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金利の発表

2016-03-16 10:22:14 | 住宅ローンの話



 災害復興住宅融資金利 (1ヶ月に一回の発表です) 


 3月16日(昨日) 発表された 金利に 目玉が飛び出ました。 


 震災以来 5年  この融資の取扱をしてきて  最低金利です。 
 まさか ここまで 下がるとは・・・ 
 
 マイナス金利の影響もあるのか またこちらは 国がバックアップしているので 災害対策としての意味合いもあるのではと(S銀行さんの見解) 
 

 

 


 いずれにしても 5年はもともと 0%  5年~10年が 0.03% が驚き (先月まで 0.2%) 

  

  
  


 

  こちらは フラットと異なり 金利の適応は申込日に 確定されるものです。 

  よって 4月20日までに 申込された方がもらえる金利が 上記金利となります。 


  
 5年~10年が
 0.03%ということは 10年間は ほぼ 金利の負担なく 団信負担のみとなりますね。(団信は外枠です) 


 融資方法が 竣工時決済なので 前倒しの つなぎ融資を組みますが そちらの負担分があるくらいです。 








すこし長くなりますので(ご興味のある方お読み下さい) 





 初めて 取り扱いしたときの災害復興融資の金利が こちら 









0~5年 は   0%(ここは変わらず)支払いを据え置くことも出来ます  


5~10年 は  1.05% 


11年目以降は  1.58%     加算金は2%を超えていましたし 当時は限度額も2,860万(土地970万+建物1460万+加算金430万)だったと記憶しております。





 忘れもしない 地震後わずか 数ヶ月。 まだあちこち建物の解体が行われ 話にあがるのは 震災当時のことばかりでした。  

取扱も初めてだったので 各銀行に行っては 取扱が難しいだとか つなぎが組めないだとか 他の融資をすすめてきたりと。。。 


取扱の窓口が開けたのは 3つ目たずねた ろうきんさんでした。 








津波の被害にあわれたお客様と 労金(東支店にて) 手続き。

ろうきんさんの建物も震災でやられ 初めて迎えた夏は エアコンがかかっておらず へろへろになって手続きしたことを覚えています。 




それから ずっと 取扱は ろうきんを窓口にしています(今は快適な ろうきん本店取扱)

ろうきんさんを使う
理由としましては 手続きがとても丁寧であること お客様にとってのメリットも つなぎ融資の利息が他行と比べてもとても安いということでしょうか。 





現在 融資額も 大幅に増え 3130万(土地970万 建物1650万 加算金510万)まで使うことが出来ます。 



金利がさらに 下り 手続きも以前に比べたら ずーーーとスムーズになりました。 








フラットの来月以降の金利も楽しみですし 各地銀さんが出してくる 変動金利 及び10年固定金利などは 


注目したいところです!! 



これから 購入されるお客様にとっては 低金利の恩恵を受けることが出来ますので 絶好のチャンスといえますね!! 




 









 





 

住宅ローンの金利の推移

2016-02-29 17:14:49 | 住宅ローンの話
今日は 2月29日 



うるう年 (閏年) 4年に1度  一年が366日になる年ですね。





太陽暦で1年が366日ある年、2月29日(閏日)のある年のことをいう。漢字では「閏年」と書き、「うるうどし」または「じゅんねん」と読む。

太陽暦と地球の自転速度とのずれを修正するため、4年に1度設けられる。うるう年は、夏季オリンピックが行われる年と一致している。閏年でない年は「平年」と呼ぶ。






うるう年だからか 今年は 経済・金融 にも大きな変化が現れ  気象も 異常なくらいの暖冬だったり 寒暖の激しい気温差だったり 


なにが起こるかわからないですね~。 夏季オリンピックの開催年でもありますね。 





さて

日銀の初のマイナス金利導入で 今後の各銀行の住宅ローンの金利に注目が集まっていますが、(借り換えのニーズも多いです) 



住宅ローンの金利が どのように推移してきたか ちょっと振り返ってみましょう。 (山銀さんの資料を使います)






H3年4月1日の住宅ローン金利 
 ⇒ 変動金利(旧長期プライムレート) 7.8% 
 ⇒ 固定金利             7.86%    なんていう記録が残されています。 びっくりする数字です




そして 


H6年(今から22年前 今の住宅ローンの形を作った 新型住宅ローンの取扱が始まったようです) ・・・まだわたくし学生時代




その 金利の推移がこちら



 



