梅雨とは思えないほどの晴天の中、13時より美作サッカー場で中国リーグ第7節:ファジアーノとの試合が行われた。
今回の遠征には部員全員が帯同し昨日から会場近くのホテルに泊まった。
昨日のミーティングでは恒例?のスピーチをやった。
テーマは今シーズンの今までを振り返ってのチームと自分について・・・。
みんなの前で意見を言えることはとても大切なこと。
得意・不得意はあるとは思うけどみんなの前で自分の考え方や想いをしゃべる事は素晴らしい経験になると思う。
権田コーチからスタートして最後は胤森課長で締めくくり。
その間、時間にして二時間半。
長時間のミーティングお疲れ様でした。
スピーチをして毎回思うことは、各選手とても個性があり・心の中にはとても強い気持ちをもってるなと。
あとは、言ったことを実行すること(有言実行)と表現すること。
言うのは簡単だけどやるのはなかなか難しいものなので。
さて試合の方ですが13時ファジボールでキックオフ。
現時点での首位攻防戦、開始から一進一退の戦いが続く。
どちらかというとファジペースかなといえる前半の立ち上がり。
その理由としてフォーメーションの違い。
佐川の3-5-2に対してファジの4-4-2。
そのため中盤の中央は一枚多いのに対して、中盤のワイドは上手くサイドバックが上がってきたら一対二の状況が多くなる。
そのワイドの部分でファジのサイドハーフが外に張って高いポジションをとってきたことでケントと良平がディフェンスラインに入る形が多くなりフォーメーション的には5-3-2になる時間が多く・その開いたスペースにファジのサイドバックが上がってきて起点を作る。
両ウイングバッグがディフェンスラインに引っ張られてるからサイドバックにアプローチをかける距離がありすぎるためなかなかアプローチをかけれず、ずるずるラインをさげるしかなく後手後手に―――。
そんな中ファジの最初のコーナーキック。
ニアで綺麗に頭で合わせられ先制される。
その5分後ぐらいにミドルシュートを決められ0-2。
しかしそこからはペースを取り戻しいい流れへ。
少しずつ得点のにおいがしてくる。が、前半は0-2のまま終了。
ハーフタイム、ファジは前半一人退場して10人。
で2点リードしているから引いてくるはず。
そこであたりに強くポストプレーの上手い三山を入れトップに。
河上トップ下、本田をボランチに。
前線で起点をつくりしっかりとセカンドボールを拾って攻めきる。
いざ、後半へ!!
後半、ファジは4-4-1のダブルボランチ。
後半開始から当然ながら佐川はラッシュをかける。
開始早々、決定的な場面を作るも上田のシュートはゴールの上へ。
もちろん負けてる佐川は前掛かりになる。
そんな中、後半10分すぎカウンターからスルーパス一本でディフェンスラインを突破され冷静に決められ0-3。
3点差は正直きびしいが勝負は試合終了までわからない。
疲れのみえる良平に変え、美濃を入れる。
ケントを左に美濃を右にもってきて点をとりにいく。
ファジは3点目を取ったことでますますラインを下げ、ゴール前をかためる。
残り30分、まず一点どうやってゴールをこじ開けるか。
ボールはほとんどハーフェーラインを越えることはなく容赦なく攻め続ける。
しかし今一歩、最後の段階で崩しきれず、なかなかゴールをこじ開けることができない。
得点したのは後半35分、コーナーから牟田ボンバヘッド炸裂で1-3。
その後、ファジの足はほとんど止まりかけで、大前が前線でボールを奪いゴ
ール前の局面で3対2。
大前は上田のマークしていた選手が詰めてきたことで上田のパスを選択。
これを上田が冷静に決めて一点差。
残り時間はあと5分。
まだいける。
そんな中、右サイドに張っていた美濃にボールがわたろうとしていた時、ファジの7番が美濃の後ろからでてきてインターセプト。
なぜかプレーはそのまま続き局面は俺と7番の一対一。
なんとかシュートを体に当てファジのスローインへ。
しかしファジの7番は給水かなにかでグランドの外へ出ていたはず。
それがいきなりボールがきたからでてきてプレーしたようにしかみえなかったが、このプレーで押せ押せの流れが少し変わってしまった。
結局、追い付くことはできず2-3の負け。
試合を振り返って、負けはしたけれども内容のある試合はできたと思う。
