髪見!十人十色

市川の理容室の店主が綴る日記です
スワローズと釣りの記事がほとんどですが、よろしくお願いします

難しい方言

2021年01月22日 | 徒然草
昨日の更新で、「方言」について話しました。

その時に思い出した事があったので、今日はそのお話です。

昔、親父が諫早から東京に出てきた時の話をする時に、決まって出てくるのが「方言」で大笑いされたというものでした。

友達と待ち合わせをする時、

「わぁがくっけん、おさんばそこでまっときんしゃい」

と言うと、その友達が、

「おまえが来るんじゃなくて、行くんだろ?」

と言ったそうです。

確かに、諫早では「行くから」を「くっけん」と言うみたいです。

親父は、「行くから」という言葉を使う時、ついつい「くっけん」を使ってしまい、その度に「来るんじゃなくて、行くんだよ」とつっこまれていたそうです(笑)

ついでにもう一つ

今度は僕が傷ついた話です

大学を卒業し、諫早のじいちゃんとばあちゃんに、卒業証書を見せに行った時の話です。

東京から孫が来るというので、親戚がみんな集まってくれました。

その時に、会う人がみんな言う台詞が

「孝ちゃん(僕の事)、太なったねぇ~!」

確かに、受験を終えたころからすれば、大学4年間で太ってはいましたが、「太なった」と言われるほど太ってはいないはず…

言われ続けると、何となく不安になってくる…

だいたい、子供の頃は、もっと太っていたはずなのに…
その頃と比べて、更に太ったってことなのか?


すると、おばちゃんの一人が、不安そうな顔をしている僕に言ってくれました。

「こっちでは、大きくなったって事を『太なった』って言うけん、驚いたろ?」

いやいや、驚いたと言うより、ショック受けてました~!

まぁ、1・2日居れば、なんとなく言葉が判るようになってくるもんで、「くらすっぞ」=「殴るぞ!」とか「わぁが父ちゃんば、えすかけんね~」=「俺の父ちゃんは、怖いからなぁ~」とか…

元々方言は、他の土地の人に話を理解させないために、生まれてきた言葉という説があります。

戦国時代、戦の時に相手に作戦が漏れても、言葉が理解できなければ、作戦もばれないといったもんでしょうか。

だったら、僕が理解できなかったってのは、方言を生み出した人からすれば、まさに「うまくいった」って事なんでしょうね~!

って、これを打ち込んでいたら、急に部屋の蛍光灯が切れました…

ブラインドタッチが完全ではないので、かなり苦労しながら打ってました…

今日はこの辺で、失礼します。

誤字脱字は、切れた蛍光灯のせいで、キーボードが見えないからです!

(本当は、なんかでるんじゃないかって、ビビってるだけだったりして…(笑)