お香の原料は主に植物ですが、動物質や鉱物も使われます。現在では香りが主体ですが、当初は薬用から出発しています。正倉院の名香木として有名な蘭奢待(らんじゃたい)は、目録では薬物に分類されています。
香木として良く知られている名前は伽羅(きゃら)や白檀(びゃくだん)です。伽羅は沈香(じんこう)の最上品のことです。沈香はジンチョウゲ科の木が埋もれ、樹脂分の多いところが土中で腐らずに残った物です。香木と言っても木の全部がお香になるわけではありません。
白檀は沈香とは異なり精油分が主体です。したがって木のままで良い香りがしますので、お香のほかに仏像などの材料としても使われます。
香木として良く知られている名前は伽羅(きゃら)や白檀(びゃくだん)です。伽羅は沈香(じんこう)の最上品のことです。沈香はジンチョウゲ科の木が埋もれ、樹脂分の多いところが土中で腐らずに残った物です。香木と言っても木の全部がお香になるわけではありません。
白檀は沈香とは異なり精油分が主体です。したがって木のままで良い香りがしますので、お香のほかに仏像などの材料としても使われます。
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