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瀬戸勝のブログ

日々の教育実践、教師修業などについて発信します。

第7回TOSS全国1000会場一斉セミナーIN福井 中学学級開き・授業開きセミナー

2008-10-26 17:30:08 | 教師修業

もう同じ失敗はくり返さない!
中学校「出会いの3時間」で学級と授業をこう組み立てる!

1 期日  2009年3月22日(日)13:30~15:30

2 会場  東郷公民館(コミュニティーセンター)  
       〒914-0014 敦賀市井川17-6-2
3 日程
  13:00~13:30 受付
  13:30~14:10
    模擬授業と解説
    出会いの授業で生徒の心をわしづかみにする!
    ほめることを基本とする個別評定を取り入れた歌唱指導  宇多幹子
    全員が「できる!」「楽しい!」テンポよく英語音読活動  益永真由美
    向山型国語の授業(仮) 芝田涼子
    (解説 真柄二郎)
  14:10~15:00
    出会いの3時間で学級を組織する!
     学級にシステムをつくる!学級を組織する原則 村田正樹
    クラスがまとまる!生徒を統率する!五色百人一首のユースウェア 瀬戸 勝
    (解説 高橋正和)
  15:10~15:30
    学級づくり・授業づくりQ&A

4 資料代
  2009年度福井のTOSSデーに
  初参加の方   2000円
  2回目以降   1000円
  学生          500円

申込み先 瀬戸 勝 宛(ブックマークのメールアドレスからどうぞ!)

①学校名②お名前③メール④TEL⑤ご住所⑥会場名 をお知らせ下さい。

各会場共通申し込みフォーム
http://tossfukui.net/tossday/sanka/

第7回 TOSS全国1000会場一斉セミナー

http://homepage2.nifty.com/87onuki/tossday/2009/index.html

第7回 TOSS全国1000会場一斉セミナーIN福井

http://tossfukui.net/nc/modules/menu/main.php?page_id=122&op=change_page

第7回 TOSS全国1000会場一斉セミナーIN福井携帯サイト

http://tossfukui.net/tossday/k/

 

    
    
    
  


                           


第6回TOSS全国800会場一斉セミナーIN福井 中学越前会場

2007-12-25 23:45:34 | 教師修業

教育のポータルサイト TOSSランド

第6回TOSS全国800会場一斉セミナー公式ホームページ

第6回TOSS全国800会場一斉セミナーIN福井 

生徒が動く,笑う,学ぶ!TOSS流中学教師の学級づくり

日時 平成20年5月17日(土)午後1:30~3:30(受付1:00開始)

会場 サンドーム福井 http://www.sankan.jp/index.htm

教師と生徒の信頼関係は,学級が居心地のよい空間であることの上に築かれます。生徒が自主的に動く学級,楽しい学級をつくるためにどんな布石を打つか?TOSS流の学級づくりを提案します。

第1講座 1:30~1:45
 
五色百人一首で仲のよい学級をつくる 伊藤哲郎
第2講座 1:45~2:00
 
学級担任不在でも困らない当番・係活動のシステム 刀祢敬則
第3講座 2:00~2:15
 学年主任が仕掛ける楽しい学級づくりへの布石 瀬戸 勝
第4講座 2:30~2:45
 暗唱詩文集で明るい学級をつくる 芝田涼子
第5講座 2:45~3:00
 
いじめを許さない学級をつくる 真柄二郎
第6講座 3:00~3:15
 安定した学級をつくる学級担任はここが違う 高橋正和
第7講座 3:15~3:30
 中学校の学級づくりQ&A

昨年の参加者の感想

◇さっそく明日から実践できることがたくさんです。たくさん実践していきたいと思います。(20代男性)

◇授業のやり方のポイントがとてもよく分かりました。教科では社会ですが,小さい発問の仕方(丸で囲む,国名を聞く)が分かりました。やんちゃ君とのつきあい方がとても参考になりました。(30代女性)

