NAMMショーと並び大規模な楽器関連の展示会、musikmesseが丁度真っ最中ですね。
既に日本の各代理店等のWebでも現地で発表された製品に関して日本語での告知が始まっていたりします。
Steinbergはなんと、ループベースで音楽制作が出来る「Sequel」を新規ラインナップに追加してきました。
これはAbleton Liveの対抗なんでしょうか?
それとも画面配置からして、AppleのGarageBandを多分に意識している感じにも見て取れます。
確かにWindowsベースではGarageBandが無いので、価格によってはかなり注目を浴びるのではないでしょうか。
TerratecはギターMIDIインターフェースの「AXON AX 50 USB」を出品。
この手のインターフェースはRoland,YAMAHAも過去何度か出ていますが、こういったコンパクトなタイプが新作として出るのはなかなか無かったので結構貴重です。
PCの利用に便利なUSBポートも付き、「KONTAKT 2」ベースのGM互換サンプル・プレイヤー「WAVE XTABLE VI」が付属してくるみたいです。
「DTM」がまた来始めたのか、RolandもSD90以来久しぶりのDTM向け音源「SonicCell」が出品されています。
SonicCellというネーミングの頭文字を抜き出すと「SC」になるんですが、サウンドキャンバスの再来ですかね?
スペックはFantom-Xベースのエンジンを搭載して128ボイス再生が出来、SRXスロットも2つあるという事ですから「Fantom-XR」をDTM向けにアレンジしたという感じでしょうか。また、USB Audioインターフェースも付いているのでPCでのDAW環境で(特にモバイル環境)活躍しそうです。
さらにプレイリストによるプレイバック機能があり、AIFF,WAV,MP3,SMFを再生できるというのも面白いです。
ライブパフォーマンスでPCを持ち込むのがデンジャラスな環境では、この機能を利用すると失敗が少なくなるかも?
他にもいろいろ気になる製品が出ている感じのする今回のショーですね。早く実物を国内で弄ってみたいものです。