負け試合にいいも悪いもないと思うけど今の俺たちにはいい薬になった試合ではなかったかと思う。
課題もたくさん見えた。
引かれた相手にたいしてどうやって点をとるか。
やはり一回真ん中の深い位置にクサビをいれ相手を中央に集中さしてワイドへ。
そのボールをダイレクトもしくはツータッチでセンタリング。
そのボールに対しての中の選手の入り方、こぼれ球への反応。
これを繰り返すことが大事じゃないかと。
あとはワイドの選手に関してセンタリングの精度をあげること。
中の状況を見て
ニアへシュート性のボール
裏へ柔らかいボール
切り込んでマイナス
この三つをしっかり状況に合わせて使いわけてほしい。
それができればもっと得点はふえるはず。
たくさんのファジサポーターのおかげでとても雰囲気のある試合ができてありがたかった。
やはりなんでもそうだと思うけど観客、観ている人が多ければ多いほどいいと感じた。
観客のないリーグ戦は練習試合をしている感覚におちいってしまう。
しかし昨日は一つ一つのプレーに拍手やらため息ブーイングなどの歓声が聞こえてくる。
やはり選手としては手を抜いたプレーはできないしやってやろうという気持ちになると思う。
実際、始まってすぐ様子をみながらディフェンスラインでボールをまわしてるときにブーイングをうけたのにはびっくりしたがなぜか心地よかった。
このような試合を毎週できればチームとしても個人としてもいい勉強になりいい経験になるのだが、現状はほとんどの試合が観客は身内だけという寂しい状況。
そのなかでモチベーションをあげるのはなかなか難しい。
なんとか改善して観客の入る中での試合を選手全員が数多くできればなと思っている。
この負けでセントラル戦は絶対に負けられない戦いになる。
立場は日本代表よりは厳しくはないが必ず勝点3をとれるようにトレーニングで課題を修正し、いい状態でセントラル戦に望めるよう準備していきたい。
PS.スピーチで涙がとびだすとは驚いたなー(笑)
今回の遠征には部員全員が帯同し昨日から会場近くのホテルに泊まった。
昨日のミーティングでは恒例?のスピーチをやった。
テーマは今シーズンの今までを振り返ってのチームと自分について・・・。
みんなの前で意見を言えることはとても大切なこと。
得意・不得意はあるとは思うけどみんなの前で自分の考え方や想いをしゃべる事は素晴らしい経験になると思う。
権田コーチからスタートして最後は胤森課長で締めくくり。
その間、時間にして二時間半。
長時間のミーティングお疲れ様でした。
スピーチをして毎回思うことは、各選手とても個性があり・心の中にはとても強い気持ちをもってるなと。
あとは、言ったことを実行すること(有言実行)と表現すること。
言うのは簡単だけどやるのはなかなか難しいものなので。
さて試合の方ですが13時ファジボールでキックオフ。
現時点での首位攻防戦、開始から一進一退の戦いが続く。
どちらかというとファジペースかなといえる前半の立ち上がり。
その理由としてフォーメーションの違い。
佐川の3-5-2に対してファジの4-4-2。
そのため中盤の中央は一枚多いのに対して、中盤のワイドは上手くサイドバックが上がってきたら一対二の状況が多くなる。
そのワイドの部分でファジのサイドハーフが外に張って高いポジションをとってきたことでケントと良平がディフェンスラインに入る形が多くなりフォーメーション的には5-3-2になる時間が多く・その開いたスペースにファジのサイドバックが上がってきて起点を作る。
両ウイングバッグがディフェンスラインに引っ張られてるからサイドバックにアプローチをかける距離がありすぎるためなかなかアプローチをかけれず、ずるずるラインをさげるしかなく後手後手に―――。
そんな中ファジの最初のコーナーキック。
ニアで綺麗に頭で合わせられ先制される。
その5分後ぐらいにミドルシュートを決められ0-2。
しかしそこからはペースを取り戻しいい流れへ。
少しずつ得点のにおいがしてくる。が、前半は0-2のまま終了。
ハーフタイム、ファジは前半一人退場して10人。
で2点リードしているから引いてくるはず。
そこであたりに強くポストプレーの上手い三山を入れトップに。
河上トップ下、本田をボランチに。
前線で起点をつくりしっかりとセカンドボールを拾って攻めきる。
いざ、後半へ!!