◇大切なことを再確認するいい機会になりました。家庭やいろんなことを削っての参加でしたが,明日からがんばろう!という気持ちを持つことができました。ありがとうございました。(30代女性)

◇昨年度,初めてセミナーに参加して1年間少し実践してみました。短い指示,ほめるなど意識しています。1年たってもう一度セミナーに参加して,改めてどうあるべきかを考えたいと思い,参加しました。教師の方が当たり前のことをしなければならないと思いました。(40代女性)

◇教師の指示,発問が授業のリズム,テンポをよくしていくし,その逆にもなっていくことを強く意識できました。また機会があれば参加させてもらいます。(30代男性)

◇ありがとうございました。以前ちょこちょこ参加させていただいて,フェードアウトしてしまったのですが,「勉強しないと成長しない。」と焦りを感じて久しぶりに参加させていただきました。やはり刺激をうけがんばろうと思いました。模擬授業をされた先生,ご準備くださった先生。本当にありがとうございました。(20代女性)

ますます評価を高めるTOSS型指導法
2007年12月11日
TOSS代表向山洋一氏が神戸市で総理大臣補佐官・山谷えり子氏の代理講演を行いました。官邸から電話で直接依頼を頂いてのものです。


2007年12月4日
向山・小森型理科代表の小森栄治氏がNHK「ニュースウォッチ9」で7分間にわたり紹介されました。これは異例の長さです。
鳥取県で行われるTOSSデーに現職の参議院議員が出席することになりました。

各地でTOSS型指導法の評価がますます高まっています。

 

申込み先 瀬戸 勝 宛(ブックマークのメールアドレスからどうぞ!)

①学校名②お名前③メール④TEL⑤ご住所⑥会場名 をお知らせ下さい。 

専用申込フォーム http://www.tossfukui.net/nc/tformmail/tossday.htm

TOSS-Day 2008 in 福井 HP
http://tossfukui.net/tossday/

TOSS福井HPの携帯サイトのQRコード
 


第52回TOSS悠例会

2007-07-01 17:42:47 | 教師修業
日時 7月1日(日)午後1:30~3:30

会場 福井市社北公民館

参加者 高橋・真柄・瀬戸(以上,TOSS悠),橋本(向山型数学を追究する会),宇多(レディースサークル水仙)(以上5名)

1 授業ビデオ 2年社会「文明開化」(真柄)

 研究授業時のビデオ。鉄道の開通を中心に文明開化を理解させる授業である。真柄氏がSNSダイアリーで報告している。元指導主事の教頭先生が「言うことなし。」と絶賛したという授業である。西郷隆盛,大久保利通などの画像を投影して名前を言わせることからスタートし,学制,五箇条の御誓文を復習する。五箇条の御誓文は繰り返し音読させていた。

・画像を見せて人物名を復習させるのは短時間で効果的に復習できる。
・五箇条の御誓文を読むときにしつこいくらいに読ませていた。教師の基準を示すと同時に学習への集中度が高まっている。

2 講座&レポート「知的障害児絵画指導の取り組み」(高橋)

 8月のTOSSサマーセミナー応募のレポート。高橋氏の勤務する中学校は小中の授業交流がある。高橋氏は対象となる生徒に6年生の時から図工,美術を指導している。中学校に入学してからは美術に加え,算数の指導にも取り組んでいるという。授業ビデオも公開された。屋根の上の白いねこ,モチモチの木,クレパススクラッチ,友だちの顔,電柱の絵と酒井式の実践に加え,高橋氏オリジナルの実践で普通学級の生徒と比べて遜色のない絵を描くようになった過程が示されている。
 高橋氏の疑問は電柱の絵のような緻密な描写ができたのに,あじさいの花の花びら(ひし形)がうまく描けないのはなぜか?ということだった。今後,実践を通して原因を確かめていくということである。高橋氏は書いている。

