ア~
ちょいと出ました 三角野郎が
四角四面の やぐらの上で
音頭取るとは 畏れながら
文句違いや 調子の狂い
さらりさらりと 伺いまする
伺いますれば
文句に掛かるがオ~イサネ
ア~
われら下方 泉神會は
内裏神社の祭りのあとで
習い覚えたこの技一つ
一つ一つをこの次までと
思い伝える太鼓の響き
心伝える篠笛ならば
唄う八木節 泉神會よ
ア~
内裏 熊野に 日月神社
三十三年 一度の祭り
一度みたなら この次みたい
二度目みたならもひとつみたい
三度みたなら ご苦労様よ
おっと 普通はここまでだけど
もっとみたけりゃ 天国からよ
ア~
もっとこの先 詠みたいけれど
上手いで長いはまた良けれども
下手で長いは 御座の邪魔よ
止めろ止せよの 声無きうちに
ここらあ~た~り~で~
談切りまするがオ~イサネ