手書きですみません。

ピンクのラインが 10年固定 


太い線が  変動金利の推移です。 



バブル崩壊後 変動金利は 約20年  2.625%~ 3.125% の間で推移しているのが分かります
      
      約8年 2.725%の店頭金利が変わっていないのです。 


変わったのは そこからの 優遇幅(下げ幅) 


変動では  現在 0.6%まで下げるということは 優遇幅(下げ幅)は 銀行間の競合により -2.125% 

10年固定では  1.1%まで下げるということは -2%の下げ幅です。 


こちらが 現在のキャンペーン金利 







優遇幅の確定は 申込時 もしくは 融資実行時の 低いほうを適用します



この優遇幅を確定させてしまえば 変動の場合は 半年に1度 店頭金利を確認頂ければ 自分の支払うべき金利が分かるわけですね。 
           
(変動金利の場合は 半年ごとに適用金利が郵送されてきます) 




長い期間みても 変動金利が 固定10年の金利を上回ることはありませんが 10年固定は なにより10年 変わらないという安心料が(保険のようなものでしょうか) 


含まれ  つまり 10年後の残債が計算がたつということですね。 (さらに安心感が高いのは フラット35 ⇒35年支払いが変わらない支払いです)



変動の金利の低さをとことん利用し支払いにメリハリをつける方も最近増えております。  





 
また 最近 災害復興住宅融資の取扱が増えています。こちらは 金利の低さと 35年の安心と両方が兼ね備え 最強といえますね。 


(※しかし りさい証明書発行の 半壊以上の方利用可能です。) 

 

 久々に確認したら この金利 (以前よりまた下がりました~)

 



 

 こちらのローンは融資額に限度がございますので 確認が必要です。詳しくは・・・竹本まで 

   




 来月以降、また4月1日の店頭金利に着目したいところです。  本日は 金利の推移についての内容でした。 


 


 




 














借り換えのご相談

2016-02-18 16:38:16 | 住宅ローンの話



数年前に 10年固定や 5年固定で組んでいるお施主様 



その当時  10年固定で 2%切るくらいの金利 (保証料も別枠で取られましたし がん団信も主流ではなかったです) 



をもらい 払い続けてきたお施主様が  このところの 低金利で (マイナス金利導入後 金利の情勢が変わるであろうと) 





借り換え って どうなの?  の お問い合わせ続きます。









 銀行の窓口に行くのは ちょっと引けるし 今の情勢もよく分からない  そんなお施主様から お電話頂きます。 



 



 マイナス金利導入後 金利がどのように推移していくか  10年固定がこれ以上にさがってくるのか 



 4月・10月に見直される 変動金利の店頭表示金利がどうなるのか  とても興味深いところであります。 



 




 少し先に借入を予定されているお客様は 春の金利に着目しましょう~ 






  
 


 











   

金利にどう影響してくる? 

2016-02-12 08:43:54 | 住宅ローンの話

マイナス金利導入が 来週に迫り

金利の動向について 気になる話題が続きます。 


先ほどの ネットニュースですが 
日経平均株価が 一時 1万5000円を 切ったとのこと  それはさておき・・・

 


今日まとめる内容は マイナス金利導入により 住宅ローンにどのように影響を受けるかに

ついてまとめたいと思います。中級編です。 
 




その前に 金利の決まり方について 軽くおさらいします。 

金利の種類には 大きく 2つ



『変動金利』 と 『固定金利』に 分けられ 

日銀の政策に 直接影響を受けるのは 変動金利の 方です!! 具体的には 「政策金利」(短期金利)が基準となっております。





一方「固定金利」は、日銀の政策金利に直接連動するのでなく、市場の動向に影響を受けます。


フラット35や民間銀行の10年以上の固定金利タイプは、「長期金利(10年物国債の流通利回り)」を基準として、各行が決めるものです。


 


変動金利が日銀の金融政策の影響を受けるとすると、引き下げになると 単純に思いますが


今回のマイナス金利導入は「政策金利」がマイナスになったわけではないので、ローン関係者の間では変動金利は急には動かないだろうと予測されています。

(これはあくまでも 予測であり 確定事項ではありません) 





ちょっと掘り下げて~  ここからは これから金利の勉強をする方 熟読下さい。(ちょっと長くなります) 




住宅ローン金利には「基準金利(店頭表示金利とも言います)」と「適用金利」があります。 

チラシ等でみる この部分に着目  ↓






変動金利で例にあげてみると

店頭表示金利(2.725%)から一定の「割引(優遇)」(-2.125%)を受けて適用金利(0.6%)が決まり、毎月支払う利息は適用金利で計算されるのですね。 


現在 変動金利は各銀行 優遇下げ幅を受けて 0.6%前後が主流です。 


図式にするとこんな感じでしょうか 







しくみを分かってもらった上でですが 今後どのように  変動金利及び 固定金利が変化していくか 


現在でも
住宅ローンの超低金利時代と言われております。




政策金利や市場金利が低いことだけでなく、銀行間の競争により優遇幅(下げ幅)が拡大している現状です。 (特に仙台は競争が激化)