「T君を育てた」と思っていた私は,再び教師のスタートラインに立たされた思いである。

 サマーセミナーで新たな問題提起がされることを期待したい。

・絵を描いている時のT君の集中力が高い。
・机の上にものを置くと落とすので床で描いている。

3 子どもTOSSデー授業 低学年コース 英会話「英語ゲームで友だちをつくろう」(宇多)

 7月7日にある子どもTOSSデーで実施する授業。2時間以上をかけて参加した宇多氏の気概はすばらしい。じゃんけんゲーム,じゃんけんカードゲーム,動物ゲーム,カードゲームとダイアログが繰り返される。

・カードゲームが2つ続くのは低学年にはつらいのではないか。1つTOSSランドにあるコンテンツを使うなどして変化をつける。
・動物ゲームの指示が1つ抜けたため混乱した。
・じゃんけんゲームを最初に持ってくるのはよい。次にコンテンツを使った会話をいれるとよい。

4 模擬授業 2年社会「世界の地形のようす」(瀬戸)

 実際に生徒に対して行った授業の修正して臨んだ。教科書の地図の資料(主な地震の震源と火山の分布)を読み取る,地震の起こっているところと起こっていないところの様子をグーグルアースで見る,地形図で地震が起こるところの地形を確かめる,海溝と海嶺のしくみの図を使って地震がおこる理由を説明する,火山があることで起こる問題を問うという展開。

・すっと授業に入っている。
・言葉がだいぶん削れていた。
・グーグルアースを見せて止めながら説明できることがわかった。
・山脈だということは分かるが山の高さはわかりにくい。
・「気づかせたいこと」を教師が説明してしまっている。

 最後のコメント「気づかせたいこと」を教師が説明してしまっているにはっとした。詳しくはSNS(ダイアリー)で。

5 模擬授業 2年数学「連立方程式の解き方」(橋本)

 明日,橋本氏の学校で初めて模擬授業研修が行われる。橋本氏が先頭を切って模擬授業をするという。授業力評価シートも作成されている。真柄氏の学校に続いて模擬授業研修が定着するか?研究主任として橋本氏が奮闘している。

・観点がわかりやすい授業である。最初の模擬授業としては十分。
・スマートボードを模擬授業の中で無理に使わなくてもよい。別に時間をとり効果的な使い方を講習する方法もある。

6 その他

 ・向山一門8巻原稿「授業では鉛筆を使うルールを小中で確立する」(高橋)
 ・学校づくりトークライン原稿「モンスターチルドレンの実態とその対応策」(宇多)

*8月第1日曜日の例会はなし。(サマーセミナーがあるため)別途「向山學」編集作業を8月中に実施する。

第51回TOSS悠例会

2007-06-03 18:20:24 | 教師修業
日時 6月3日(日)午後1:30~3:50

会場 福井市社北公民館

参加者 高橋・真柄・芝田・森・刀祢・宮川・瀬戸(以上TOSS悠)・田畑(TOSS福井)(以上8名)

1 模擬授業 国語「メディア社会を生きる」(刀祢)

 最後の部分の授業。リレーで音読。一斉音読。21段落の中で最も重要な一文を指摘する。22段落を30字以内で要約して個別評定する。

・30字以内で要約することは困難。先生が悩むのだから教室では8割~9割の生徒はできない。
・一文で示しなさいが追加指示だった。
・22段落の要約(情報を見直し…)に納得できない。「日ごろ当たり前だと思っている」が重要なのではないか。

2 授業ビデオ 社会「江戸幕府の滅亡」(瀬戸)

