず相手のシュートがカンナバーロの体に当たる。
ポジショニングも完璧なわけである。

もう一人はシャビ・アロンソ。
スペインの3ボランチの真ん中でパス出しが素晴らしい。パススピード、角度、タイミングとも絶妙。
そしてパスの前のファーストタッチの置き所が完璧。常に一定でどこにでもパス出し出来るとこにおいている。

尊敬(☆_☆)

まぁ、これから七月十日まで寝不足の日々が続くけどしっかりワールドクラスのプレーを目に焼き付けてすこしでも自分のプレーの幅が拡がるようたくさんの試合を観たいと思う。
今週末は大事なファジアーノ戦。
いい内容、いい結果がでるよう準備したいと思います。

決勝はイタリアVSスペインでどうだ\^o^/

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