店頭表示金利がどのように変化していくか  


また 銀行で定める 割引幅が 今後どのようになっていくかによって  お客様がもらえる適用金利(実際支払う金利)に影響してきます。

※ 変動金利は 半年に一度金利の見直しが入ります(4月・10月) お支払額は5年間変わらないので 半年に一度見直される 店頭金利から 契約時に
  確約された 優遇幅(下げ幅)を引いて 適用金利が決まります。 




現在 変動金利は 各銀行 0.6%前後が主です。 その中に 保証料を含め また団信分(がんまでつける場合もあります)⇒銀行によって違います。 



これ以上に 下げ幅を踏み込むことは 銀行の損益分岐点を鑑みても 難しいのではと 考えますが。。。 下げたくても下げれない実状がここにある気がします。










 初のマイナス金利導入により 金利がどのように動いていくか とても注目されております。


 金利は 店頭表示金利も 固定金利も下がる予想をされておりますので 今後数ヶ月の金利動向にはぜひ注目して頂ければと思います。 
                                                    (一部図式ネット抜粋あり) 





 次は・・・  ここ20年の金利の動向を まとめていきたいと思います。 



                        長くお読み頂きありがとうございました。   
 





                      



  












 




 
















マイナス金利政策

2016-02-07 15:43:22 | 住宅ローンの話

にわかに 

新聞や ニュースで騒がれていますね。 



銀行さんと仕事をすることが多い私は マイナス金利政策導入が決まってから 


いろいろな情報や 憶測が飛ぶ中 


皆様に どのようにお伝えしようかと 数日悩んでいました。 




まずは 中立な立場で 偏らない見方で お話ししていこうと思います。 

今後 住宅ローンの金利にも少なからず 影響を及ぼすことですので  変動? 固定?で悩まれている方 

などへ 参考になればと思います。 


そもそも
 
マイナス金利とは  ??? 

金融機関が日本銀行(日銀)に持つ当座預金のうち、任意で預けている額について、マイナスの金利をつける政策。


手数料を取られる形になる金融機関は、日銀に預けていたお金を企業や個人への貸し出しに回すことが期待され、結果として経済の活性化につながる可能性がある。


日銀は今回、この当座預金口座の金利全体をマイナスにするのではなく、0・1%、0%、マイナス0・1%と3段階に分け、金融機関の収益が大きく悪化しないよう配慮した。
(2016-01-29 朝日新聞 夕刊 1総合)



ゼロ金利政策は 聞きなれた言葉ですね。  


民営の銀行が日本銀行にお金を預けると0.1%の利息が付きます。

この金利が限りなくゼロに近いので、ゼロ金利政策と呼ばれていました。

民営の銀行はその分、私たちに支払う預金金利を下げることで、採算を保っていました。




ではでは 


ゼロを下回り マイナス金利を導入するって??? 


2016年2月16日からマイナス金利が導入されることが決まってしまったので、


日本銀行にお金を眠らせるだけで毎年0.1%の手数料が取られてしまいます。


それは 困ったと 


銀行はお金をできるだけ企業や個人に融資しにいきますね~  住宅ローンや自動車ローンの金利はほぼ確実に下がります。


審査枠にも期待 


今まで借りられなかった人も審査が緩和されて借りられるようになるかもしれません。 (これはありがたいのです) 




これは 借りるほうの話。 



預け入れしている預金の金利が 下がるわけですから いまでも ひくーーい定期金利や 普通預金金利などは さらに 期待感なしとなりますね。 


私たちの生活に関係する部分で もうひとつ  


ATM利用料や振込手数料の引き上げも考えられると言います。 (日曜 祭日に利用すると けっこうかかりますよね (涙)) 




銀行に寝かしておいても 一向に増えない  となれば 素人でも運用してみようかなという 個人の投資家が出てくるわけですね。 




こうして 政府の政策でもある 個人投資を活性化し 日本の経済の底上げを図ろうという図式が見えてきますね。 

 

 





ここまでが マイナス金利政策とは?  になります。 簡単ですが 入門編です。 




マイナス金利政策が 住宅ローンにどう影響を及ぼしてくるか 中級編をまとめたいと思います。 




 字ずらばかりで すみません。。。  お読み頂きありがとうございました。