 約10日前の授業。社会科ネット用に撮影したビデオを見ていただく。
・表情が恐い。
・画面を見るのか?ノートに書くのかの区別が分からない。
・画面を見せてから教師の第一の発声までの時間が長い。あれでは他のことをする生徒が出てしまう。
・声が聴き取りにくい。
・目線がパソコン画面ばかりに行っている。生徒を見ていない。
・全員がスクリーンを見ていないままで授業が進んでいる。
・絵(開港直後の横浜港)を使う必然性がない。
・発問と問いが単発である。
・絵を見せるのなら顔を上げさせる。
・ノートに書かせて持ってくるなど,重苦しい雰囲気なら活動をつくる。
・声に張りがない。
・テンションが低い。
・授業が重い。

全くいいところなし。F表にも達しない授業だった。このような授業で生徒に学力がつくはずがない。白状すると,今までの遺産で何とかつないでいるような授業をしている日々が続いていた。SNSへの発信もしていない日々が続いていた。そのことがもろに授業に出ている。このような授業を受けていた生徒たちに本当に申し訳ないと思う。さぼれば授業はF表以下のレベルに落ちてしまう。常にD表の5項目(授業の始まりのつかみ・子どもへの目線・あたたかな表情,対応・明確な発問,指示・心地よいリズム)の重要性が身に染みて分かる。いつも目につくところに貼り付けて修業に励みたい。

3 総合(キャリア教育)学習指導案(瀬戸)

 社会体験活動(職場体験)が5日間に延長される見込みとなったことを受けて,これを含むキャリア教育の大まかな展開案を作ってみた。体験活動までは鳥居氏の実践を追試する。職場体験活動のオリエンテーションと希望調査をはさんで,「ようこそ先輩」と題して,OBの方(保護者を予定)に働く意義ややりがいについて語っていただく。そして体験活動。体験レポートとお礼状を書く。発表は学校祭での劇「正社員とフリーター」(仮称)。レポートは学年掲示を予定。

・保護者に働きかける。利用する。
・レポートはB4大で写真1枚と作文。
・1日保険に加入した方がよい。

5日間の受け入れをしていただける企業はほとんどないだろう。どのようにして職場体験を組み立て,受け入れ先を捜すか?再検討したい。5日間の体験を課すのなら,せめて県や市町村に経営者の方に趣旨を説明し,協力を要請するような働きかけをしていただきたいと思う。

4 レポート「会議の進め方で学んだこと」(田畑)

 小中連携に関する報告である。中学校の教員が小学校で授業をする方向で話が進んでいるらしい。それに対して中学校側が明確な方針とプランを持たずに会議に臨んでいることへの批判が書かれている。田畑氏は中学校の教員の時間に対する意識が低いと言っていた。これは日ごろの授業に通ずる指摘だと思う。

・まずは学習用具を統一するなど簡単なことから始めた方がよい。小中を通して鉛筆を使うなど。これだけでもけっこう時間がかかる。

5 模擬授業 美術「簡単にできる遠近のある風景」(高橋)

 酒井式全国大会での模擬授業。木を大きく描くところが第一のポイント。さらに家を小さく描く。

・スモールステップで無理なく描ける。
・やってみたい。
・7分間にまとめるのが課題。(高橋氏の自評)

 最近,何をやってもうまくいかない日々が続き,エネルギーがなくなっていた。今日の例会でエネルギーを充電できた。明日からD表の観点を再確認して授業をしたいと思う。

*次回の例会は,7月1日(日)午後1:30より福井市社北公民館にて。



第5回TOSS全国850会場一斉セミナーIN福井(中学越前市会場)

2007-05-13 22:03:35 | 教師修業

生徒を統率する技術を身につける教師修業

 