後半、ファジは4-4-1のダブルボランチ。
後半開始から当然ながら佐川はラッシュをかける。
開始早々、決定的な場面を作るも上田のシュートはゴールの上へ。
もちろん負けてる佐川は前掛かりになる。
そんな中、後半10分すぎカウンターからスルーパス一本でディフェンスラインを突破され冷静に決められ0-3。
3点差は正直きびしいが勝負は試合終了までわからない。
疲れのみえる良平に変え、美濃を入れる。
ケントを左に美濃を右にもってきて点をとりにいく。
ファジは3点目を取ったことでますますラインを下げ、ゴール前をかためる。
残り30分、まず一点どうやってゴールをこじ開けるか。
ボールはほとんどハーフェーラインを越えることはなく容赦なく攻め続ける。
しかし今一歩、最後の段階で崩しきれず、なかなかゴールをこじ開けることができない。
得点したのは後半35分、コーナーから牟田ボンバヘッド炸裂で1-3。
その後、ファジの足はほとんど止まりかけで、大前が前線でボールを奪いゴ
ール前の局面で3対2。
大前は上田のマークしていた選手が詰めてきたことで上田のパスを選択。
これを上田が冷静に決めて一点差。
残り時間はあと5分。
まだいける。
そんな中、右サイドに張っていた美濃にボールがわたろうとしていた時、ファジの7番が美濃の後ろからでてきてインターセプト。
なぜかプレーはそのまま続き局面は俺と7番の一対一。
なんとかシュートを体に当てファジのスローインへ。
しかしファジの7番は給水かなにかでグランドの外へ出ていたはず。
それがいきなりボールがきたからでてきてプレーしたようにしかみえなかったが、このプレーで押せ押せの流れが少し変わってしまった。
結局、追い付くことはできず2-3の負け。
試合を振り返って、負けはしたけれども内容のある試合はできたと思う。
負け試合にいいも悪いもないと思うけど今の俺たちにはいい薬になった試合ではなかったかと思う。
課題もたくさん見えた。
引かれた相手にたいしてどうやって点をとるか。
やはり一回真ん中の深い位置にクサビをいれ相手を中央に集中さしてワイドへ。
そのボールをダイレクトもしくはツータッチでセンタリング。
そのボールに対しての中の選手の入り方、こぼれ球への反応。
これを繰り返すことが大事じゃないかと。
あとはワイドの選手に関してセンタリングの精度をあげること。
中の状況を見て
ニアへシュート性のボール
裏へ柔らかいボール
切り込んでマイナス
この三つをしっかり状況に合わせて使いわけてほしい。
それができればもっと得点はふえるはず。
たくさんのファジサポーターのおかげでとても雰囲気のある試合ができてありがたかった。
やはりなんでもそうだと思うけど観客、観ている人が多ければ多いほどいいと感じた。
観客のないリーグ戦は練習試合をしている感覚におちいってしまう。
しかし昨日は一つ一つのプレーに拍手やらため息ブーイングなどの歓声が聞こえてくる。
やはり選手としては手を抜いたプレーはできないしやってやろうという気持ちになると思う。
実際、始まってすぐ様子をみながらディフェンスラインでボールをまわしてるときにブーイングをうけたのにはびっくりしたがなぜか心地よかった。
このような試合を毎週できればチームとしても個人としてもいい勉強になりいい経験になるのだが、現状はほとんどの試合が観客は身内だけという寂しい状況。
そのなかでモチベーションをあげるのはなかなか難しい。
なんとか改善して観客の入る中での試合を選手全員が数多くできればなと思っている。
この負けでセントラル戦は絶対に負けられない戦いになる。
立場は日本代表よりは厳しくはないが必ず勝点3をとれるようにトレーニングで課題を修正し、いい状態でセントラル戦に望めるよう準備していきたい。
PS.スピーチで涙がとびだすとは驚いたなー(笑)