俺は録画していたのを見たのですが、驚きの内容でしたね!
ころすけも観ていて『この結末は驚いた!』と言っていましたよ。
あまりの驚愕の内容に【Mバタフライ】というタイトルで映画化されています。
劇団四季でも上演していました。
おおまかな、あらすじは・・・
【1960年代、中国・北京のフランス大使館員のブルシコが、あるパーティーで知り合った京劇作家のシーという中国人女性に夢中になり恋に落ちてその後、子供まで作るのですが任期満了で中国を去ります。
しかしブルシコはなんとかシーと子供に会いたいがために中国への転属願いを出し続けます。
ようやく願いが受け入れられ4年後に隣のモンゴルに派遣されます。
(モンゴル勤務は環境があまりに厳しく、すぐに辞めてしまう外交官が出てしまうため空きができたそうです)
モンゴルから長時間電車に揺られ中国に向かうと、中国の社会情勢が社会主義政策によって外国人の排他運動が盛んになっておりブルシコも外交官といえでも簡単にシーや子供に会うことが厳しくなりました。
そこで中国政府から密約を持ちかけられるのです。
『フランス大使館に入ってくるソ連の情勢を逐一リークしてくれれば、彼女と子供に会わせてやる』と言うのです。
この当時、中国の強敵はアメリカではなくソビエト連邦国だったそうです。
ブルシコはすぐに機密情報をリークして、シーと子供に面会します。
それから何年間もリークしつづけモンゴルから2週間ごとに密会していました。
しかし結局大使館側にばれてしまい逮捕されてしまいます】
ここまで観ると、”オチ”はそのシーが中国政府とグルで工作員だったというのが一般的な読みですよね。
俺もそう思っていました。
しかし、オチはもっと凄いことになっていましたよ!
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【オチはこうです】
そのシーは実際工作員でした。
その裁判はテレビ放映されたのですが、ブルシコの隣にスーツを着た中年の中国人男性が立っています。
なんと!その中国人男性が女性に扮したシーだったんですよ!!!
ややこしいですよね?
ようは女装した男性を女性だと思い、恋に落ちて機密事項をリークし続けていたのです。
こんな騙され方は哀れですね・・・。
このシーは京劇の女形の工作員で、ブルシコの好みを調べつくして、そのような女性像を作り上げたのです。
あのパーティーからすでに仕組まれていて、毎回会うのも夜に限定して男らしさを少しでも隠していたそうです。
しかし!
なんで子供がいるの?!
そう思うでしょう!
子供は、ハーフに見える部族の中から選び教育したそうです。
しかし!
じゃぁ!夜の秘め事は、どう誤魔化すの?!
なんと”中国の習慣でSEXは服を着たままする”と教えたそうです。
しかもブルシコへ”性器には触れないように”と注意していたそうです。
ブルシコも「アジアの女性は奥ゆかしいなぁ・・・」と思ったそうです。
その後、シーから妊娠したと言われても何の疑問も持たなかったそうです。
しかし・・・あの行為は・・・入れるところが・・・
気づくでしょう?!と思ってしまうのですが、捕まってハニートラップと知らされそこで『シーは男性です』と言われてもなお裁判所で会うまでずっと女性と信じ続けたそうです。
実際に裁判が終了した後に裁判所の一部屋を借りて、ブルシコはシーと二人きりにしてもらい、全裸の姿を確認してもらったそうです。
結局、二人とも実刑を喰らい、刑務所に入りました。
ブルシコは国家機密を漏らした罪で6年。(内容に比べたらかなり軽いそうです、実際は大した情報がなかったためと北京勤務時代は時効が成立しており、モンゴル勤務時代の数年間だけが問われたため刑期が短いそうです)
シーはハニートラップの罪で1年半。
この番組の最後に、そのブルシコの現在の姿が映し出されました。
顔は清々しかったですね。
コメントも『裁判所で正体を知ったときは正直驚きショックでしたが、私は女性としてのシーを愛していました。あのときの気持ちは本物です。だから悔いはないです。恋は盲目ですね』と言っていました。
子供役を演じていた人もコメントしていましたよ。
このコメントはかなりサバサバしていましたね。
『一回も父親として思って接したことはないです』
シーはブルシコに友人以上の感情を持ったことはないとコメントしていました。
しかし、どうでしょう?
何年間も騙しとおせるものですかね?
ここは潔く、『途中から男と気づいていましたが、すでに惚れ合っていました』と言っていたらどうでしょう?
そうなると工作活動に気づいていたとみなされ、もっと重い実刑が科せられてしまうとことになるから、二人で口裏を合わせて・・・なんて思ってしまいます。
みなさんはどう思いますか?
ちなみに、映画化の中では、シーの役をあのジョン・ローンが演じているそうです。
観てみたいなぁ。
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