日時
 2007年5月13日(日)午後1:30~4:00

会場
 サンドーム福井 http://www.sankan.jp/index.htm

日程
 1:00~1:30 受付
 1:30~2:10 模擬授業で授業の腕はここまで伸びる
           模擬授業と解説 8分×5人
           授業者 刀祢敬則,芝田涼子,飯田庸子,宮川易子,瀬戸 勝
           解説  高橋正和
 2:10~2:30 講座「模擬授業研修で中学校が変わる」真柄二郎
 2:30~2:40 休憩
 2:40~3:20 こんな時どうする!日常の対応技術 10分×4人
           「やんちゃ君と上手につきあう!女教師の対応技術」芝田涼子
           「やる気を盛り上げる!学級担任の対応技術」橋本芳治
           「明日からできる!生徒を巻き込む授業の対応技術」刀祢敬則
           「事件発生!危機管理への対応技術」瀬戸 勝
 3:20~3:30 休憩
 3:30~3:50 講座「まだ間に合う!学級を統率する急所はこれだ!」
                                                                           高橋正和
 3:50~4:00 Q&A(全員)

 

資料代

2007年度福井のTOSSデーに初参加の方 2000円 2回目以降  1000円  学生 500円

申込先→瀬戸 勝 m-seto@sun.vipa.ne.jp

 

TOSSデー2006に参加した方の感想です。

・セミナーに参加するのは今年で3回目です。
 毎回,授業や学級の中で使えるテクニックを教えていただき,とても助かっています。今回も,すぐに実践しなくては!と思うテクニックがいくつもあり,早速明日からやってみようと思います。
 セミナーに参加すると,テクニックだけでなく,いろんな先生方の考え方を知ることが出来,とても勉強になります。
もっともっと自分をみがかなければとがんばることができます。どうもありがとうございました。

・学級経営で小学校と中学校の違いや,中学校は担任がコーディネイトして行けなければ 行けないと教えてもらえてよかったです。
 自分はコーディネイトということが下手なので。中学校の授業ビデオや,スモールステップでのくり返しなど,見せてもらえて嬉しかったです。
 空き時間がないので,他の人の授業を見に行けないので,モデルがわからない状態だったので。中学校の男先生の中には,乱暴な言葉を使う方がいらっしゃいますが,TOSSの先生方はちゃんと心がけてくれていました。

・ビデオ提供をしてくださる先生のおかげで,勉強させていただきました。自分の授業はさらにまだまだ「すき」があると感じました。
 4月の最初の週が終わり,疲れもあるでしょうが,やる気のある先生方の授業や話で, またエネルギー充電ができ,参加して良かったと感じました。また,5月の中学セミナーにぜひ参加させてください。

・久しぶりのセミナーでした。
 中学校に異動して,生徒指導の面でも,授業の面でもとまどうことが多くて,参加してなるほどと思いました。
 学級経営の基本は,ほめること,チェックすること,忘れていました。
 これは授業の中でもできることだと思いますので,まずここから始めていきたいと思います。


 


第50回TOSS悠例会

2007-05-06 18:53:22 | 教師修業
日時 5月6日(日)午後1:30~3:50

会場 福井市社北公民館

参加者 高橋・真柄・芝田・橋本・飯田・瀬戸(以上TOSS悠)・吉田・古橋(TOSS福井)・村上(以上9名)

TOSSデー参加者の村上氏が参加。後半にTOSS福井代表の吉田高志氏,古橋氏も加わる。ありがたい。来週のTOSSデー中学越前市会場の練習が中心だった。

1 模擬授業&講座練習

①模擬授業 高校国語「山月記の導入」村上

 村上氏は5/26に行われるTOSS高校SBセミナー授業上達講座で模擬授業をするという。昨日,連絡があり参加となった。模擬授業の経験は浅いが五段の井上好文先生に見てもらおうとする気概がすばらしい。ただ者ではない。

高橋氏から教態についてのレクチャーがある。
・体が前のめりになって傾いている。後ろに体重をかける。
・教材を読んでいるときは目線が上がっているが,指名をするときに目線が下がる。自信がないと目線が会うのが恐いものである。緊張すると遠くを見るような目線になってしまう。
・ほめ言葉がない。音読させたら評価する。力強くほめる。
・表情が硬い。

高橋氏の教えどおりに進めると,音読の仕方やほめ方がぐっと良くなってきた。

真柄氏や芝田氏から内容についてのコメントがあった。
・当たり前のことを当たり前に聞いて人物像を聞いても当たり前のことしか出てこない。
・音読だけでいいのではないか。

②模擬授業 英語「学力補強5分間プリントはこう使う」(飯田)

 13日の中学越前市会場での模擬授業。

・黙々とやる教材ではない。資料と合っていない。
・全体像を示し,講座としてやった方が参加者が分かる。
・講座としてやるのなら,ユースウェアや早く終わった生徒に何をさせるのかなどを教える。

③講座「事件発生!危機管理の対応技術」(瀬戸)

 13日の中学越前市会場での10分間講座。対象は若手の先生。

・講座名からは事件の処置をイメージするが,実際は教室での突発的な出来事への対応である。そうならば,最初にビデオ映像を持っていき具体的な事例から入ると良い。
・事例と答えが正対していない。
・危機管理には起こった後の処置と未然に防ぐ手だての2つの意味がある。この講座では最初に限定して,後者を扱うようにする。
・若い先生が陥りがちな事例に絞って講座を組む。
・先生への暴言への対応は時間をかけてやればよい。

④模擬授業 国語「北原白秋 露」(芝田)

 13日の中学越前市会場での模擬授業。

・もっとほめ言葉を。

⑤模擬授業 社会「大王の時代」(瀬戸)

 13日の中学越前市会場での模擬授業。

・好太王碑文は難しい。文章資料は後で扱う。
・教科書だけだと単調になってしまう。教科書中心なのはよいが,歴史では全体がお話になっていないとおもしろくない。バックグラウンドとしての教材研究が必要である。
・大和朝廷がなぜ戦いをしてまで朝鮮半島に進出しようとしたのか?が重要。これがないと授業へのモチベーションが高まらない。

⑥講座「やる気を盛り上げる!学級担任の対応技術」(橋本)

 13日の中学越前市会場での10分間講座。ほめて動かすが主な主張。

・話し方が途切れる。模擬授業とは話し方を変える。
・具体的な事例から入る。向山実践からの束ねは後で。

2 番外

 吉田高志先生から昨日の向山一門会議?の報告があった。詳しくは書けないが,顔を合わせることが大切だと分かった。

*次回の例会は,6月3日(日)午後1:30より福井市社北公民館にて。


第49回TOSS悠例会

2007-04-03 15:37:39 | 教師修業
日時 4月1日(日)午後1:30~3:40

会場 福井市社北公民館

参加者 高橋・芝田・石丸・飯田・宮川・辻岡・定・吉田・瀬戸(以上9名)

1 模擬授業
①美術「10代の絵」(高橋)
 著名な画家の絵を3点ずつ順に見せる。
 発問「一番好きな絵はどれですか。」理由も書かせる。
 
 ピカソなど著名な画家は10代のころから違っていた。中学生の心に響く絵である。この絵は先日,TOSSサークルメンバーMLでお知らせのあった画集が出展らしい。新しい可能性を感じる授業だった。

②英語「授業開始から巻き込むフラッシュカード」(飯田)
 TOSSデーで行う模擬授業。フラッシュカードの様々なバリエーションを紹介する。
 ・中学校英語だから書く活動まで入れる。
 ・フラッシュカードのめくり方がTOSS英会話の場合と違う。裏の日本語を見せるためなら,新しい提案になる。

③社会「ヨーロッパの小国」(瀬戸)
 TOSSデー福井市会場での模擬授業。前回からの修正点は以下のとおりである。
 *統計資料の見方をスモールステップにした。
  指示 国名と書いたところに指を置きなさい。
  指示 横に読みます。
 *ノート作業を入れた。
  発問 ヨーロッパで面積の大きな国はどこですか。
  指示 大きい順に3つ書きなさい。
 *グーグルアースのオーバーレイ機能を使い,福井市の画像をバチカン,モナコ,サンマリノに貼り付け,面積の大きさが一目瞭然になるようにした。

 ・グーグルアースを見ている時間が長い。面積の小さい国から入ればよい。
 ・面積の大きな国,小さな国を板書で残す。視覚情報を残す。

④家庭「流行とは」(宮川)
 TOSSデー越前市会場の模擬授業。ミニスカート,ロングスカートの流行の変遷を通して,なぜ流行したのかを考えさせる。

 ・最初に示したタラコの情報があとで生かされていない。
 ・教師が話している量が多い。生徒は単発で少し話すだけ。活動を多くする。
 ・代案:ミニスカートを示す。次にロングスカートを示す。
  発問 ロングスカートは流行すると思いますか。

⑤算数「割り算の筆算」(辻岡)

2 いきなり模擬授業「南北朝の動乱と東アジアの変動」

【石丸・高橋】
 教科書の音読。登場する人物名を書かせる。南朝と北朝の対立関係をノートに書かせる。

【吉田】
 室町時代の海上交通と倭寇の地図。日本の範囲を示させる。沖縄(琉球)がどのような状態だったかを一文程度で示させる。板書させて評価する。

吉田先生の切り口は斬新だった。教材の心臓部を室町時代の日本と東アジアの関係ととらえた。こんな切り口をおもしろいと思った。

3 次回例会の予定
 5月6日(日)午後1:30~3:30 福井市社北公民館
 TOSSデーまであとわずか。


 

第48回TOSS悠例会

2007-03-04 20:29:38 | 教師修業
日時 3月4日(日)午後1:30~3:50

会場 福井市社北公民館

参加者 真柄・芝田・刀祢・石丸・瀬戸(以上5名)

1 模擬授業
①社会「世界の国々を知ろう・ヨーロッパの国々」(瀬戸)
 TOSSデー福井市会場で行うつもりで準備した授業。
 州の名前を言う。ヨーロッパにある国の数を予想させる。
 地図帳の統計資料を使って,日本に面積の近い国を調べる。ヨーロッパで面積の小さい国を調べる。
 グーグルアースで小さい国(バチカン,モナコ,サンマリノ)を見る。
 福井市とバチカンの周囲の長さをグーグルアースの定規機能で比べる。
 同じようにして福井市とサンマリノを比べる。
 ヨーロッパで面積が日本より大きい国を調べる。
 ・統計資料を扱うときの指示が早い。まくしたてるような感じがする。
 ・統計資料を扱うときは項目を読む。そうしないとついてこれない生徒がいる。
 ・統計資料で調べてから,グーグルアースの画像を見せるといいのではないか。
 ・グーグルアースでバチカン,サンマリノと福井市の面積を比べる時は高度をそ
ろえる。そうすれば定規機能を使わなくても一目瞭然。
 ・発問の構成は,面積の大きい国を最初に問い,次に小さい国を問う。日本に面積の近い国を問うのはジャンプしている。
 ・なぜヨーロッパは小国が多いかにふれるとよい。

②社会「間宮林蔵の北方探検」(真柄)
 グーグルアースを使った授業。間宮林蔵の行路をたどる。
 ・歩いた経路がわからない。
 ・北方探検が鎖国とどのように関連するのかがわからない。

③国語「口に2画を付け加えてできる漢字」(刀祢)
 向山実践の追試。TOSSデー福井市会場での模擬授業。困った生徒も巻きこむ知的な授業がテーマ。口に2画を付け加えてできる漢字を書かせる。数を聞く。板書する。さらに3つ書ける生徒を問う。
 ・ネタで巻き込むのか?生徒への対応で巻き込むのか?主張を明確にして資料に書く。
 ・紙を見ないで授業せよ。
 ・口に2画付け加えてできる26字を見なくても書けるようにせよ。

④道徳「岩倉使節団」(石丸)
 日本人の気概を伝える授業。伴実践の追試。道徳の授業として実施したという。伴実践と違うところは,最初に,当時の江戸はごみ1つ落ちていなかったこと,礼儀正しかったことなどの語りがあること。授業後,廊下で会った生徒が立ち止まって「ありがとうございました。」言ったとの報告があった。

2 その他
①向山學原稿「学校・教師を変える模擬授業研修」(真柄)
 真柄氏が模擬授業を研修を中学校に取り入れ,吉田高志氏を講師として招くまでの道のりが書かれている。中学校に模擬授業研修を取り入れ,それをシステム化したのがすごい。提案性のある論文だと思う。全国のTOSSの同志に読んでもらいたい。

②TOSSデーでの「向山學」販売について(瀬戸)

3 次回例会の予定
 4月1日(日)午後1:30~3:30 福井市社北公民館
 TOSSデーまであとわずか。

 

TOSSインターネットランド論文フォーマット(ブログ用)

2007-02-24 21:56:41 | 教師修業
◆の部分を自分の論文用に書き直す。
 (*  )は解説なので、削除する。

C)インターネットランド 中学校>◆○年生>社会>◆カテゴリー①>◆カテゴリー②

(*タイトル↓中央寄せで、少し大きめの字になっている。)

◆コンテンツのタイトル

◆名前(サークル名)



◆要旨

◆発問・指示
◆生徒の活動など(囲みなし)

(*発問、指示は以下をコピーペーストして書き込んでいく。)
◆発問・指示
◆生徒の活動など(囲みなし)

(*必要に応じて小見出しをつける(文字の大きさ色などは、sizeを変えるとよい))
◆小見出し

 《先行実践》 ◆著者名:『出典』(出版社名,年度),p○

 《参   考》 ◆著者名:『出典』(出版社名,年度),p○       

          ◆著者名:タイトル,

          ◆TOSSランド№○○○○ C)http://www.tos-land.net/
 

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第47回TOSS悠例会

2007-02-04 21:28:52 | 教師修業
TOSSデーに向けての準備が進んでいる。今日の例会では飯田氏と瀬戸がTOSSデー用の模擬授業を行った。

英語「変化のある繰り返しで本文音読10回」(飯田)

 TOSSデーの模擬授業。1語読み,スラッシュ読み,交代読み,Upside 
down読み,アナウンサー読みなど様々なパターンで読ませる。

・無駄な言葉がなかった。
・褒め言葉が足りない。
・シチュエーションなしでいきなり読ませていた。
・たくさん読んだが読まされていた感じがする。楽しくない。

英語「長式英単語ビンゴで単語をマスター」(飯田)

 TOSSデーの模擬授業。ビンゴシートに印刷した単語の中から24語を選ん
で書き込ませる。教師が1語ずつ読んで丸を打たせる。

・24語を書き込ませるのは多い。16語で十分。
・生徒の活動が少ない。漢字ビンゴの要領で生徒に1語ずつ黒板に書かせて読ま
せるといいのではないか。
・紙を4回半分に折れば実施できる。なるべく手間を省くとよい。

飯田氏は2本の模擬授業を準備してきた。気概を感じる。

社会「困った生徒も巻き込む知的な授業~直写する・発問する・説明練習をす
る~」(瀬戸)

 TOSSデーの模擬授業。トレーシングペーパーに議院内閣制の図をなぞって
写す,図に関わる一問一答の発問をする,二人組で議院内閣制の説明練習をする。

・図を写す時間が長い。7分で終わらない。
・真柄氏の代案。最後の場面
 指示:議院内閣制を説明している所に線を引きなさい。
 発問:内閣が国会に責任を負う制度を何と言いますか。
 発問:議院内閣制とはどのような制度ですか。
 この発問をくり返し,最後に全員で議院内閣制とはどのような制度かを言わせ
る。
・一問一答はノートに書かせる。

時間が足りない。直写をする場面をどのようにして削るかが問題。第一指示から
生徒役が首をかしげていた。指示が不明瞭だったのだろう。